報告遅くなってしまったが、先週(20130711.Thu.)、第6回都市発生学研究会を開催し、福村任生さんに「戦後期イタリアにおける都市組織論の誕生:建築家サヴェリオ・ムラトーリの思想と方法論」と題する講演をいただいた。都市組織論(tessuto urbano)、ティポロジア(tipologia edilizia)のイタリアにおける誕生の経緯を、90分にわたり詳細に跡づけていただき、ディスカッション、懇親会と、重要な議論を展開できたのではないかと思います。まずは福村さんに厚く感謝。そして、わざわざ大阪から駆けつけてくださった松本裕先生(前回、第5回研究会でパリ大改造の都市組織論的な視座からの読解について講演いただいた)、第1回の田中傑さんと第2回の初田香成さん、当研究会お初の日埜直彦さん、若手イタリア都市史研究者の稲益祐太さん(法政大)はじめ、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました