DrMarksのブックマーク (66)

  • 『ヨハネの言行録』(あるいは『ヨハネ行伝』)概説 - Comments by Dr Marks

    はじめに たぶん日語では「ヨハネの言行録」あるいは「ヨハネ行伝」との定訳で知られている新約聖書外典の一部を私も訳したので 『ヨハネの言行録』(あるいは『ヨハネ行伝』)62章−86章「ドルシアーナの物語」(日語訳) - Comments by Dr Marks 簡単に紹介しておく。東京大学の教授であった大貫隆が若いときに訳した書名は「ヨハネ行伝」であり、これが従来は唯一の日語訳であろう。このブログ記事を利用して日語ウィキペディアの項目としたい方はご自由にどうぞ。その際、引用元としてこのブログを引いていただければ十分であり、私からの許可は不要。 新約聖書外典 新約聖書外典というのは、新約聖書(New Testament)正典(Canon)27書に加えられなかったすべての聖書様古代文書のことである。つまり、正典に対する外典であり、Canonに対するNon-canonical 文書である。

    『ヨハネの言行録』(あるいは『ヨハネ行伝』)概説 - Comments by Dr Marks
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    DrMarks 2019/01/02
    どういうコンテクストでのintegrityでしょうか。
  • アメリカから見る普天間問題 (内田樹の研究室)

    普天間基地問題について、アメリカの人はどう考えているのだろうと思っていたら、知人から次のようなテクストがあることを教えていただいた。 しゃべっているのは、チャルマーズ・ジョンソンさん(カリフォルニア大学教授、政治学部長、中国研究センター所長などを歴任。その後、日および環太平洋地域の国際関係を研究する民間シンクタンク “日政策研究所”(JPRI)を設立)。 記事は http://diamond.jp/articles/-/8060 で配信されたもの。その一部を採録する。 ―鳩山政権は普天間問題で窮地に立たされているが、これまでの日米両政府の対応をどう見るか。 まったく悲劇的だ。両政府は 1995 年の米兵少女暴行事件以来ずっと交渉を続けてきたが、いまだに解決していない。実を言えば、米国には普天間飛行場は必要なく、無条件で閉鎖すべきだ。在日米軍はすでに嘉手納、岩国、横須賀など広大な基地を多

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    DrMarks 2010/05/12
    アメリカ人がアメリカからではなく中国からみるとこうなるだろうな。うん。
  • 東に行ったり西に行ったり - 内田樹の研究室

    ハードな三日間。 4 月 30 日、教授会研修会で、大学のミッションステートメントについて研修。途中でアドミッション・ポリシー分科会を抜け出して、新幹線で東京へ。 「アドミッション・ポリシー」というのは大学がどういう学生を入学させたいのか、その「理想」を語るという趣旨のものである。 そのような「理想とする学生像」を提示できない大学にはペナルティが与えられるであろうという教育行政からのご指導である。 ほとんどの大学が志願者確保に苦しんでいる実情を勘案すると、ずいぶんシニックな考え方のようにも思われる。 だが、ほんらいは「こういう教育がしたい」という建学の理想がまずあり、「そのような教育を受けたい」という学生はその後に、その理想に「感電」するようにして登場するという順序で学校教育は生成したのである。 だから、「まず理想を」というのは順序としては正しい。 順序としては正しいが、口ぶりがよろしくな

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    DrMarks 2010/05/03
    「アメリカの国民的なアイデンティティーの中核部分」って???????????はてな?????
  • 新機軸  - jun-jun1965の日記

