流行語というほどではないにせよ、昨今は「自己肯定感」ということばを耳にする機会が増えたように思います。 それはおそらく、自己肯定感が持てずに悩んでいる人が多いからなのでしょう。『「自己肯定感低めの人」のための本』(山根洋士 著、アスコム)が話題になっていることからも、そう推測できます。 著者は、これまでに8000人以上の悩みを解決してきたという心理カウンセラー。自身に降りかかったさまざまなつらい経験を生かしながら、多くの人にカウンセリングを提供したいと考え、現職に至ったのだそうです。 本書もそのようなバックグラウンドをもとに書かれているわけですが、とはいえ「自己肯定感を高める方法」が書かれているわけではありません。 明らかにされているのは、「自己肯定感が低めでも悩まなくなる方法。しかも自己肯定感低めの人に必要なのは、『心のクセ=心のノイズ』に気づくことだ」というのです。 なんだか胸のあたり

