国語世論調査では日本人のほとんどが「今後とも敬語は必要」と思っており、20代までの人はほぼ100%となったそうである。「人と接する際、相手や場面に合わせて態度を変えようとする」と答えた若者は70%にのぼり、中高年の30%を大きく上回っている。 こうした結果を受けて、多くの新聞が「若い世代で敬語の重要性が広く認識されていることは、極めて健全で、日本語の将来にとっても頼もしい限りだ」と賞賛する。 必要な理由としては人間関係の円滑化や「相手を尊敬する気持ちを表わせる」などが大きいが、正しい敬語が分からず、気になると答える人が増えている。 多くの人は職場や家庭、さらには学校の国語の授業で敬語を身に着けているが、学校はともかく、職場や家庭では間違った使い方も多いようである。 例示すれば、(1)「お客様、どうぞ召し上がってください」と言うべきところを「お客様、どうぞいただいてください」と言ったり、(2
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