高輪ゲートウェイ駅前で発掘された築堤は、日本の鉄道開闢の時代に線路を敷設する用地を陸上に確保できず、やむなく海中に築かれたもの。その北端は現在の浜松町駅付近の地中に眠っているはずだ。 つまり、明治の初めの頃の海岸は、現在の浜松町―品川間の東海道本線、山手線の線路に沿うラインであった。浜松町が波打ち際だった証拠は、駅前の世界貿易センタービルの基礎部分から見て取れる。入り口の階段も地面に対して水平になっていないのだ。 かつては“日本一”の高層ビル 世界貿易センタービルは1970年の竣工以来、増上寺の大門とその背後に見える東京タワーとともに、浜松町のシンボルとして親しまれてきた。1971年に新宿の京王プラザホテルがオープンするまでは、日本一高い高層ビルでもあった。しかし、老朽化による建て替えに伴い2021年6月30日に閉館。解体工事が始まる。
中国最高の建築物・上海中心大厦(上海タワー)を囲む高層ビル群(2021年7月12日提供)。(c)CGTN Japanese 【7月16日 CGTN Japanese】中国国家発展改革委員会はこのほど通達を出し、高さ250メートル以上の建築物の新規建設を厳しく制限し、500メートル以上の建築物の新規建設を禁止する方針を明らかにしました。 超高層建築物を建設する文化は米国で始まり、一時は経済力の象徴でした。中国の超高層建築物はほとんどが2008年以降に建設されたものです。高層ビル・都市居住協議会(CTBUH)のまとめによると、中国は世界で最も多くの超高層建築物を有する国であり、2020年4月時点で、中国の100メートルを超える建築物の数は1938棟で、米国の436棟をはるかに上回っています。中国の超高層建築物のうち、最も高いのは632メートルの上海中心大厦(上海タワー)です。また、深セン(Sh
東西線や横須賀線はどうなったでしょうか。 昨年度は189%だった日暮里・舎人ライナーが 国土交通省鉄道局が2021年7月9日(金)、都市鉄道における2020年度の混雑率について発表。三大都市圏ではコロナ禍を受け、大幅に低下したことが明らかになりました。 東京圏は107%、大阪圏は103%、名古屋圏は104%と、それぞれ163%、126%、132%から大きく減少しています。 新交通システムの日暮里・舎人ライナー(恵 知仁撮影)。 2019年度に混雑率が199%と一番高かった東京メトロ東西線(木場→門前仲町)は、123%に。195%と続いて高かったJR東日本横須賀線(武蔵小杉→西大井)は117%、194%だったJR東日本総武線緩行(錦糸町→両国)は111%になっています。 なお2020年度の発表における三大都市圏の最混雑区間は、東京都交通局の日暮里・舎人ライナー(赤土小学校前→西日暮里)の14
What cities need now スマートシティはなぜ 失敗し続けるのか?—— 都市に今求められているもの スマートシティが話題になって10年以上が経つが、都市の抱える問題を解消、あるいは軽減できているようには見えない。テック企業が主導する現在のスマートシティ・プロジェクトは、テクノロジー機器とサービス、およびそれらが生成するデータの市場開拓に重点を置いており、都市インフラをアップグレードするものではない。 by Jennifer Clark2021.05.07 60 5 31 都市テクノロジー・プロジェクトが長らく目指してきたのは、都市の管理だ。つまり曖昧性を整理し、不確実性を軽減し、都市の成長と衰退を予測または調整することである。最新の「スマートシティ」プロジェクトには、以前の都市計画プロジェクトと多くの共通点がある。これまで何度も、こうした取り組みは都市の「問題」に対する新し
