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ブックマーク / zariganitosh.hatenablog.jp (16)

  • QuickDrawはどのように素早く円を描いていたのか? - ザリガニが見ていた...。

    かつてのMac OS9までの描画エンジンの主役はQuickDrawが担っていた。GUIなOSでは、文字も含めてすべてをグラフィックとして扱うので、画面に見えているすべてのもの*1はQuickDrawによって描かれていたことになる。描画エンジンは、GUIなOS開発の要となる技術である。その出来が、GUIなOS開発の成否を分けるとも言える。 そして、最初期のQuickDrawは、ビル・アトキンソンがたった一人で開発したそうである。 当時(25年以上前)のCPUは、動作クロックが8MHzという性能だった。(現在は2GHz=2000MHzかつ、複数コアが当たり前) そのような性能であっても、違和感なくマウスで操作できるOS環境にするために、斬新な発想や試行錯誤を重ね、相当な努力の末に開発されたのがLisaやMacintoshであった。 Amazon.co.jp: レボリューション・イン・ザ・バレー

    QuickDrawはどのように素早く円を描いていたのか? - ザリガニが見ていた...。
    DNPP
    DNPP 2015/12/12
  • ASCIIコードの秘密 - ザリガニが見ていた...。

    当はエスケープシーケンスのことを調べていたのだが、その前にASCIIコードについて調べることになってしまった...。文字コードの基として知っているつもりだったASCIIコードについて、あらためて見直してみると、実は当の意味をよく分かっていなかったことに気づいた。 ASCIIコード表 ASCIIコードは、7ビット(2進数7桁)の文字コードであり、全部で128のコードが定義されている。 最も基的な文字コードであり、その他多くの文字コードはこのASCIIコードと互換性を維持している。 00 10 20 30 40 50 60 70 00 NUL DLE SP 0 @ P ` p 01 SOH DC1 ! 1 A Q a q 02 STX DC2 " 2 B R b r 03 ETX DC3 # 3 C S c s 04 EOT DC4 $ 4 D T d t 05 ENQ NAK % 5

    DNPP
    DNPP 2015/02/19
  • 必ず見つかるSpotlightにしておく - ザリガニが見ていた...。

    OSX 10.8 Mountain Lionでは、Spotlightで見つけられないキーワードがあるらしい。具体的には、「じじい」とか「シンガポール」とか「ノーライフキング」など。 【Mac初心者は注意!】Macではファイル名検索でヒットしない文字列がある!! - すりゴマ・ドットコム MacのSpotlightで検索できないファイルも簡単に検索できるEasyFindが便利。 Spotlight: Apple サポートコミュニティ OSX 10.8.5 Mountain Lion の Spotlight 当なのか?実験してみた。 ターミナルで、以下のファイルを作成してみた。(コピー&ペーストで実行) cd ~/Documents > じじい.txt > シンガポール.txt > ノーライフキング.txt テキストエディット.appで、以下の新規テキスト書類(ファイル名:spotlight

    必ず見つかるSpotlightにしておく - ザリガニが見ていた...。
    DNPP
    DNPP 2013/10/24
  • MacBookが起動するまで何が起こっているのか? - ザリガニが見ていた...。

    すべてはMacBookの電源ボタンを押した瞬間に、始まる。フラッシュ ストレージ搭載のAirにおいては、その僅か15秒後には起動が完了して、美しいGUIがユーザーの操作を待ち構える。その15秒間に一体何が起こっているのか? 前回は、プロセスID 0 まで遡ってみた。しかし、それより前の世界がまだ全然見えていない。今回は、電源オンから時系列に辿ってみようと思う。 概要・基礎知識 CPUCPUは複雑怪奇なスイッチの集合体だけど、できることは非常にシンプル。メモリの内容を読み込んで、読み込んだ命令に従って演算して、結果をまたメモリへ出力するだけ。 つまり、メモリにプログラムとして実行可能な意味のある数列が展開されていないと、CPUは無意味な動作を永遠と続けるだけなのだ。 だから、電源オンでCPUが稼働した瞬間から、何らかの意味のあるプログラムが用意されていて、それが忠実に実行され、美しい

