今季の巨人は地方開催の公式戦が目白押し。ふだんプロ野球を生観戦できないファンは大喜びだが、その背景には首都圏におけるセ・リーグの笑えない現実がある。 巨人ナインは21日、1週間の長期遠征に出発。まずは22日に宮崎市で横浜DeNA戦を行う。春季キャンプのメーン球場であるサンマリンスタジアム宮崎での試合だが、公式戦開催は10年ぶり2回目。この日、羽田空港で取材に応じた原監督も「久しぶりだよね」と意気込んだ。 宮崎でのナイター終了後はバスで約2時間かけて深夜に鹿児島入り。23日には県立鴨池球場で再びDeNAと対戦する。24日に飛行機組と新幹線組に分かれ広島へ移動、25日からは広島3連戦(マツダ)だ。「特にバス移動はしんどい。故障を抱える選手には負担がかかるし、春先はインフルエンザも広まったし。今年は地方の試合が多いよね」(球団関係者) 別表の通り、今季巨人が本拠地の東京ドームないし他球団の本拠球