Dvorak配列のキーボードを考案した August Dvorak がつくった映画かな? 9分59秒。silent film. この映画によると、QWERTYのキーボードは "Standard Keyboard"、Dvorakのキーボードは "Simplified Keyboard" と呼ばれている。ただしパソコンじゃなくてタイプライターの話だぜ。 QWERTYを使う Mr. Mayr は1分間に131語をタイプ。 Dvorakを使う Miss Fenton は1分間に165語をタイプ。 QWERTYだと、特定の指が遊んでいる時間がけっこうあり、指をあちこち広範囲に移動している。 それに対してDvorakだと、遊んでいる指はあまりなく、指がホームポジションにある時間帯が異様に長い。 なぜこれほどの違いが出るのかというと、Dvorakのイメージを見れば、わかる。 主に母音として使われるキー
先日iKnow!で習った例文。job と work の使い分けがようわからん。しばし悩み、苦しんだ。 Since this is my first job, my boss is conducting a constant evaluation of my work. 私にとって初めての仕事なので、上司は私の仕事の評価を常に行っている。 【Since this is my first job, my boss is conducting a constant evaluation of my work. - Sentence - iKnow!】 bold指定は引用者 何かを成し遂げた人に向かって "Good job!" って言うけど、"Good work!" はほとんど聞いたことがない("Nice work." はたまに聞く)。なぜだろう。数冊の辞書をじっくり読んだ。 以下はオイラの感覚。
キーボードのQWERTY配列。「これは高速タイピングを防ぐための配列だ」という定説(?)があるけど、それが誤りであるという話を最近知った。 ⇒ Open ブログ: ◆ QWERTY 配列 ⇒ キーボードのキー配列(歴史) いちおうWikipediaの記述も引用しとく。 初期の機械式タイプライターにおいて、あまり高速に打鍵しすぎると印字ハンマーが干渉して故障してしまうために、よく連続打鍵される文字をあえて左右の離れた位置に配置した、という説がよく知られているが、全くの俗説であり、その根拠は見出されていない。 【キー配列 - Wikipedia】 実際には、単純にアルファベット順に並べ、少しアレンジした結果ではなかろうか、という話。 QWERTYの下の段を見れば、それは一目瞭然。A S D F G H J K L の順に並んでいる。ほぼアルファベット順じゃん。 (後述するように、フランス語のキ
パソコンの日本語109キーボードっていうか、QWERTYの場合、一般的には左人差し指のホームポジションは F が正しいとされている。そういう思い込みがあったから、先日のエントリに寄せられたSoraさんのコメントに驚いた。 ⇒ キーバインドは左右相称で それによれば、Soraさんはふだんのキーボード操作の際、左人差し指を G のところに乗せるという。 なぜかというと、「指が短いから」w こうすることで、B を押すのが楽になるんだとか。 「CapsLockからEnterまでの距離が1m以上ある巨大なキーボードを使っている」という事情があるわけではないのだ(たぶん)。 でも、G のところに置くのも「有り」なんじゃないかな、とふと思った。ついでに右人差し指の位置も右側に1個ずらして K に置けば、なお良い。 (F と J のキートップには突起があって … という野暮なツッコミは勘弁) ようするに、
またぞろ血液型性格診断がはやっています。単なる遊び心だからなどと擁護する人もいるでしょうが、差別や偏見、思考停止につながらないか心配です。