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仏パリのエッフェル塔と路上に落ちたマスク(2020年3月17日撮影)。(c)Ludovic Marin / AFP 【4月6日 AFP】仏パリはごみだらけで、がらくたが川面を漂う「不潔で見苦しい街」なのか? それとも現代の都市問題に果敢に取り組む「光の都」なのか? パリは本や映画で宣伝されているロマンチックなイメージとはかけ離れた、受け入れ難いほど不潔な街だとする意見に、パリっ子の注目を集めようというハッシュタグが最近拡散している。 住民らがツイッター(Twitter)でパリの悲惨な風景の写真を投稿しているハッシュタグ「#saccageparis(荒らされたパリ)」について、社会党のアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長率いるパリ市当局は「中傷キャンペーン」だと非難した。 市当局は、「フランスの他のあらゆる街と同様、パリは不作法な行為と公共空間の規制に関する問題に直面している」と
トヨタ自動車が富士山のふもとで開発を進める「未来型都市」の工事が23日から始まりました。これまで蓄積してきた自動運転やAIなど最先端のテクノロジーでまちづくり事業に乗り出します。 トヨタ自動車は静岡県裾野市にある工場跡地を中心とした70万平方メートル、東京ドームのおよそ15倍ある広大な敷地に「Woven City」と名付けた未来型の都市をつくる計画です。 建設予定地では近くにある富士山の語呂合わせで2月23日のきょう、豊田章男社長や静岡県の川勝知事らが工事の安全を祈願しました。 これまでにトヨタが明らかにしている構想では、地上の道路はすべての操作をシステムが行う完全自動運転の車が走る専用道路と歩行者専用の道路、そして歩行者と1人乗りの小型車両が行き交う道路の3種類に分けるほか、地下道はモノを運ぶ物流専用とし安全性や効率を検証します。 はじめは高齢者や発明家など360人が住み、住居ではセンサ
何度か通り過ぎることはあっても、降りたことのなかった高輪ゲートウェイ駅。ふと止まった電車からホームの向こう側を見ると、開発が進んでいます。それとなく検索したら、すぐに出てきたのが下のニュース記事でした。 再び走りはじめる電車。 ここに登場するウスビ・サコさんの発言が、感動するほど共感しかりません。一方で、読み進めるにつれ、サコさんの発言と、それに対する開発側の方々の返答が、少し噛み合っていないことに、違和感を感じはじめました。でも、この違和感は、昨今の国内におけるほぼ全ての開発に感じてきたことと同じです。 今やどの開発案件も、知っている企業やお世話になっている方々が関わっているものがほとんど。もちろん誰も悪いものを作ろうなんて考えている人はいませんし、最大の尽力されていることは言うまでもありません。 それでもなんです。 ガワだけが新しそうに見えて、本質が変わらないものが生まれてしまうのは、
トヨタの新領域を手掛けるウーブン・プラネット・グループが2021年1月29日、オンラインでオープニングイベント「THE GENESIS」を開き、今後の取り組みについて説明しました。このなかで未来の街作りであるウーブンシティ事業は、豊田章男社長の息子である豊田大輔氏が担当するというのですが、どんな街作りを目指しているのでしょうか。 2021年2月23日に未来都市「ウーブンシティ」の鍬入れ式を実施へ ウーブン・プラネット・グループが2021年1月29日、オンラインでオープニングイベント「THE GENESIS」を開き、さまざまな事業の取り組みを公表しました。 この会社は、これまでのTRI-AD(トヨタ・リサーチ・インスティテュート-アドバンスド・デベロップメント)が持ち株会社体制に移行したものです。トヨタの未来戦略が、大きく動き出した形になりますが、今後はどのような戦略を描いているのでしょうか
清水建設株式会社(社長 井上和幸)、富国生命保険相互会社(社長 米山好映)、清水総合開発株式会社(社長 星野道人)は共同で、名古屋市中区丸の内一丁目の「名古屋フコク生命ビル」および清水建設グループ所有の駐車場跡地において、延床面積約46,000m2の大規模賃貸オフィスビルの開発に着手します。 計画地では現在、富国生命が名古屋フコク生命ビルの解体工事を進めており、新築工事は清水建設の設計施工により2021年10月に着手します。竣工は、富国生命の創業100周年度に当たる2024年1月を予定しています。 以上 ≪参 考≫ 完成イメージ 計画方針 本計画では、開発コンセプト「多様な働き方に応えるオフィス」に基づき、人と建物をサポートするAI/IoT技術の導入等により、ニューノーマルの働き方を見据えたオフィス空間を創出するとともに、持続可能な社会の実現を目指し、次世代型オフィスビルの機軸となる環境認
