7月28日、米国のケリー国務長官は今週インドを訪問する。中国への対抗上重要な位置付けにあるインドとの関係強化を目指すが、両国間の関係が急速に深化する公算は小さい。写真は25日カイロで、代表撮影(2014年 ロイター) [ワシントン 28日 ロイター] - 米国のケリー国務長官は今週インドを訪問する。中国への対抗上重要な位置付けにあるインドとの関係強化を目指すが、両国間の関係が急速に深化する公算は小さい。
![米国務長官が今週インド訪問へ、急速な関係強化は見込めず](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/201fc84c859a3f2a2e31016e6a844819678293db/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D183)
(英エコノミスト誌 2014年6月28日号) ポーランドは過去500年間で最高の25年を経験したところだが、その転換はまだ終わっていない。 過去10年間の大半を通じ、欧州連合(EU)はお粗末な状況にあった。ギリシャや最新加盟国であるクロアチアなどは経済的にどうしようもない国だ。 一般的な有権者はEUに対する信用を失くしてしまった。最近の欧州議会選挙では、わざわざ投票した人は有権者の4割程度で、投票した人の3分の1近くが反EUもしくはポピュリスト政党を支持した。 欧州各国の首脳は週末のサミットで、説得力のある対応策を編み出す代わりに、ルクセンブルク出身の退屈な守旧派の連邦主義者、ジャン・クロード・ユンケル氏が欧州委員会を指揮するのに適任かどうかを巡って言い争うと見られていた*1。 しかし、全般的な悲観ムードを覆す大きな国が1つある。本誌(英エコノミスト)が今週号の特別リポートで取り上げたポー
予防接種を拒否する反ワクチン運動が、たちの悪い展開をみせている。信じられないことだが、クリス・ムーニーが米評論誌マザー・ジョーンズに書いた記事によれば、分別のない親たちが子供への予防接種だけでなくビタミンKの接種まで拒否し始めているという。ビタミンKの投与は、新生児に対する標準的なケアとして60年代から行われてきたものだ。 そのため、乳児ビタミンK欠乏性出血症にかかった赤ちゃんを連れて、救急外来にかかる親たちが出てきているという。「珍しい疾患だが、血液凝固作用のあるビタミンKが赤ちゃんの体内に十分にないため起こる」と、ムーニーは書く。「乳児ビタミンK欠乏性出血症にかかると体のさまざまな部分で出血しやすくなり、頭蓋内出血が起こることもある」。頭蓋内出血は脳損傷を引き起こす可能性があり、場合によっては死に至る。 この問題が注目されたのは今年5月、トム・ウィレモンがテネシアン紙に書いた記事がきっ
7月28日、南シナ海に面する海南島で操業する中国漁船は人工衛星を装備し、政府からの支援を受けて「縦横無尽」 に活動している。6月撮影(2014年 ロイター/John Ruwitch) [TANMEN(中国) 28日 ロイター] - 中国が周辺国との領有権争いを激化させている南シナ海。同海域に面する海南島で操業する漁船は、船体こそ老朽化しているものの、最新のハイテク機器も装備している。フィリピンやベトナムの巡視船と遭遇した際、自国の海洋監視船に直接連絡できる衛星ナビゲーションシステムだ。 中国には独自開発した中国版GPS(全地球測位システム)の北斗衛星測位システムがあるが、国営メディアによると、同システムは昨年末までに漁船5万隻以上に搭載された。南シナ海への玄関口に位置する海南島では、漁船の船長たちは同システム設置コストの10%程度しか自己負担しておらず、残りは政府が支払っている。
フランスの極右政党、国民戦線(Front National)台頭についての分析、日本と重ね合わせて考える。 野洲さんのツイートをまとめました。
