なんともカッコイイ家です。 Eastern Design Officeが作った家は、高齢なクライアントの要望によるもので、あえて日没風景を避けています。デザインの主旨は以下のとおり。 この家は高齢者、15年以内になくなると思っている老人のためにデザインしました。クライアントいわく「私は15年以内に死ぬ。いわば、死をまつ家になるんだ。だから15年は持つ家で、なにかちょっといいものにして欲しい」とEastern Design Officeに語りました。すでに建築予定地は決まっており、壮大なSuzuka山脈、Penninsula半島の渓谷を越えたビーチに計画。Penninsulaは東に面しています。当然ですけど東という方位は日が昇るところで、決して沈む場所ではありません。そして日が沈むのが終末や死を連想させるのに対し、日が昇るのは始まりや命、永遠を感じさせます。人によっては輪廻を感じ取るかも知れ