白物家電と呼ばれる家電製品の分野において、海外メーカーの製品は成功しないといわれる日本市場。確かに、身の回りを見渡せば冷蔵庫や洗濯機、掃除機などの生活家電は国内メーカーのものが多い。そんな「掃除機」という成熟市場に、サイクロン式という新機軸を持ち込んだのが、イギリスに本社を置く新興メーカーのダイソンだ。 「紙パックのいらない掃除機」「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」というコピーのもと、日本での支持を広げているダイソンの掃除機。しかし、他社からもサイクロン式を名乗る掃除機が発売されている。数あるサイクロン式掃除機との違いや、ダイソンならでは人気の秘密について、ダイソン日本法人でPRエグゼクティブを務める樋口琴美氏に話をうかがった。 なんと現行機種は、日本限定モデル「DC12」のみ ――ダイソンの掃除機には、どのようなモデルがラインアップとして用意されているのでしょうか。 樋口氏: 現
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