2014年6月27日、韓国の大手百貨店が一斉に、夏のバーゲンセールに入った。各種イベントの中で消費者の度肝を抜いたのが、ロッテ百貨店が実施する1等賞金10億ウォン(1億円、1円=10ウォン)もの抽選会だ。なぜここまでするのか? ロッテの抽選会は、セール期間中(6月27日から7月27日)にロッテ百貨店を訪れ抽選会に応募した全顧客が対象だ。 8月6日に本店1階で抽選会を開き、1等10億ウォン(1人)、2等1億ウォン(2人)、3等1000万ウォン(5人)、4等100万ウォン(100人)の当選者に、それぞれの金額のロッテ商品券を配布する。22%の税金は自己負担だが、それでも破格の賞金だ。 「過激なサービス」だけじゃない、期間1カ月の長いセール ロッテに話題が集中してしまったが、新世界、現代など他の大手百貨店も、ブランド衣料の大幅値引きや日替わりのタイムセール、記念品贈呈など数々の特典を付けて顧客獲
(英エコノミスト誌 2014年7月26日号) 中国における投資の鈍化と消費の底堅さが、アジアの経済秩序を変えつつある。 かつては一面が森に覆われていたインドネシアのスマトラ島では今、島の中央部に近い場所に深い溝が刻まれ、地面の直下に眠る富が露わになっている。大型の黄色い掘削機械が石炭を掘り出し、60トンの大型トラックに積み込むと、トラックはうなりを上げ、パダン市パウ郡にあるこの露天掘り炭鉱の地上部分へと運び上げていく。 燃料に対する中国の強い需要に推され、5年間にわたり絶え間なしにトラックが行き来したため、石炭を運ぶ舗装されていない道には車輪の跡が深く刻み込まれている。 しかし、最近は正午になるとトラックが動かなくなる。中国の石炭需要が頭打ちになり、石炭価格が下落したからだ。この炭鉱を運営するマインメックスは、従業員の昼休みを延長したが、その分は無給となる。「我々には選択肢はない。耐えるし
国連で、難民問題を扱っているのがUNHCR(難民高等弁務官事務所)で、その発表によれば、2013年末、世界中で故郷を離れて流浪している人々が、なんと5120万人もいるという。これは、各国政府、NGO、そして、UNHCRが集めたデータを分析、集計したものだそうだが、いずれにしても、第2次世界大戦以来、最悪の状況だ。 意外な世界最大の難民受け入れ国 世界全体で見ると、一番難民の数が多いのがアフガニスタンで255万7000人、次がシリアで246万8400人。これは、3年半も続いているシリア紛争のせいだが、これ以外にも、シリア国内で安全なところを探して逃げまどっている人が650万人もいるというから、合計900万人のシリア人が故郷を離れてさまよっていることになる。 その次に多いのが、ソマリアの112万2000人、スーダンの46万9000人とアフリカ組だ。これらの国では、長いあいだの政治の混乱で弱肉強
台北は今日も雨だった。毎日鬱陶しいくらいに雨が降る。台湾の専門家と安全保障の問題を議論するために来てみたら、土砂降りの雨なのだ。台湾の人々の語る話が、雨だれの音にかき消されそうなほどだ。 台湾をめぐる安全保障環境の厳しさは、日本の比ではない。わずか150キロ程の距離しかない対岸には、少なく見積もっても1100発にのぼる中国人民解放軍第2砲兵の様々な弾道ミサイルが控えている。 そのような過酷な状況で、どうすれば台湾の未来を描けるのだろうか。そんな大きな疑問を抱いて、羽田空港からわずか3時間40分ほどのフライトで台北市内にある松山空港に降り立った。 そして、またもや筆者の浅学非才さを恥じ入ることになる。なぜなら、台湾の若者たちは、ひょっとすると大人が抱く深刻な悩みを突き抜けたところに、すでに立っていたからだ。 そう、本稿でお伝えしたいのは、この3月に中国と台湾の間の貿易サービス協定に突如反対し
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊が書いた「テレビがつまらなくなった訳」というコラムを読んで私は唖然とした。事の本質を全く分かってらっしゃらないと思った。 長谷川氏はコラムの中で、「テレビがつまらなくなった」ことを示す例えとして2つのエピソードを挙げている。1つは、逗子海岸における、海の家での音楽全面禁止などの条例改正を巡る問題について。もう1つは、SMAPの草なぎ剛さんについてだ。 氏は結論として「生活にもっと『のりしろ』があるべき」「もっとリラックスして生きるべき」「そこまできちきちせんでも」「今の日本が息苦しくなっている」等を、「テレビがつまらなくなった訳」として挙げている。 この点について、多くの理由の一部としては私も否定はしない。 しかし、なぜ、逗子海岸と、草なぎ剛さんがここで持ち出されるのか?そもそも、草なぎ剛さんの事件のことなど、読者の何割が知っている(記憶にある)のだろう。
