1990年に没した世界的指揮者であり、ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の作曲者としても知られるレナード・バーンスタインが、最後の10年間に、元ファンだった日本人男性を恋人にしていたことが分かった。 350通のラブレターが浮上 この事実は、米国ハワイ大学で米国文化を研究する吉原真里教授の調査によって明らかになった。 吉原教授は、バーンスタインの研究のために、アメリカ議会図書館にある膨大な資料「バーンスタイン・コレクション」に目を通していたところ、バーンスタイン氏がHashimoto Kunihikoという名の日本人男性とやり取りした360通のラブレターを発見したという。 Hashimoto Kunihiko(橋本邦彦)さんの名は、バーンスタイン氏に関する他の文献の中にも数回登場していたが、いずれも「日本での代理人」や「日本でのコンサートのプロデューサー」といったビジネス上の関係だ