    手塚治虫の『マンガの描き方』(1977)に「新機軸を打ち出せ」という節がある。その最後に、弟子たちが「新機軸なんて、手塚先生や石森先生がやっちゃって、俺たちやることないよなあ」と言うのを聞いて手塚が「ばっきゃろー!」と怒鳴りつけ、「自分で努力もしないで、なんたることであろうか」などと書いてあった。昔読んだのを記憶で書いている。 しかし、手塚もちらりと思っただろうが、弟子たちのぼやきはある程度正しいのであって、映画的手法とか、コールドオープンとか、「シーン」という擬音語とか、そのレベルの新機軸は、当時さすがにもう無理だったろう。その後も、むろん新機軸らしきものは出ているが、大枠は固定し、ないしは何かの亜流でしかありえまい。 - 渡辺たおりが『祖父 谷崎潤一郎』を出したのは1980年、ここで谷崎と渡辺千萬子の往復書簡の一部が明らかにされたのだが、谷崎松子は衝撃を受けて、私が死んだあとなら何を書

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    DrMarks 2010/04/29
    上は内田ジュゲムで下はわからない。誰かおせーて。
  • 就活に喝 - 内田樹の研究室

    ゼミに行くと欠席が9名。 ほとんどの四年生は最終学年はゼミしか授業がないはずであるので、ゼミに来ないということは、フルタイムで就活に走り回っている、ということである。 気の毒である。 だが、浮き足立ってことをなして成功するということはあまりない。 大事に臨んでは、まずゆっくり腰を据えて、お茶漬けなどべるというのが日古来の風儀である。 ゼミを休むほどに浮き足立ってはろくな結果にならない。 それに、私に「ろくな結果にならない」というようなことを言わせてはいけない。 私の言葉はたいへん遂行性が強いからである。 私が「そんなことをすると、ろくな結果にならない」とうっかり口走ってしまうと、それはきわめて高い確率で現実化するのである。 だから、君たちがわが身の安全をほんとうに案ずるなら、私を怒らせてはいけない。 ご存じのように、私は学生に対して威圧的になったり、がみがみやかましく叱ったりすることが

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    DrMarks 2010/04/15
    俺も欠席する学生には厳しくなるが、ジュゲムのはちと怖すぎ。意外と根は・・・。
  • 陳腐な合唱 - jun-jun1965の日記

    ライターズ・ジム著となっているが、見崎鉄という人が書いた『謎解き「世界の中心で、愛をさけぶ」』を図書館で予約してようやく手に入れた。はじめのほうを読んで、そうだそうだと膝を打つ。 これがベストセラーになった当時、『いま、会いに行きます』などと併せて、なぜこういうものが売れるのか、というのでどこだったか新聞が話を聞きにきた。記者氏はいきなり、こういう陳腐なものが売れて、みんな驚いたわけですよね、と言うので、私は、みんなって誰ですか、と問うた。記者氏はびっくりして、いや、こんな、ありきたりな物語が…などと言う。もちろん、ベストセラーになったのだから、買って読んだ「みんな」ではないわけで、知識人がみんな、というような意味だろう。しかし私が「誰がびっくりしたんですか」といったことを繰り返すので、記者氏はとうとう「あの、お話を伺いに来たのですが・・・」などと言い出し、私はしょうがないと、説明を始めた

    陳腐な合唱 - jun-jun1965の日記
    DrMarks
    DrMarks 2010/04/10
    仕方ないが当たってる→人文系のちゃんとした仕事を、いい条件でできる人というのは、資産があるか、夫のいる女とか、まあ妻がたくさん稼いでいる男
  • 従者の復讐 - 内田樹の研究室

    取材で鳩山政権の迷走について訊かれる。 どうして日政府はアメリカに対して毅然とした態度が取れないのかというお訊ねである。 メディアは単純に「それは総理が無能だから」という属人的な説明でケリをつけようとしている。 もちろん統治者の資質が外交の成否に深く関与するのは事実である。 だが、現在の日のメディアの、すべての政治的できごとの成否を属人的な能力によって説明するスキームの定型性に私はいい加減うんざりしている。 たしかに、外交がうまくいっていないという事実に為政者の個人的能力はふかく関与している。 けれども、それが「外交の失敗のすべての理由である」としてそれ以上の吟味を放棄するのは、思考停止に等しい。 歴代の統治者たちが組織的にある外交に失敗するとしたら、それは属人的な要素によっては説明できない構造的な問題があるのではないか、と考えるのが科学的な考え方である。 日のジャーナリストには、こ