    MacBookが起動するまで何が起こっているのか? - ザリガニが見ていた...。
  • MacBookのあらゆるウィンドウをキー操作で自在に操るために(AppleScript + Quicksilver) - ザリガニが見ていた...。

    MacOSXのバージョンも10.5.3になり着々と洗練されてきたが、ウィンドウ操作だけはどうしても不満が残る。この不満はOSXになって以来、自分の中でずっと続いている。 キー操作またはマウスクリック一発で、ウィンドウを画面いっぱいまで最大化する方法がないこと。 確か...OS9の頃は「オプションキー + ズームボタンクリック」で画面いっぱいまで最大化できた記憶がある。(かなりのアプリケーションが対応してくれていた気がする。そして、もう一度押すと直前のウィンドウサイズに戻る。この繰り返しが非常に使い勝手が良かった。)自分の経験では、ノートパソコンの狭い画面では、常にウィンドウを最大化したい欲求があり、ドラッグ&ドロップの操作の時だけ一時的にウィンドウを小さくするような使い方が多い。ExposeやSpacesが利用できる今の環境では、最大化しておきたい欲求はさらに高まる。 それなのにズームボタ

    MacBookのあらゆるウィンドウをキー操作で自在に操るために(AppleScript + Quicksilver) - ザリガニが見ていた...。
  • AppleScriptであらゆるウィンドウを操作できなかった原因が分かった! - ザリガニが見ていた...。

    以前の日記 MacBookのあらゆるウィンドウをキー操作で自在に操るために(AppleScript + Quicksilver で作成していたAppleScriptには、解決できない二つの問題が残っていた。 フローティングウィンドウがあると、編集中のメインウィンドウよりも優先して操作対象になってしまい、肝心のメインウィンドウが操作できない。 Aptana StudioとNeo Officeで操作できないことが判明...。何故だろう?GUIスクリプティングを利用しているのに...。 GUIスクリプティングを使えば、あらゆるウィンドウを自在に操作できるはずなのだが、一部のウィンドウが思い通りに動いてくれなかったのだ...。 修正前のコード その時の主要な部分のコードは、およそ以下のように書いていた。 tell application "System Events" set pList to n

    AppleScriptであらゆるウィンドウを操作できなかった原因が分かった! - ザリガニが見ていた...。
  • bashの設定ファイル - ザリガニが見ていた...。

    bashは、いつ・どんな風に設定ファイルを読み込んで、設定されるのだろうか?結構悩んでしまった。調べてみた。 日語表示の設定などは、bashでなく、ターミナル側の設定なのだろうか? # ターミナルのタブやウィンドウを開いた時(ログインした時)、sshでログインした時、読み込まれる /etc/profile # ログイン後にbashコマンドを起動した時、読み込まれる # /etc/profileのスクリプトによって、読み込まれる設定になっている /etc/bashrc # ターミナルのタブやウィンドウを開いた時(ログインした時)、sshでログインした時、読み込まれる # 左側のファイルが存在しない時、右側のファイルが読み込まれる ~/.bash_profile || ~/.bash_login || ~/.profile # ログイン後にbashコマンドを起動した時、suでユーザーを変更し

    bashの設定ファイル - ザリガニが見ていた...。
  • 後悔しない最高のゴミ箱環境を模索する - ザリガニが見ていた...。

    ゴミ箱は、GUIなOS環境の一つの象徴である。ゴミ箱のないデスクトップなんて、ガリのない寿司みたいな物足りなさを感じる。ゴミ箱があるからこそ、デスクトップにリアルな親近感が湧くのだ。どうして、こんなにもデスクトップのゴミ箱に愛着してしまうのか? デスクトップのゴミ箱は、不要なファイルを捨てるところである。まあ捨てるといっても、ゴミ箱の実体は「~/.Trash/」という不可視フォルダであり、実際は不要なファイルをそこへ移動するだけである。そして、移動しただけではファイルは削除されず「~/.Trash/」に存在し続ける。そこで「ゴミ箱を空にする」という操作をして初めて、ゴミ箱のファイルは削除される。 GUI以前のコマンドラインには、ゴミ箱という考え方はなかった。(と思う*1)ファイルやフォルダを削除するにはrmコマンドを使っていた。そのまま使えば、rmを実行した瞬間にファイルは削除される。ある

