AIは漢字が苦手だ。 画像生成AIに漢字が書いてある紙、などと指示をするとそれっぽいけど存在しない漢字を出してくる。 その漢字が好きなので、僕らがAIが書く漢字を書いてみよう。 (AIが漢字が苦手というのは2024年6月現在の話です)
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ > 個人サイト NEKOPLA Tumblr UV-EPROMって何? まずは身近なところから話を始めよう。現代において、ちょっとしたデータを記憶するときに使うのは「USBメモリ」や「SDカード」である。もはやないと困るレベルの生活必需品だ。 それを分解すると出てくるのが、「フラッシュメモリ」と呼ばれる記憶チップである。 この黒いICがフラッシュメモリ。電源を切っても記憶内容を保持できる「不揮発性メモリ」と呼ばれるものの一種だ 少し歴史を振り返ってみよう。 フラッシュメモリが最初に発表されたのは1984年。当時、東芝の研究者だった舛岡富士雄氏
前回、タモ網の棒を使ってドローンっぽい映像を撮る方法を探った。結果として、軽くて(600gくらい)手頃な値段(6000円くらい)で7mの視界を手に入れられるタモ網の棒が優勝した(優勝とは?)。 しかししょせん7m。ドローンから撮れる数十m上空からの視点は得られない。そこで、凧です。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:6mの棒にカメラを付けると、ほぼドローン > 個人サイト keiziweb DIY GPS
「役に立たない機械」という、早稲田建築の名物課題がある。学生が全力で役に立たない機械を作るのだ。実は慶応にも同じ課題が出される授業があり、今年、初の早慶戦が行われた。 「役に立たない機械」の早慶戦が開催された 「役に立たない機械」とは、早稲田大学の建築学科の一年生に対する名物課題で、役に立たない機械を作りなさい、というものだ。当サイトでは 2008年の記事 で最初に取材させていただき、その後も毎年紹介している。このところタモリ倶楽部などのテレビ番組でも定期的に取り上げられている。 実は慶應大学にも「役に立たない機械」というお題が使われている授業がある。早稲田で授業を担当していた先生の一人である石川初先生が慶應大学で中西泰人先生と一緒にやっているものだ。 そして今年、初めての「役に立たない機械」早慶戦が行われるにいたった。コロナ禍で学生を励まそうと、早稲田の中谷礼仁先生が中心となって企画した
「アラビックヤマト」を知らないという人、たぶんあんまりいないだろう。オレンジ色のキャップの、あの液体のりだ。 じゃあ、そのアラビックヤマトで「気泡割り」という遊びをしたという人、いるだろうか。いや、これは「なにそれ?」でも不思議じゃない。僕の身の回りでもほぼそんな反応だったし。 ところが、そんな薄いレベルの反応しかない遊びをする専用のアラビックヤマトが、おもちゃとして発売されるというのである。なにそれ。とりあえず話を聞いてみるしかないだろう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:レタスとかサンドイッチとか!夏の文房具フェス2019 > 個人サイト イロブン Twitter:tec
格闘ゲーム(格ゲー)で、強い技を出すときに使うのが「必殺技コマンド」だ。「下・右下・右+パンチボタン」で波動拳が出るというアレである。 レバー操作に慣れない頃は、なかなか思い通りに必殺技が出てくれない。でも上手くいけばカッコいい技が繰り出され、爽快感とともに対戦相手の体力を大きく奪うこともできる。 あの格ゲー特有の感覚を、日常生活でも味わえないだろうか。必殺技コマンドが使えるキーボードを自作してみた。
