尖閣諸島周辺における中共漁船の領海侵犯及び巡視船への衝突事件をめぐつて、中共政府がわが国に対して理不尽かつ強圧的な外交姿勢を取り続けてゐる。 民主党政権は中共政府の外交的、軍事的圧力に屈することなく、主権国家として断固とした対抗措置を講じなければならない。 そもそも、平成4年に中共政府が尖閣諸島を不法にも自国領土に組み込んだことに対し、わが国政府(自民党政権下)が摩擦を避けて黙認したことに全ての原因がある。 この度の中共政府の恫喝に対して一切妥協することなく、少々の犠牲をも覚悟した怯むことのない外交姿勢を民主党政権に望むものである。