29日は土用のうしの日。 暑い夏を乗り切ろうと、この日に、ウナギを食べる習慣が江戸時代から始まったとされていますが、ニホンウナギは、先月、絶滅危惧種に指定され、将来的に輸出入が規制されるおそれも指摘されています。 こうしたなか、注目されているのが、東南アジアなどに生息するまだ絶滅危惧種とされていない種類のウナギで、民主化で国が開かれたミャンマーでもウナギの争奪戦が始まっています。 ミャンマーで、天然ウナギの主な産地となっているのが、南部のエーヤワディー川の河口に広がる緑豊かなデルタ地帯です。 オオウナギやニホンウナギに比較的近いとされるビカーラ種など複数の種類のウナギが生息しています。 地元の人たちは夜、暗いうちにマングローブの根元に網を仕掛け、朝になって網を引きあげる引き上げる伝統的な漁を続けています。この天然ウナギを使って、先月、ミャンマー最大の都市ヤンゴンでかば焼きにしたうな重などを
背後の作品に同化して「自己消滅」してしまう草間さん。「いまも毎日制作しています。カンバスに向かっていると元気がでます」と語る=東京都新宿区の草間彌生スタジオ(松本健吾撮影) 幻覚…見たものをスケッチブックに描いて、恐怖や驚きを鎮めた 水玉の作品で世界的に知られる前衛美術家、草間彌生さん(85)。1959年、美術の本場のニューヨークのギャラリーで開いた個展で水玉絵画を発表した。展覧会は美術評論家やメディアから高く評価され、まったくの無名だった草間さんは米国で一躍有名になった。この成功を契機に水玉のアーティストとして世界で活躍することになった。(渋沢和彦) 幼いころから水玉を描いていました。10歳ころにスケッチした母の絵が残っていますが、無数の水玉が顔や着物にあります。幻覚で水玉が見えたのです。田んぼのあぜ道を歩いていても景色の中に水玉が見えてきました。スミレの花が人間に見え、話しかけてきたこ
つまるところは、捕りすぎなのだ。資源が激減してしまったウナギのことである。 今シーズンは、養殖用のシラスウナギ(稚魚)の漁獲高が少し回復したために、かば焼きなどの価格が落ち着いた、と歓迎されている。 だが、激減傾向の中での小回復なので、本来はシラスウナギの多獲を控えるべきだったはずだ。 国際自然保護連合(IUCN)によってニホンウナギは6月に絶滅危惧種に指定されたばかりであるにもかかわらず、今夏の消費に抑制傾向はみられない。 ウナギの生活史は特殊だ。成熟した親ウナギは秋に川を下って海に出て南のマリアナ海嶺で翌年の5月ごろ産卵する。生まれた子供は黒潮に乗って、年明けの1、2月ごろ、シラスウナギとなって日本沿岸の河口に現れる。このシラスたちが親になって海に向かうのは5~10年後のことだ。 資源回復を目指すなら、まずは秋の下りウナギの捕獲をやめなければならない。この措置を厳しく講じているのは、鹿
僕と彼女とインターネット 僕のネット歴は浅い。 そもそもネット接続のできないボロ家に住んでいたことも理由だけれど、悪口で他人を不快にさせても平気な人たちのいる世界には入りたくないと思っていたことも大きな理由だ。ほとんどネットを使わない僕にとって、インターネットは悪口の世界というイメージだったのだ。 だから僕は2chを使ったことがないし、Twitterも登録してあるだけで殆ど使っていなかった。 一方、うちの彼女は幼少時からインターネットに触れてきていた。 ネットで知り合ったひとと親友になったり、ネットで知り合ったひとと付き合ったり、僕よりもインターネットに親しんで生きてきたらしい。 僕とはてな そんな彼女と同棲を始めて以来、僕もインターネットの利用時間が増えるようになった。特に増えたのは、「はてなブログ・はてなブックマーク」というサービスの利用だ。*1 僕が気に入ったのは、はてなというサービ
