アフリカ南部、内陸に位置するボツワナで、野生のゾウのハンティングが解禁されるかもしれないとして、注目が集まっている。 ゾウと農家とのトラブルが増えている? そもそもボツワナには、アフリカ大陸全体に棲むゾウの約3分の1が集中しているという。 そして動物保護団体は、アフリカ南部全体では13万頭のゾウがいると見積もっているが、ボツワナの数人の国会議員は、その規模はもっと大きいと主張しているそうだ。 さらに近年、野生のゾウと小規模農家との間でトラブルが増えているため、ゾウの狩猟を解禁し、その肉をペットフードにするよう求めているとか。 flickr_Chris Eason 狩猟禁止を再検討する委員会 ボツワナ政府は2014年1月に、Ian Khama前大統領の下で、野生のゾウの狩猟を禁止する法律を制定したという。これは当時、北部で野生動物の数が減少しているとの調査結果が示されたからと言われている。
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