    後悔しない最高のゴミ箱環境を模索する - ザリガニが見ていた...。
  • crontabの設定メモ - ザリガニが見ていた...。

    crontabの設定は簡単なのだが、ちゃんと理解しようとすると意外と多くの関連する知識が必要なのであった...。以下、crontabの設定しながら覚えたことメモ。 環境 MacBook OSX 10.5.6 zariユーザーでログイン中 ターミナルでbashを利用 関連する日記 Spotlight対応のスティッキーズにしておく コマンド書式 crontab -l # zariユーザーのcron設定を表示する crontab -e # zariユーザーのcron設定をviを起動して編集する sudo crontab -u Guest -l # ルート権限で認証して、Guestユーザーのcron設定を表示する 実行する時間の設定とコマンドから構成される。 * * * * * command | | | | | | | | | `--曜日(0:日 1:月 2:火 3:水 4:木 5:金 6:土

    crontabの設定メモ - ザリガニが見ていた...。
  • サービスがいいMacBookにしておく - ザリガニが見ていた...。

    Snow Leopardになって、サービスメニューにAutomatorのワークフローを自由に追加出来るようになった。今まで各アプリケーションから一方的に提供されるサービス機能の中で、便利そうなのを見つけて利用するしかなかったが、これからは自分が欲しいと思う機能を創意工夫で追加できるようになったのだ。シンプルなAutomatorのワークフローを作成するだけで。*1 しかも、メニューとして表示されるのは、その状況で利用できるサービスのみに限定されるようになった。以前のように、利用できないものまで含めて、登録されているサービスがすべて表示されて、多すぎるメニューで溢れ返って選択するのが面倒臭くなる状況も改善された。 また、アプリケーション名 >> サービス 以外にも、コンテクストメニューやアクションメニュー(Finderツールバーの歯車アイコン)にも、利用可能なサービスが表示されるようになった。

    サービスがいいMacBookにしておく - ザリガニが見ていた...。
  • MacBookをより使い易くするための基本設定を探る - ザリガニが見ていた...。

    昨年の11月以降、新規購入したMacBook(アルミ削り出しではなく、従来のポリカーボネートの白モデル)の利用環境を見つめ直して以来、集中的にMacBookOSXの使い方を調べ続けてきた。 以下は、この2ヵ月間で自分のMacBookの利用環境はどのようになったのか、新規購入したMacBookにインストールしたApple以外のソフトウェアの状態をベースに*1、そこからの変化や新たに気付いた使い方のメモ。 OSXの使い勝手 OSXの利用環境を決定付ける要因としては、どんなソフトウェアをインストールしているかよりも、以下の要素が重要だと思う。 どんなソフトウェアが常時起動しているか(常時起動しているプロセスは何か) どんなソフトウェアが即利用できる状況にあるか ショートカットやマウス操作一発で呼び出せる機能は何か メニューバーアイテムには何を表示しているか Dockに何を登録して、どのように利

    MacBookをより使い易くするための基本設定を探る - ザリガニが見ていた...。
  • MinimumMenu 0.1について - ザリガニが見ていた...。

    ここ最近コツコツと作っていたminuプロジェクトCocoaアプリケーション)を、せっかくなので公開することにしました。 使い方 MinimumMenu(日語環境:ミニマムメニュー)は、メニューバー右側のアイコンのメニュー*1が、文字メニューと重なって隠れてしまう場合に重宝します。 マウスカーソルをスクリーンの一番上に移動すると、水色のラインが発光します。 それを一回クリックすると、文字メニューが最小になり、アイコンのメニューを表示するスペースが最大になります。 もう一度クリックすると、直前のアプリケーションに戻ります。 文字メニューが最小の時、メニューバーには短縮名で Minu(日語環境:ミニュー)と表示されます。(以下、「Minu」と表記することにします。) アプリケーションとしての機能は上記の通りで、見ての通りほとんど何もしません。Minuがアクティブになる直前にアプリケーション