    DrMarks
    DrMarks 2010/04/08
    嘘ばっかり。嘘つきジュゲム。→欧米のメディアは、総じて「アメリカ政府の首尾一貫した横暴ぶり」の方を優先的に批判している。
  • 川上未映子はいじめっ子の味方か? - jun-jun1965の日記

    毎度言う通り私は新刊書を進んで読んだりしないので、今回論争の都合上『ヘヴン』を読んでみた。かねて、これはいじめっ子側に立っているとか賛否両論の小説だったが、またどういうわけか擁護するほうも狂気じみていた。私は毎度言う通りいじめっ子は死刑にしてもいいと思っているくらいだから、読むと不快になりそう、ということもあって敬遠していたのである。 さて、ここで物語の筋を説明しつつ、私の感想をさしはさむことにする。いじめられているのは中学二年の男の子で、その子の語りで進み、誰も名前を呼ばないから「僕」でしかない。場所は東京郊外らしく、何百メートルもある並木道を通って行くというから国立であろう。また公立中学らしく、時代は90年代のようだ。 いじめの中心人物になっているのは、二ノ宮という、小学校から主人公と同じ学校の、成績がトップクラスの男、それに百瀬という、同じくらい成績のいい男である。しかし、成績のいい

    川上未映子はいじめっ子の味方か? - jun-jun1965の日記
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    DrMarks 2010/04/07
    私の知る限りでは、文句なしの優等生は苛めっ子にも苛められっ子にもならない。
  • 論争するの、キライです - 内田樹の研究室

    『考える人』の春号が届いたので、開いてみると、「聖書特集」にレヴィナスについてのインタビューが出ていて、「日の身体」第十回で大相撲の松田哲博さんとの「シコとテッポウ」対談が出ていて、なかほどには福岡伸一ハカセとの「動的平衡と贈与経済」についての対談が出ていた。 いくらなんでも季刊誌の同じ号に別のトピックで三回登場させるというのは、「番組編成」上無理があるのでは・・・ いや、私はいいんですけどね、もちろん。原稿料いただけるわけですから。 でも、読者の方々がどうお思いになるか。 「げ、またウチダだよ。おい、この、どうなってんだよ」 そういうリアクションがただいま日全国津々浦々でなされているのではないか、と。 いや、私はいいんですけどね。もちろん。 そりゃ、『Sight』のような渋谷くんの個人誌の場合であれば、「源ちゃん、まだ来ないみたいだから、待ってる間に、ウチダさん、『婚活』話で一

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    DrMarks 2010/04/07
    聖書特集に俺は書いてないぞ。おい、編集者、何やってんだ。
  • トクヴィル先生とおしゃべり - 内田樹の研究室

    『街場のアメリカ論』(NTT 出版、2004年)が文春文庫に収録されることになったので、その「あとがき」を書く。 このは 2004 年に出たけれど、内容はその前年の大学院の演習でのおしゃべりを採録したものである。 あ、その頃は今よりもずいぶん暇だったんだ。 前年の演習の録音を翌年にはにできたんだから・・・(今はとても) ジョージ・ブッシュがアメリカ大統領で、イラク戦争が始まったころのアメリカについての論である。もちろんリーマンショックも起きていないし、バラク・オバマも大統領になっていない。 「ネタが古いね」ということになって、ふつうであれば顧みられないのであるが、ゲラを読んでみたら、「いまでもリーダブル」である。 それは私がシロートであり、かつ門外漢であるので、内容に速報性も「インサイダー情報」もまったくないことが関係している。 ふつう時事問題の専門家は、速報性(みんながまだ知らないこ

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    DrMarks 2010/03/31
    オバマは愚鈍である。しかし、それはさしたる問題にはならない。ホント。
  • 入試部長の言い訳 - 内田樹の研究室