羽田空港と東京駅を結ぶJR東日本の新たな路線について20日、国土交通省が事業の許可を出しました。 所要時間が今の30分程度から18分に短縮される計画で、2029年度中の開業を目指しています。 JR東日本は、羽田空港と東京駅、新宿駅、それに新木場駅を結ぶ合わせて3つの路線からなる「羽田空港アクセス線」を計画していて、このうち東京駅と結ぶ路線について国土交通省が20日、事業を許可しました。 JRを使って東京駅から羽田空港に向かう場合、現在は浜松町駅でモノレールか、品川駅で京急線に乗り換える必要があり、最短でも30分程度かかりますが、新たな路線では直通となるため、所要時間は18分に短縮されるということです。 また、宇都宮線や高崎線、それに常磐線方面からの直通運転が計画され、北関東からのアクセスも向上する見込みです。 新たな路線は2029年度中の開業を目指していて、今後、空港内に新駅などが整備され
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大雪の影響で富山市内の路面電車は一部の区間で14日まで運転を見合わせていましたが、最後に残った区間の除雪が終わり14日午前、1月8日以来全線での運転が再開されました。 富山市内を走る富山地方鉄道の路面電車は大雪とそれに伴う除雪作業のため、1月8日の昼ごろから全線で運転を取りやめ、12日には多くの区間で運転を再開しました。 除雪が進まなかったことなどから最後まで運休していた富山駅と富山大学前駅を結ぶ区間は14日除雪が終了し、安全が確認されたことから午前10時32分に1月8日以来運転を再開しました。 現在、南北接続は行っていませんがこれで富山地方鉄道の路面電車は全区間で運転しています。 ただし南富山駅と富山大学前駅の間を走る電車は現在、10分に1本程度の特別ダイヤで運行しているということです。 全線での運転再開が14日までかかったことについて富山地方鉄道は「線路のある県道の除雪が遅れていたこと
高齢化が進む京都市西京区の洛西ニュータウンに21日、移動販売を行うコンビニがオープンした。ニュータウンでは高齢化が進む一方で、周辺地域では食品スーパーの閉店が続いている。「買い物弱者」問題の緩和に向けたサービスに、住民の期待が高まる。 開店するのは「セブン―イレブン京都洛西境谷店」。ニュータウン内にコンビニを誘致してほしいという住民の要望を受け、市住宅供給公社が業者を公募し、コンビニ大手の「セブン―イレブン・ジャパン」(東京都)に決定した。 セブン―イレブンでは店舗が近くにない地域で、軽トラック型の移動販売車を走らせる取り組みを2011年から全国で行っており、京都市内では初めての実施となる。 同店では、食料品を中心に約150点を積み、洛西ニュータウン内の境谷地域で週1回ほど販売する予定。今後は消費者の要望に合わせて、販売地域の拡大や、日用品など扱う品物を増やすことも検討する。 開店を前に2
19日、富山県砺波市の山あいの集落で地滑りが発生し、空き家1棟が倒壊しました。けがをした人はいませんでした。 19日午後1時前、砺波市の山あいにある井栗谷で、近くに住む男性が地滑りが発生した瞬間を映像でとらえました。 映像では、大きな音とともに山の斜面が一気に滑り落ち、木造2階建ての空き家が倒壊するとともに、周辺の樹木が次々と倒れる様子が確認できます。 県などが調べたところ、地滑りが発生したのは集落の山の斜面にある農地で、幅100メートル、長さ200メートルにわたって崩れていることが確認されました。 現地では、ことし7月ごろに地面のひび割れなどの地滑りの兆候が見られたということです。 空き家の近くに住む2世帯7人は、公民館に避難しています。 地滑りの原因について富山県は、ここ数日の雪や雨水が地下にしみこみ、地層のずれがさらに進行したためとみていて、地面の傾斜の変化を感知する「傾斜計」で警戒
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