この記事のトップ画像にも書いてある通り、僕は「ナンパしたフランス人と暮らしている非モテ」だ。 けれども、「そんなのは非モテじゃない!」と怒られることがある。 そこで今回は、その話。 非モテ 非モテという言葉の定義や解釈はひとによって様々なので面倒くさい。 ひとまず僕の場合は、異性からモテないというごく単純な意味で使っている。*1 「モテない」というのは、「異性からアプローチされることがない、異性から好かれることがない」という程度の意味だ。 それで。 僕は非モテだけれど、性愛のパートナーがほしいし、できれば子供もほしい。 非モテだからと性愛から撤退しても良いのだけれど、少子化の憂いが大きいこの国では、それはあまりオススメされるものではないとも思った。 ナンパ 非モテである僕は、異性から好かれることもアプローチされることもないのだから、自分から異性を好きになってアプローチしていくしかない。 だ
今から2年前、フランス人の彼女を連れて実家に帰ったときのこと。 母が神妙な面持ちで告白した。 「アスペルガー症候群って知ってる? …実は母さんな、あんたはそうちゃうかなーと思っててん」 なるほどまったくその通りだと思う。だから母は、アスペルガー症候群で他人とうまくコミュニケーションをとれない息子に彼女など出来るハズもないと思っていたのだろう、そこへ金髪で緑の目をしたフランス人女性を連れて来たかと思えば、 「これから同棲する」 と言い出したのであるから、あまりにもびっくりして思わず胸中を告白してしまったに違いない。 そのあとの父親は更にひどかった。 当時コウモリは無職であったので、父親は彼女に向かって 「こいつは無職やけど、いいのか? ちゃんと分かってる? だまされてないよね? 本当にいいの?」そうしつこく聞いていた。 彼女が一通りの質問に「はい、好きですから」と返事をした後も、 「本当にい
要約すると「クラウドサービスから補償金を取りたい」ってことみたいです。 2014年7月23日に開催された『文化庁 文化審議会』の著作権に関する小委員会において、DropBoxなどの、クラウド型オンラインストレージ(ネットにデータを保存する)サービスから著作権料を徴収するべきだ、との意見が出たのだそう。 そのやりとりのなかでは、「クラウドにアップされたデータは無限にコピー可能である」といった理由付けから、思わず耳を疑うようなこんな発言まで...。 浅石委員 : データセンターの写真を資料に添付した。人間の背丈よりも巨大なサーバーに個人の領域を遙かに超える容量の蓄積するもので到底私的な利用とは言えない。 — 茂木 和洋 (@kzmogi) 2014, 7月 23 えーっと...どうやらJASRAC的な価値観のもとでは、サーバーの用途は物理的な大きさで決まるようですね。ライトノベル風に言うなら「
By Coast Guard 運動不足は肥満・血圧の上昇・生活習慣病などのリスクを高めてしまうことは周知の事実。健康のために1日30分のウォーキングやジョギングを行っている人は多く存在しますが、長時間運動しなくても、週に2回、たった6秒間だけ高強度インターバルトレーニング(HIT)を行うことで、リスクなしで高齢者の健康を復活させることに成功したとアバーテイ大学が発表しています。 BBC News - Six seconds of exercise 'can transform health' http://www.bbc.com/news/health-28400968 アバーテイ大学は12人の年金受給者に対する試験的研究を実施しました。その内容は週に2回のトレーニングデイを設けて、高強度インターバルトレーニングとして6秒間だけエクササイズバイクを激しくこいでもらうというもの。研究に参加し
米国は今、大学の卒業式シーズン真っ盛り。そんな中、6月14日、カリフォルニア州のカリフォルニア大学アーバイン校にオバマ大統領の姿があった。 約7000人の卒業生を前に、「今日ここに来たのは、君たちは楽観主義でいいんですよと伝えたかったから」と切り出した大統領は、「人生で何かチャレンジするとき、誰かがいつも批判したり妨害したりしようとするが、私の経験からすれば、そんなことは実際、何の問題でもないんだ本当は・・・」と述べ、自身が進めた医療保険改革や、イラク・アフガニスタンからの米軍撤退でテロ撲滅への戦争加担はしないという方針を打ち出したことで、米国に社会保障が整った平和な社会を構築させてきたと強調した。 オバマ大統領は、近年の米国大統領の中でも若者との対話を非常に重要視することで知られている。4月23日から29日まで訪問したアジア諸国でも、アジア重視のリバランス政策を掲げ、経済・外交安全保障面