    一般入試の第二次手続きが今日で終わる。 年度入試の最終結果がだいたいわかった。 残念ながら、入学予定者数は当初予定を大幅に上回ってしまった。 入学者628名を予定していたのだが、現段階で642名。 学は定員527名なので、定員超過率1,22倍。 総合文化学科は定員180名に対して234名ですでに1、3倍に達した。 1,3というのは大学設置基準上の「危険水域」を示す値である。 実員抑制が年度入試部長としての仕事の最大の目標だったのだが、それが達成できなかった。 大学基準協会から「定員管理の徹底」をきびしく指示された直後のことでもあり、入試部長としては手痛い失態である。 なぜ、このようなことが起きたのか、それについて述べたいと思う。 要は、「言い訳」ですけど。 すでにこのブログでも何度も書いたように、学のようなタイプの大学では、「油断していると定員割れを起こす」のではなく、逆に「油断す

    DrMarks
    DrMarks 2010/03/27
    これは残念ながら解決できないほど難しい問題。亜米利加でも同じ。楽なのは東大とかハーヴァードなど。毎年の傾向でなんとなく数字を決めるだけ。
  • ヨコタ村上、停職処分 - jun-jun1965の日記

    http://www.asahi.com/national/update/0324/OSK201003240123.html 10年前に大学院生だった女性に対し不適切な行為があったとして、大阪大は24日、50代の男性准教授を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。 阪大によると、准教授は2000年5月、学内で開かれた懇親会の後、当時大学院生だった女性を自分の研究室へ誘った。女性は当時について08年11月、「職権を乱用したレイプを受けた」と阪大へ手紙で訴えた。阪大の調査に准教授は「当日のことは覚えていない」と説明。レイプの有無については確認できなかったが、阪大は「研究室で性交渉を疑われるような状況をつくり出した」として処分を決めたという。 鷲田清一総長は「教育研究上、維持されるべき良好な環境及び秩序・風紀を著しく害したことは誠に遺憾。今後、このようなことがないよう努力する」とのコメントを出した

    ヨコタ村上、停職処分 - jun-jun1965の日記
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    DrMarks 2010/03/25
    停職で済むくらいだったのか。処分が甘いな。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news008198.html 佐伯さんの連載を読んでいると、この人は勉強していないなー、というのが分かる。まあ新聞だから、堅苦しい話はなるべくなしでと言われたのだろうが、それをさっぴいても、テレビの話が多い。 土居健郎の『「甘え」の構造』なんてインチキだし、日文化論としては成り立たないと言われ、当人もそれを認めていたのに、知ってか知らずか、多分もうどうでもいいのだろう。 それにしても、論理的に変であったりもして、 日の文学青年たちは、母親が大好き。いつもきれいでやさしいと信じて疑わない。母親もそんな期待に応えて、つい理想的な母を演じ、息子を甘やかしてしまう。女性作家たちは、そんなイメージが幻想であることを、しっかり見抜いているのに。 なんで「文学青年」が出てくるのであろうか。まるで山下悦子みたいだ。谷崎先生は、実

    ■ - jun-jun1965の日記
    DrMarks
    DrMarks 2010/03/20
    >母親連れで米国留学した人< どういうつもりか。実際私も男で母親連れでUSC(いい大学だが、高いのでUniversity of Spoilt Children )に留学していたのを知っているが。
  • 川西政明の悪意 - jun-jun1965の日記