    MinimumMenu 0.1について - ザリガニが見ていた...。
  • Snow Leopardになって覚えた、ちょっとした便利な操作 - ザリガニが見ていた...。

    Snow Leopardを使い始めて2ヶ月が経過した。いろいろ気にしながら操作していると(OSX 10.5からの機能の含めて)今更ながら発見が多い。一つ一つはちょっとした便利さなのだけど、それがたくさん集まると、とっても便利になるはず。そう思って、メモしていたことを書き出してみた。 辞書 command-control-Dで、そのままcommand-controlを押し続けると...(Dは放す) マウスの移動に合わせて、ポップアップ辞書の表示も更新される!(OSX 10.5、OSX 10.6) ポップアップ辞書がうまく表示されない場合の参考に、コメントと徹底的に辞書で調べるもどうぞ。 クリッピングファイル クリッピングファイルが、選択可能なテキストになった。(OSX 10.5までは、選択できないテキストだった。) メニューバーのサウンドアイコン(音量調整) shift-クリックで、警告音の

    Snow Leopardになって覚えた、ちょっとした便利な操作 - ザリガニが見ていた...。
    DNPP
    DNPP 2010/06/10
    Command + Shift + .(ドット)で不可視ファイルが見えるようになる。繰り返せば、不可視/可視とトグルする。
  • C言語でコマンドを作るまで - ザリガニが見ていた...。

    前回に続き、今度はC言語でコマンドを作ってみた。既存のコマンドにはない新しい機能が欲しかったら、多分、C言語で実装することになるのだと思う。OSXAPIを利用するにも、ObjectiveC(ベースがC言語)の流儀でアクセスすることになるし。 作業環境 MacBook OSX 10.6.2 Developer Toolsをインストール済 基(Xcode利用) Xcodeを起動する。 新規 Xcode プロジェクトを作成。 Mac OSXのApplication >> Command Line Toolを選択して、右下の[選択...]ボタン。 プロジェクト名にhelloと名前を付けて保存した。 プロジェクトが開いたら、ビルドと実行ボタンを押す。 デバッガコンソールが開いて「Hello, World!」と表示された。 すでに、helloコマンドは出来上がっていた! コンパイルされた実行コード

    C言語でコマンドを作るまで - ザリガニが見ていた...。
  • iPadのSafariに不足しているものを補う - ザリガニが見ていた...。

    指でダイレクトに触ってなめらかに反応する、あのiPadUIは、あっという間に使う人々を魅了する。しかし、そのまま使い続けているうちに、実はMacBookのようなマウスを利用したUIほど細かい操作ができないことに、いずれ気付く。 iPadUIには、指先での操作を考慮して、適度なサイズと間隔が保持されている。そのため、マウスのUIほど機能を詰め込むことが出来ず、厳選した機能のみが提供されることになるのだろう。 iPadのSafariに不足しているもの それにしても、今のSafariにどう考えても不足していると感じる機能が、二つある。 表示中のページを閉じる機能 ページ内検索 表示中のページを閉じる機能 例えば、http://b.hatena.ne.jp/hotentry で、気になる記事へのリンクをクリックすると、新規ページが開いてリンク先にジャンプする。 気になる記事を読み終わったら、今

  • "プレビュー.app" の底力 - ザリガニが見ていた...。

    (Leopard Preview.app's potential) アプリケーションの名前こそ「プレビュー」だが、すでに機能は「レタッチ」レベルなのであった! The application's name is "Preview", but the function is "retouch" level! スクリーンショット(Screen capture) ウィンドウの影なし撮影ができる。(command-shift-4 & spaceの影あり撮影と使い分けると便利) "File >> Grab >> Window" is without shadow.(Properly, we can use that "command-shift-4 & space" is with shadow.) タイマー撮影ができる。 "File >> Grab >> Timed Screen" command

    "プレビュー.app" の底力 - ザリガニが見ていた...。
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