【ワシントン=塩原永久】米上院は4日、最高裁判事に指名されたブレット・カバノー氏に対する公聴会を開いた。人工妊娠中絶などの問題で保守的な立場だとされる同氏就任に反対し、傍聴していた抗議グループが大声を上げ、退場させられる一幕があった。 カバノー氏は「最高裁は決して党派的な機関とみなされてはならない」と証言し、「司法の独立」の重要性を強調した。公聴会は5日も続けられる。米メディアによると、上院でのカバノー氏承認に関する投票は月内に実施される見通し。 9人の判事で構成する最高裁でケネディ判事が退任し、トランプ大統領が7月にカバノー氏を後任候補に指名した。最高裁判事の構成が保守派優位に傾くことを警戒する野党・民主党の一部議員はこの日、散会の動議を提出するなどして議事進行の中断を求めたが、議長に却下された。
ワシントン(CNN) 米バージニア、ニュージャージー両州で7日に知事選が実施され、CNNの集計によると、ともに民主党候補が勝利を収めた。この日は国内各地で連邦議会議員の補欠選挙、市長選などが一斉に実施された。 昨年の大統領選でトランプ氏が勝利してから1年。民主党はトランプ政権発足以来、州レベルで初の勝利を収めた。 バージニア州では民主党のラルフ・ノーサム副知事と共和党の元ロビイスト、エド・ガレスピー氏が接戦を展開し、来年の中間選挙の行方を占う前哨戦として全米から注目を集めていた。 ノーサム氏は民主党の現職、マコーリフ知事の高い支持率を背景に、同党の重要な支持基盤をなす黒人層の支持獲得に努めてきた。州都リッチモンドで先月開いた集会には、オバマ前大統領も応援に駆け付けた。 これに対してガレスピー氏は、不法移民への厳しい対応を訴え、南北戦争の南軍司令官の像を撤去する計画が論争を招いた問題では撤去
Paul Behrends, a controversial staffer associated with the California congressman’s pro-Russia stances, was pushed out of his role on a subcommittee after questions were raised about a recent trip to Moscow. Paul Behrends, a top aide to Representative Dana Rohrabacher, has been ousted from his role as staff director for the House Foreign Affairs subcommittee that Rohrabacher chairs, after stories
ワシントン(CNN) ロシアの米大統領選介入疑惑で、捜査を進めるマラー特別検察官がトランプ大統領から解任されるのを防ごうと、超党派での動きが加速している。 共和党のトム・ティリス上院議員と民主党のクリス・クーンズ上院議員は3日、大統領が特別検察官を直接解任することを禁じる措置の導入案を示した。5月に任命されたマラー氏にも適用される。 また、同案では上院の承認を得た司法長官だけが特別検察官を解任できるとも規定し、司法長官経由での解任も実質的に閉ざす。 トランプ大統領はセッションズ司法長官がロシア疑惑の捜査から身を引いた件で、同氏を激しく非難。新たな司法長官を任命し、マラー特別検察官を解任させるのではないかとの臆測が広がっている。 ティリス氏はCNNの番組で、大統領が特別検察官を解任する権限を維持するとしても、司法手続きの裏打ちを確保したいと発言。また、セッションズ長官を「素晴らしい仕事をして
【ワシントン=加納宏幸】米紙ワシントン・ポストは2日、7月に中国で死去したノーベル平和賞受賞者で民主活動家の劉暁波氏にちなみ、ワシントンの中国大使館前の通りを「劉暁波プラザ」に改称するよう主張する社説を掲載した。 社説は、改称によって「劉氏の生涯や功績をたたえ、中国に人権弾圧を看過していないと伝える」ことができると強調した。また、中国外交官に劉氏や拘束中の人権活動化や弁護士を思い起こさせ、劉氏の妻の劉霞さんの解放を促すことにつながると指摘した。 米議会では共和党のクルーズ上院議員らが今年5月に「劉暁波プラザ」に改称するための法案を提出した。上院は過去に同様の法案を可決したが、オバマ前大統領は改称に慎重で、上下両院で可決しても拒否権を発動する構えをみせていたため実現しなかった。 ワシントンでは冷戦期の1980年代、旧ソ連大使館前の通りがノーベル平和賞を受けた人権活動家の名にちなんで「アンドレ
(CNN) 米上院は27日、ロシアへの新たな制裁を定めた法案を98対2の圧倒的多数で可決した。トランプ大統領が署名するかどうかが注目される。 また法案は議会に対し、大統領が対ロシア制裁を緩和しようとした場合にそれを阻止する権限を新たに与えた。 ホワイトハウスのサンダース報道官は記者団に対し、大統領は法案を精査すると答えたが、署名するか拒否権を発動するかどうかについては述べなかった。 だがこの制裁強化法案を推進した議員たちは、トランプ氏が実際に拒否権を発動する可能性は低いと見ている。この法案は上下両院で拒否権を覆せるほどの圧倒的多数で可決されているからだ。 「ほんの数日前に大統領と話をしたし、ティラーソン国務長官とも25日に話したが、それ(拒否権)に現実味はないと思う」と上院外交委員会のボブ・コーカー委員長(共和党)は述べた。「票数を見れば想像のしようがない」 この法案には、イランと北朝鮮へ
脳腫瘍で闘病中 51対50票の僅差で 【ワシントン高本耕太】米上院で25日、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の審議入りに関する動議が採決された。脳腫瘍で闘病中の与党・共和党の重鎮、マケイン議員が復帰して賛成票を投じ、51対50票の僅差で動議は可決された。マケイン氏は採決後に議場で演説し、昨年の大統領選以降、深刻な党派対立が続く議会に対し「互いを信じ、党派を超えて協力する本来のやり方に戻ろう」と呼びかけた。 マケイン氏は演説で「密室で法案を作り、疑問を挟ませずに押し通そうとしてきた」と党執行部の議会運営に苦言。「私は今日の採決で賛成したが、現状の法案には賛成しない」と述べ、トランプ政権の進めるオバマケア改廃案について、関連の複数委員会で公聴会を開いたうえで共和、民主両党が協力し修正することを提案した。
7月17日、米上院で与党共和党が成立を目指す医療保険制度改革(オバマケア)見直しのための代替法案を巡り、共和党議員2人が17日夜遅くに反対を表明した。写真は新たに反対を表明したマイク・リー氏(左)とジェリー・モラン氏(右)。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts and Larry Downing) 米上院で与党共和党が成立を目指す医療保険制度改革(オバマケア)見直しのための代替法案を巡り、共和党議員2人が17日夜遅くに反対を表明した。共和党では既に2人の議員が反対を表明しており、これで与党造反が4人となり、上院での賛成票は過半数に届かず、可決は難しくなった。 上院のマコネル共和党院内総務は「残念だが、オバマケアを撤廃して即座に代替法案を通過させる取り組みは難航しそうだ」と語った。 共和党のランド・ポール上院議員とスーザン・コリンズ上院議員に加え、今回新たにマ
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