蛇の足は蛇足 何が彼女をさうさせたか ゴメン!! タイトル間違こうとったわ。 ×『誰が四人を殺したか』←クックロビンかっつーの ○『四人はなぜ死んだのか インターネットで追跡する「毒入りカレー事件」』 前項「IT地球を征服す」を書いた時点では、既に現物が手元になかったので、うろ覚えで調べもせずに書いたのであるが、Who? ではなくてWhy? でしたね。横着はするものではない。 実はこの間違いに気がついたのは、アレを書いた翌日、偶然読んだいしいひさいちの『ほんの本棚』(創元ライブラリ)に、本書の評が載っていたからである。その結びは次の通りだった。 …まことにいちいちおっしゃる通り。しかし、急に叫びたくなってしまったのは私が昼寝ばかりしていたせいか? 「事件はインターネットで起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」失礼。 奇しくも私の当時の読後感にも共通する一文である。 既に事件から3年が
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03.10.02 「始めまして」か「初めまして」か 「はじめまして」というあいさつをワープロで打ったら「始めまして」と出た。なぜだ、最初に会ったときのあいさつなのだから「初めまして」ではないのか、おかしいじゃないか。1997年、当時中学2年生だった三好万季さんの疑問はここに発しました。 『新明解国語辞典』を見ると「はじめる【始める】」の項に、「【始めまして】」と「始」が記されている。それなのに解説文は「初めてお目にかかりますという、挨拶(アイサツ)の言葉」と「初」が記されている――。 ショックを受けた彼女は、これは調べてみなければならないと大調査を開始しました。この成果は「シめショめ問題にハマる」と題されたレポートにまとまり、あまりにもよくできていたため、当時の新聞記事(たとえば「産経新聞」1997.09.23、「読売新聞」1997.12.14)などで多く取り上げられました。 三好さんはそ
シめショめ問題にはまる 平成9年度夏休み国語科自由研究レポート もくじ *はじめに *辞書調べ *日本語入力ソフト調査 *文化庁『問答集』との出会い *世論調査 *調査結果 *文法派・意味派 *二股膏薬派・日和見派・良識派 *感動詞? *動詞「初(はじ)める」 *結論 *おわりに はじめに ある日私は、父のワープロを使って文章を書いていました。「HAJIMEMASITE(はじめまして)」と入力し、変換キーを押しました。すると、「始めまして」と変換されたのです。 「ウソー、どうして。初対面だから『初めまして』と書きたいのに、何を始めようっていうの。」 と、一瞬驚きました。でも、再度変換すると、こんどは「初めまして」になります。つまり、「(1)始めまして、(2)初めまして」の優先順に変換されるのです。ちなみに、父のワープロは、シャープの「書院WD-X500」です
本書の履歴 『青空のリスタート』は、一九九二年九月三十日付けで、ソフトバンクから紙の本として出した。 一九九〇年一月号から一九九二年三月号にかけて、同社の『パソコン・マガジン』に「インサイドウォッチャー」と題して連載していたコラムを、まとめたものだ。 当時の私は、コンピューター関連企業のスタッフにインタビューして、方向付けを探るといった記事をたくさん書いていた。編集部が用意した「インサイドウォッチャー」という連載タイトルには、人にまつわる企業の内幕話を書いて欲しいというライターへの期待が現れている。 その後の私の道筋に、大きな影響を与えた病気と向き合わされたのは、「インサイドウォッチャー」の連載中だった。「WindowsはMS―DOSの暗黒に一条の希望の光をさすか」という原稿のはちゃめちゃぶりには、「今までの流儀は今後一切まかりならぬ」と言い渡された際の逆上がよく現れている
ほしい本があった。ペストフという北欧の学者が1998年に書いたBeyond the Market and Stateの訳書である。すでに絶版になっていて大学の図書館にはあるのだが、やはり手元に置いておきたい。版元の日本経済評論社にも在庫がなく、アマゾンのused(中古)では、定額給付金でも足りない1万3000円の高値が付いていた。それが元値の3990円で買えた。しかも新品!オンデマンド出版のなせるわざなのだ。 ON DEMAND「万能書店」 http://www.d-pub.co.jp/index.html ペストフ、ビクター (2000=2007) 『福祉社会と市民民主主義 : 協同組合と社会的企業の役割』 藤田暁男[ほか]訳、日本経済評論社 Pestoff, Victor A. (1998) Beyond the Market & State: Social Enterprise &