    川西政明『新・日文壇史』一巻「漱石の死」は、谷崎‐佐藤の譲渡事件を扱っているが、巻末の参考文献に私の谷崎伝がない。代わりに野村尚吾の古い『伝記 谷崎潤一郎』があがっている。西原大輔くんのもある。まあ考えれば瀬戸内寂聴の『つれなかりせばなかなかに』もないのだが、瀬戸内は白秋のほうで『ここ過ぎて』があがっている。 これまでの川西の私に対する仕打ちを考えると、意図的なものだろう。『恋愛の昭和史』の書評で川西は、「なぜ自分にこの書評が回ってきたのだろう。『文士と姦通』を書いたからだろうか」(大意)などと、妙に冷淡なことを書き、『里見とん伝』の書評では、「全作品を読むのは当然のことだ」とか、むやみといちゃもんをつけてきた。前者は『昭和文学史』を書いたからだろう、と思ったものだ。 はて、なんでこの人はこんなに私を憎むのだろう、と思っていたのだが、ふと、アマゾンで『文士と姦通』のレビューを書い

    川西政明の悪意 - jun-jun1965の日記
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    DrMarks 2010/03/13
    出版の立場から言う。著者が生年を入れたくない場合は出版社が入れない。入っている場合は公表してよろしいということ。NDLの理屈はわからん。
  • 出ました玉突き引退 - jun-jun1965の日記

    今日は元大関前の山、千田川親方の65歳の誕生日で、即日退職なので、何かあるかなと思っていたら、出ました、北桜の引退。北桜は小野川に、小野川だった【火華】司は千田川に。まあ玉突き引退としては軽いほうだ。 しかし北桜は角界最古参ではないか? 魁皇より一年早い87年3月が初土俵だから、23年とってきたわけだ。私が大学院へ入った年からだよ、感慨あるなあ。 いっそ大学教授も、誕生日に即日退職にしたら面白い…まあ成績がつけられないか。 - 私は「看護師ファシズム」と戦ってもいるが、なんで「OL」はいいのか不思議だ。私はOLってのは、女が働くことを特別視することから来る語だから、使うべきでないと思う。サラリーマンだとマンだから男になってしまうのか? サラリーパーソンとか英語ではいうのか。「勤め人」とかでいいではないか。 - まあ「非実在性少年」とか、変な条例であるしあれなんだが、藤由香里あたりが懸命に

    出ました玉突き引退 - jun-jun1965の日記
    DrMarks
    DrMarks 2010/03/10
    worker でいい。
  • 彼は牡蠣のように寡黙な人だ - 内田樹の研究室

    Amazon に出ていたので、思い立って山崎貞『新々英文解釈研究』(研究社)と佐々木高政『和文英訳の修業』(文建書房)の復刻版を購入。 高校一年生のとき、1967年の四月に買ったのだが、引越を繰り返しているうちになくしてしまった。 『新々』の最初の文例を私は長いこと He is an oyster of a man. だと思い込んでいたが、これは三つめの文例で、最初は A man of learning is not always a man of wisdom.でした。 それにしても an oyster of a man というのはインパクトのある文である。 意味は「彼は牡蠣のように寡黙な人だ」。 この文例については二つ思い出がある。 一つは大学生の頃、自由が丘のシグナルヒルのカウンターでお酒をのみながら知り合いとおしゃべりをしているときに、『新々英文解釈』の話になったことがあった。 そ

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    DrMarks 2010/03/01
    内田め、(元々は内田のせいではないが)変な英語を教えないように。He is an oyster of a man. だって、ぷっ。良い子の皆さんは使わんほうがいい。真面目な話。http://is.gd/9qTEy
  • 借金をする奴  - jun-jun1965の日記

    俺は借金はしない主義だ。だから家でもマンションでもローンなんか組まない。毎月借家の家賃を払うのと同じですよ、などと言うが、同じじゃねえよ。途中で払えなくなったら元と同じ値段で売れるのかよ、嘘つくなよ。 どうやら世の中には、借金込みで資産を考える奴がいるらしく、借金があって当然だと思っていたりするが、冗談じゃねえ。借金なんかする奴は俺からしたら、返せなくなったら死にゃあいいんだよ、ってな人種でしかない。なに、事業をやるには借入金なしではできない? ああ、だからそういう事業をやる奴は、いつでも自殺する覚悟してやってるんだろう。 おっと、せっせせっせと働いているのに金がない、誰かが病気になってカネがいる、ってな借金はそりゃあ別だ。 なんでこんなことを書いているかというと、ドラマ「ハゲタカ」の第一回を観たからだ。なんだこりゃ? 銀行から融資を断られて自殺しただ? 別に貧乏だったわけじゃないよな、立

