結局、梅田望夫のWEB3+1部作はすべて入手することとなった。本来であれば、そのオプティミズムに対し、自分のなかでなんらかの批評がうまれてしかるべきなのだけれど、その圧倒的なオプティミズムにほだされているのか、ネガティブにとらえる意味があまり発見できない。彼の発信は、どう考えても、刺激的なのだ。 ぼくは、ちょうど『ウェブ進化論』が発行された直後に、以下のようなことを書いている。 『さて、当の『ウェブ進化論』はどうかというと、すでに多くのところで語られていることだと思うが、語られていることの多くが、いわゆるITの文脈にはみえないというところがポイントかもしれない。まだ、ブログあたりの章までしか読んでいないので、確定的なことはいえる立場にはまったくないし、うまくキーワードを提起することもできないんだけれど、これを読んでいて「生き方を考えてみる」といったような言葉が浮かんできた。ただし、それは同