この閣議決定では、武力行使を個別的か集団的かの区分けはせず、「我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求権の権利が覆される明白な危険があること」が武力行使の発動要件とされる。 これによって、日本は集団的自衛権の行使に公然と踏み出すことが可能になった。 戦場に行くのは若き自衛隊員 当然のことながら、もし武力行使ということになれば、その戦場に出向くのは首相や閣僚、政治家ではない。若き自衛隊員だ。この間、自公両党間であれやこれやの議論が交わされてきた。毎日のように報道される内容を見ても、まるで言葉遊びをしているようにしか見えなかった。本当に、こんなことで若者を戦場に向かわせることができるのか。自民党や公明党の議員は、改めて胸に手を当ててもらいたいと願う。 元防衛事務次官の守屋武昌氏
(2014年7月25日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 欧州は現実主義になるべき時に直面している。米国のジョージ・H・W・ブッシュ大統領が新しい自由な国際秩序を築く機会を見いだしてから25年近くが経過した。欧州連合(EU)は、欧州のポストモダンのイメージに沿って景色が塗り変えられることを期待した。その夢は敗れ、体系的な無秩序が広がった。中東での無数の紛争は今、欧州の国境に及んでいる。ウクライナでのロシアの戦争は、その国境を越えた。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が欧州での共産主義終焉後の秩序を破棄したいと思っていることが明らかだとしても、新たな冷戦から得るものは何もない。 だが、数十年に及ぶソ連との対立から救出すべき教訓はある。その1つは抑止力に関するものだ。国際協調を中心に組織された世界に対する期待によって落ち着きを保っている政治家たちは、大国の対抗意識という力学にもう一度目覚め
彼には5億ウォンの懸賞金がかかっていたため、「ユ・ビョンオン・ハンター」という造語も生まれるほど、世間を騒がせた。 実際、筆者が先月、ユ・ビョンオン氏の隠れていた順天(スンチョン)の森の追憶という別荘の近くへ行くと、ユ・ビョンオン・ハンターらしき人たちが2人1組で見張っているのが見えた。 今回の事故は船が沈没したことよりも、沈没後の乗務員たちの行動が最も非難された。さらに時間が経つごとに、乗務員たちだけでなく海洋警察の初動対応も問題視された。 そこから「海フィア(海洋水産部+マフィア)」や「官フィア(官僚+マフィア)」などの新造語も生まれた。こうした対応ミスの部分以外に、船舶の不法な改造などが取り沙汰され、実質的オーナーであるユ・ビョンオン氏にまで捜査が及んだ。 彼は、ただの会社のオーナーではなく、信仰集団の教祖として崇められており、より事件を複雑にさせている。 ユ・ビョンオン氏は遡ると韓
もちろん、いろいろな解説が可能だろう。例えば、国内に深刻な貧富の格差拡大や汚職腐敗問題、さらに環境破壊問題を抱え、国民の不満が政権に向くのを避けるために、外部に緊張を作り出し国民の関心の目をそらせるというのは、定説のように語られる。 また、人民解放軍が独断で行動し、いたずらに緊張を高めているという見方もある。東シナ海に中国が設定した防空識別圏の、日本のそれと重複する空域で中国の空軍機が自衛隊の航空機に異常接近した事案などは、まさにこれが当てはまるだろう。 しかし、冷静に考えれば、中国経済はリーマン・ショック後の急速な景気回復を図って実施した超大型投資の後遺症から、現在は深刻な成長鈍化に直面しており、投資依存の成長路線から脱却し、市場の機能に依拠した成長に転換させるために「改革の全面深化」が求められている。これは2013年11月の党18期三中全会で確認されている事実だ。そうした中国にとって、
ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件について国連人権高等弁務官事務所は28日、「戦争犯罪に当たる」として、事件の真相究明に向けた捜査を急ぐよう求めました。 国連人権高等弁務官事務所は28日、ジュネーブでウクライナ政府と親ロシア派の武装集団が激しい戦闘を続けているウクライナ東部の人権侵害の状況などについて記者会見を開きました。 はじめにマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件について、ピレイ人権高等弁務官の声明が読み上げられ、「国際法の侵害で、事実上、戦争犯罪に当たる。早急に独立した機関による公明正大な捜査が行われなければならない」と呼びかけました。 また、人権高等弁務官事務所は報告書を発表し、ウクライナでの戦闘で、ことし4月から今月26日までに1129人が死亡したことを明らかにしました。 さらに戦闘は、戦車やミサイルなど、より強力な装備で攻撃し合うようになっており、今後、犠
いったいいつからこんなにも、自己責任至上主義が、蔓延するようになったのだろうか。 「日本は、精神障害者に対する社会の認識を変える必要がある」ーーー。 こんなちっとも喜ばしくない指摘を、OECDから受けた。 先進国34カ国が加盟する経済協力開発機構 (OECD)が、各国の精神医療に関する報告書をまとめたところ、日本の精神科病床数は、OECD平均の68床の4倍の269床もあり、突出していることが明らかになった。その根底にあるのが、精神障害者への理解不足だ。 「和」を重んじ、「親切」と評される日本で、 「精神障害者への偏見が、患者の地域生活を支える人的資源や住居の不足につながり、病院での生活を余儀なくさせている」 と厳しく指摘されたのである。 また、報告書では年間の自殺率についても触れられ、日本の自殺率はOECD平均の10万人あたり12.4人の、倍近い20.9人で、「要注意に値する数値」だと警告
ロシア東部シベリア(Siberia)・ヤマロネネツ(Yamalo-Nenets)自治管区サレハルド(Salekhard)近郊の天然ガス田から約30キロ離れた永久凍土に出現した巨大な穴。同自治管区知事事務所提供(2014年7月16日撮影、同26日提供)。(c)AFP/PRESS SERVICE OF THE GOVERNOR OF THE YAMALO-NENETS REGION 【7月28日 AFP】地元の人々の間で「世界の果て」として知られるロシア東部シベリア(Siberia)の辺境地域で、地面にぽっかりと開いた巨大な穴が発見され、同国では科学者らによる調査団が派遣されるなど、大きな話題を呼んでいる。 地下資源が豊富なヤマロ・ネネツ(Yamalo-Nenets)自治管区にあるこの巨大な穴の存在は、動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に投稿された動画で最初に明らかになった。この
クッキーより怖いcanvas fingerprintingって何?迂回方法は?2014.07.28 16:009,082 satomi 問題:ホワイトハウスとYouPornが共通でもってるもの、なーんだ? こたえ:canvas fingerprinting 「canvas fingerprinting(canvasの指紋採取)」というのは、最近大手サイトで採用が広まってる新手のオンライン追跡ツールのことです。クッキーと違って、ユーザー側からは探知もブロックもできないという、とんでもない野郎です。 まさにユーザーの知らぬ間にウェブの閲覧行動がサイトに筒抜け、というマジックミラー状態。その現状をProPublicaが記事にしていますよ。 「canvas fingerprinting」を最初に発見したのはプリンストン大学と英ルーヴェン大学の研究チームです。ここが発表した「The Web Neve