@檸檬の家 ブログ更新を停止しています 自己紹介 連絡先: 小川 創生 (motoyuki@bc4.so-net.ne.jp) このブログは個人的な「書きたいこと雑記帳」であり、現在または過去の所属の公式見解等を示すものではありません。 昨年のブログ記事『「障害」は本当に「障碍」「障礙」の当て字なのか?』では、青空文庫における戦前の用例などを元に、「障害」は戦後の当て字ではないと結論付け、戦前に遡っても「障害」が「障碍(礙)」の当て字かどうかは判然としないことを述べた。今回の記事はその続編として、明治の法令における「障害」の用例を示して結論の根拠を補強し、同時に、『戦前は「障害者」ではなく「障碍者」だった』という説にも疑義を唱えておきたい。 明治25年の勅令に「障害」が登場 明治以降の法令をどうやって調査すればよいのか、正直言って素人の私はかなり戸惑った。国立国会図書館「日本法令索引
アンチック体は仮名のみの書体で、(引き続き)日本語練習中に詳しいが、20世紀初頭前後に名称が定着してきた。それ以前から似た特徴を持つ太仮名というものがあったようである。 現在ではアンチック単体として子供向けの本や辞書等の見出しに使用されている。また角ゴシック体の漢字と組み合わせるアンチゴチも一般的である。ひらがなを角ゴシック体で表記することを好まなかったのか、アンチゴチというスタイルは普通に使用されている。 アンチック体を子供向けの絵本に使用することになった時期については、1930年の『街頭広告の新研究』では「電話番號用其他に、未だその使途は狹い」と解説がある。現在では辞書の見出しにも使用されているが、1930年代の辞書の見出しには毛筆風の標準的な太さの文字が使われているのを見る。1942年の『宣伝美術教程』では「一名太假名と稱し、よく子供の繪本などで使用される筆で書いたやうな肉太の字體」
漢字を読み書きする力について、いろいろなことが世上で話題になっているが、それとは無関係に、ある学生が問う。 「がぜん」って、どういう意味ですか? 彼は「すごく」というような意味でふだんよく使っているのだが、ある時、本当の意味とは違っていると感じたのだという。「俄然」という漢字を知らない、あるいは知っていても「俄然」の「俄」の字に「にわか(に)」という意味や訓読みがあることまでは習得していない。そのために、使用される文脈と語の発音とが醸し出すイメージに基づいて生じた用法のようだ。「ガッと飛びつく」の「ガッと」というオノマトペのような副詞の働きをする語との関連も考えられる。 「…然」という副詞、連体詞のたぐいの語は、何かと話題になる(*1)。ここでは、話題にのぼりにくいものも扱いながら、少し見ていこう。 「きぜん」という語も、「キッ」とするという語のイメージと結びつきやすいようだ。学生たちに、
手塚治虫/浦沢直樹『PLUTO』07、やっとプルートの全体が見えました。それはともかく、付録ですよ、付録。「PLUTO」設定画集。浦沢/長崎の現時点での対談つき。これが面白い。企画から連載にかけての編集者と漫画家のやり取りが、かなりこと細かに、双方から発言されていて、マンガ編集者論の観点からも貴重な証言です。まさかと思っていた企画が通り、かえって重圧で具合が悪くなった浦沢に対し、長崎は「楽しくてしょうがなかった」というが、じつはここしばらく(ゲジヒトがいなくなってから?)すごく苦しかった、と述べている。でも、どっちか一人が楽しくて、いくらでも引き出しがあるような顔をしていないといけないから、我慢して楽しいフリしていたという話なんか、編集と作家の関係を考えるいい資料ですな。 あと、浦沢が何十憶ってお金がかかる映画とかと違って、マンガはそのプレッシャーがない分、「ダメだったら、次」みたいな「失
祖母の白寿のお祝い 先日、満99歳(数えで100歳)になった祖母の白寿のお祝いをやった。 さすがに身体のあちこちに不具合が出てきており、そろそろ本格的に外出も難しくなってきたので祖母と一緒に家族で集まれるのはたぶんこれが最後だろう。 下は0歳から上は99歳までいるので、移動と諸々…
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