今週末、Maker Faire Tokyo というDIYのイベントに出展する。そこで電子工作のキットを売ることにした。販売用に50個作る。 当サイトでも僕はたまに電子工作の記事を書いたりしているけど、毎回作るのはたいてい1個、いいとこ2個である。で、あたりまえだけど、1個作るのと50個作るのは全然違うのだ。量が多いだけじゃなくて、やる作業も、発生する問題も、ぜんぶ違う。 工作を50個作る。この体験が面白かったので、レポートしたいと思う。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:夏は桜のかわりに夜間工事を見ながら飲もう > 個人サイト nomoon
今では眼鏡が手放せない僕だけれども、初めて眼鏡を作ったのは大学に入った年の夏のことで、初めて入った眼鏡屋の奥で視力を測ってもらったあと、店員が持ってきたレンズのたくさん入った謎のイカツイ眼鏡をひと目見て、「えっ、なんなのそれ!?」と口に出すことすらできず、ただただ衝撃を受けた。 それ以来僕はずっとあの眼鏡のことが気になっていて、その後いくつか眼鏡を作ったけれども、そのたびに必ずあのイカツイ眼鏡は登場して、僕の好奇心をわしづかみにして掴んだまま手も離さずにすぐに店の奥に消えていく。目盛りのいっぱいついたメカメカしたアイツ。名前もわからないアイツ。 そして気になり続けて10年がたった今、あのイカツイ眼鏡の正体に、ついに迫ることができた。 (text by 石川 大樹) 眼鏡屋の奥のアイツ 冒頭の文章でピンと来た人は、きっと眼鏡をかけている人だろう。そして眼鏡をかけていない人、すみません。何の話
よく、ファンタジーなアニメや映画で光る魔法陣があらわれるシーンがあるだろう。地面や空中など様々なところに魔法陣があらわれるのだ。 あれ、かっこいいなーってずっと思っていた。 自分でもやってみたい。でも方法がわからない。 PhotoShopを使えば簡単だけどつまんない。 そんなある日、合成なしでやる方法を思いつきました。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:蠱毒ヨーグルト > 個人サイト keiziweb DI
現実の自分とのギャップが激しすぎて動揺する。目が大きくなり、肌もツヤツヤに見える。その上、うさぎや猫などの可愛いエフェクトも追加されるのだ。 SNOWに映る自分こそが、本当の自分だと思いたい。……でも、そうはいかない。 例えば、飲み会などで急に「せっかくだから、みんなで集合写真撮ろう!」と誰かが余計なことを言い出した時。 「あの、SNOWで撮影してください」などと言えない。言っても「雪....?」となることだ。そして、普通のカメラアプリで撮影された集合写真をSNSにアップされるのだ。 年頃の女としては、『SNSにアップする写真はSNOWで撮影する』と法律で定めてほしいくらいに思っている。 なので、『ここぞという時に自分の顔をSNOWにするウェアラブルデバイス』を作ろうと思い立った。
150冊あまりの辞書は、段ボール箱10個ほどに分けてつめられ、部屋の一角に積み上げられているが、その存在感はかなりのものがある。 しかし、上には上が居るもので、これ以上の辞書を所有しているひとがこの世には存在している。 聞くところによると、マンションの一室がすべて辞書でうまっているという。 ぜひ一度お会いしたい。そのコレクションを見せて欲しい。俺より辞書を持ってるやつに会いに行く。気分はもう、ストⅡのリュウである。
新宿駅西口の地下イベントコーナーで新宿駅の1/100立体模型を展示中である。 地下道がどうつながっているか、出口どうしがどれぐらい離れていたのかがよく分かる。 クリアしたあとのダンジョンを眺めているような楽しさである。自分が歩いた軌跡の答え合わせだ。 ここはこうなっていたのかー、とか言ったりして。 最高に面白かったので昨日見てきてすぐに記事を書いた。
およそ30年前、弾みで左手の甲に深々と刺し、そのまま残ってしまった鉛筆の、芯。たくさんの出会いと別れを繰り返す中で、常に私の人生の傍らにありつづけた鉛筆の芯。そんな相棒とも呼べる存在を、先日ついに取り除きました。 さようなら、ありがとう。 この記事は、鉛筆ホクロ、君への弔辞です。 ※写真と文章は別々の話としてお読みください。
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