ロシア・サンクトペテルブルク(CNN) ロシアでは100年前、急進的な共産主義者らがボリシェビキ革命で権力の座に就任。帝政ロシアの王朝を象徴する施設の破壊に乗り出した。 前回「革命から百年、復活のロシア正教会<1> 教会か反宗教博物館か」はこちら 数多い標的のひとつとなったのがロシア正教会だ。同教会は長年にわたり、ロシア皇帝の正統性と支持の柱となっていた。 徹底的な無神論を奉じる共産主義者らは、モスクワ最大の教会のひとつであった救世主ハリストス大聖堂を破壊。跡地に巨大な屋外水泳プールを建設した。 聖イサアク大聖堂は破壊を免れたものの、ソ連はその財産を略奪し幹部聖職者らを処刑したほか、同聖堂を「反宗教博物館」に作り替えた。 ソ連崩壊の2年前に同聖堂で歴史学者として勤務を始めた男性によれば、最初の仕事のひとつは、ソ連により銃殺された正教会聖職者らの「反革命的行為」を描いた展示を解体することだっ
【モスクワ杉尾直哉】スラブ民族の歴史上の指導者で、現在のウクライナ周辺を支配したキエフ大公ウラジーミル(在位980~1015年)の高さ18メートルの巨大な像がモスクワのクレムリン(露大統領府)近くの公園に建てられ、設置を祝う式典が4日、露政府主催で開かれた。 プーチン大統領は演説で「ロシア国家の精神的な基盤を築いた偉人だ。我々は1000年の伝統の上に立ち、今日の危機に立ち向かって前進しなければならない」と訴えた。 4日は17世紀初めにロシアがポーランドなど外国軍支配から解放されたことを記念した「民族統一の日」。この日に式典を開いたのは、ウクライナ南部クリミアの編入を正当化すると共に、ロシアと軍事的な対立を深める西側諸国に屈しないプーチン政権の姿勢を示す狙いがある。
こちらにウクライナ世論調査の結果が掲載されているので興味深い点をピックアップ 2016年9月28日~10月7日、ウクライナ全土2400人、社会調査機関Reitingによる実施、カナダ政府の出資、 IRI(国際共和研究所)の委託。 ・週末に選挙が行われた場合の投票先(投票に行くと回答した者) 祖国党 13%、ポロシェンコ連合 10%、ラディカル党9%、野党連合 8%、自助党7%、国民ポジション党5%、スヴァボーダ5%、生活党 5% ・ウクライナにとって最重要な問題は(3つ) ドンバス内戦 53%、国家機関の汚職 38%、失業29%、生産低下 28%、インフレ27% 以下略 ・個人的に最重要な問題は(3つ) インフレ 48%、ドンバス内戦35%、失業33%、社会保障 31%、フリブナ下落30%、汚職20% 以下略 ・ウクライナ政府にとって最重要分野は(3つ) 対汚職改革42%、政権刷新32%、
ウクライナ最高会議に「侵略国に総本山がある宗教組織の特別地位」に関する法案が登録された。 同法案によると、ウクライナ最高会議が侵略国と認定する国家(=ロシア)に執行本部が置かれている宗教組織は、活動について、国家と協定を結ばなければならない。また当該組織の指導部選出については、行政機関の同意を得なければならない。また、ウクライナ領における儀式活動のために外国人を招聘する場合は、通知しなければならない。 -------- いや~酷いね。モスクワ主教座を狙い撃ち。 国際政治では、宗教と国家は違うアクターであるし、異なる原則で動いているのは常識なのに、敢えて同一視している。どこかのトップの女性関係とか過去のKGBとの癒着も監視対象にすべきだ。
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