・預言者ヨナの墓、ISISが破壊 キリスト教などの聖地(CNN) 武装勢力に破壊されるイラクの文化遺産―預言者ヨナの墓も(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) イスラーム過激派のISIS(自称「イスラーム国」)は,預言者ヨナの墓廟とされる建物を破壊した。これに対するリアクションで多く見られたものは,「狭量な過激派がまた異教の宗教施設を破壊したか」というものと,ヨナが『クルアーン』にも登場していることを知っている人たちの「イスラーム教での聖人であるはずのヨナの墓をなぜ」というものであった。後者の疑問については,実はかなりいいところを突いている疑問だと思う。ちなみに,2年ほど前にもアルカーイダ系の組織がイスラーム教の聖者の墓廟を破壊している。つまり,これはISIS独自の行動というよりも,過激派にある程度共通する行動といってよい。ここら辺について,ちょっとした解説を試みる。 まず,根本的な話
バラク・オバマ政権は先週、ほぼ40年ぶりに米国産の原油を輸出する許可を出した。1975年に米企業による原油輸出が禁止されて以来、初めてのことである。 今になってなぜオバマ政権は原油の輸出に踏み切ったのか。その背景と今後の狙いを探りたい。 2020年までにサウジアラビアを抜く産油国に オバマ大統領は今年1月の一般教書演説で、「エネルギーの独立(インディペンデンス)を目指している」と述べた。福島の原発事故以来、米国も原子力発電には消極的になり、エネルギー独立という意味は自然再生エネルギーへの依存強化に見えたが、必ずしもそうではない。 実は米国の原油産出量は、既に輸入量を上回るレベルに達しているのだ。 米エネルギー省情報局(EIA)の発表によると、2013年10月時点で、1日当たりの原油輸入量は750万バレルであるのに対し、産出量は780万バレルである。原油をほとんど産出しない日本にとっては羨ま
世の中 【佐世保・高1女子殺害】「誰もがうらやむ」名士一家、母の死後、少女の生活激変 「頭よすぎ変わってる」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
長崎県佐世保市のマンションで、県立高校1年の松尾愛和さん(15)が同級生の女子生徒(16)に殺害された事件で、女子生徒が殺害の動機について、「遺体をバラバラにしたかった」という趣旨の供述をしていることが28日までに、捜査関係者への取材で分かった。殺害と遺体の一部の切断に、金づちとのこぎりが使われたことも判明した。 県警捜査1課は、女子生徒が事前に殺害を計画し、工具類を準備していた可能性もあるとみて調べる。一方で、供述内容などから、生徒の精神鑑定も視野に捜査を進める。司法解剖の結果、松尾さんの死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死と判明。死亡推定時刻は26日午後8〜10時とみられる。 捜査関係者によると、殺害に使われたとみられる金づちは遺体が見つかったベッドの脇に、のこぎりはベッド上に置かれていたという。松尾さんは立った状態で後頭部を金づちで多数回殴られた後、ひもで首を絞められ、頭部と左手
The Ukrainian revolution has unleashed a chain of irreversible events for Ukraine, and in some mystical fashion, also facilitated an irreversible event of even greater scale for its neighbor: Russia became pregnant with Ukraine. The Ukrainian revolution that took place on Kiev’s Independence Square in February unleashed a chain of irreversible events for Ukraine, and in some mystical fashion also
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く