    借金をする奴  - jun-jun1965の日記
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    DrMarks 2010/02/25
    桜美林
  • 講演とのご縁 - 内田樹の研究室

    大学に行って、入試部長室のデスクの前で仕事をしていると、1時間に1ペースで電話がかかってくる。 ほとんどが講演依頼である。 もちろんすべてお断りする。 それにしても、と思う。 世の中には「講演」を企画したり、聴いたりするのが好きという人がほんとうに多いのであるな。 今日の電話は某自治体の教職員組合からであった。 教育についてのシンポジウムにご出席願いたいと言うので、申し訳ないけれど、今年は学外の講演などはお引き受けしていないのですとお断りする。 そうですか、とわりとあっさり引き下がったので、ほっとしていたら、先生が新聞にお書きになったものを読んでたいそう共感したのですが、もしかして先生、著作とかございましたら教えて頂けますかと訊かれた。 はい、教育論書いてますと、『街場の教育論』をご案内する。 こんな感じの講演依頼はけっこう多い。 新聞や雑誌の数行のコメントを読んだだけですぐに電話をかけ

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    DrMarks 2010/02/16
    ああ、ムッシューさがわ、佐川一政君か。今どうしてる。
  • 箱根湯本で安保について考える - 内田樹の研究室

    箱根湯吉池で、年二回恒例の経営セミナー。 私が出資している三つの会社の社長たちから半期ごとの経営報告を直接うかがい、経済の現況について論じ、今後の経営方針を立案するという、たいへんにシビアでかつビジネスライクな集まりである。 私のことを俗事に疎く、象牙の塔的思弁に耽っているだけの大学の先生だと思っている人が世間には多いが、人間というのはなかなか奧の知れないものなのである。 ほんとに。 一社の社長(兄上さま)はすでに会社経営から退かれているので、今回はアドヴァイザー格での参加。平川くんからはリナックス・カフェとラジオ・デイズの経営状況につき、石川くんからは Live Café Againの現況を伺う。 いかに経営方針が正しくても、景況は予測しがたく、競合他社の動きも見きり難く、わずかな状況判断の曇りがしばしば痛ましい放銃を帰結するという不易の真理を繰り返し(11回ほど)学習したのである。

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    DrMarks 2010/02/11
    『中央公論』の今月号 「平和憲法と安保条約の同時廃棄」
  • 残留率と楽観主義 - 内田樹の研究室

    入試業務で毎日出校。 入試部長というのが、これほど打ち合わせと会議の多い仕事だとは思わなかった。 これがあと一年続くと思うとうんざりするが、これもあと一年で終わると思うと気持ちが軽くなる。 ものが考えようである。 つねづね申し上げている通り、なんでも「カウントダウン」にするというのが私の年来の流儀である。 カウントダウンすると、どうでもいいような日々のできごとが「かけがえのないもの」に思えてくるからである。 これでおしまい、二度とないと思うと、わずか10分で終わるセンター利用入試の合否判定教授会のために土曜日に稽古を休んで出校するのもまた楽しからずや(負け惜しみ)。 これまでのところ学の今年度入試の出願状況は堅調である。 周辺校が軒並み60−80%台で前年比割れをしているなかで、前年比99.7%というのは、たいへんよい数字である。 今年どこの大学も志願者を減らしたのは、不況のせいである。

    DrMarks
    DrMarks 2010/02/11
    同意。自分の勤める学校を愛することはいいことだ。話し変わるが、旧制の浦和高校で流石高校生だといって喜んでいる者たちの中で「浦高か、馬鹿ばかり」と嘆く学生がいた。後に帝大に進み東大教授になった人だけど。