27日にシャープ(株)が、新しいモバイル端末を発表した。その名は「モバイルインターネットツール NetWalker」。9月下旬発売の予定である。今回は、発表に合わせて試作版を試用する機会を得たので、その速報レビューを披露したい。シャープが世に問う新ネット端末は、どのようなものだろうか? コンパクトなUbuntuマシン CPUはARM系 NetWalkerの外見は、同社の電子辞書に似ている。本体サイズはおおよそ16cm×10cmとほぼA6サイズ。重さは409g。キーピッチは14mmで、机の上に置いてもタイプできるが、ゲームパッドのように両手で抱えて使うのに向いたサイズといえる。 このサイズでシャープのモバイル端末というと、「Linuxザウルス」こと「ザウルス SL」シリーズを思い出す。実際のところNetWalkerは、Linuxザウルスにかなり似た性格の製品である。CPUはARM系のFree
シャープは2009年8月27日、手のひらサイズの超小型モバイルインターネットツール「NetWalker(ネットウォーカー) PC-Z1」を9月25日に発売すると発表した。スマートフォンとネットブックの中間に位置する新ジャンルの製品として売り込む。予想実売価格は4万5000円前後。来年3月までに10万台の販売を見込む。 インターネットに接続してWebサイトを見たり、メールを確認したりするための端末として開発した。OSはリナックスベースの「Ubuntu 9.04」で、Windows用のソフトは使えない点がネットブックとは異なる。携帯電話のようにすぐに使えるのが特徴だ。 5型ワイド液晶を備え、ノートパソコンのようなクラムシェル型をしている。本体のサイズは161.4(W)×108.7(D)×19.7~24.8(H)mm。スーツの内ポケットにも収まるサイズだ。重さは一般的なネットブックの半分となる約
米Googleは64ビット版のGoogle Chromeを公開した。現在はLinux用のみの公開となっている(japan.internet.com、本家記事)。 64ビット版Chrome(厳密にはChromeの基となっているオープンソースブラウザChromium)のコンパイル方法はGoogle Codeのchromiumプロジェクトに掲載されている。また、Ubuntuユーザ向けのAMD64アーキテクチャ用のビルドがLaunchpadにて公開されているとのこと。 Chromium開発メーリングリストのスレッドによると、Chromeの64ビット版対応はまずLinuxとMac用を中心に進められているが、現在Windows用64ビット版の作業も進行中とのこと。当面は64ビット版の完成させることに力を注いできたため、パフォーマンスチューニングなどの調整は今後行っていくとのことだ。
2009/06/30 世界最速のコンピュータシステムをランクする「TOP500」プロジェクトは2009年6月23日、最新ランキングを公表した。同プロジェクトは1993年から年に2度、LINPACKベンチマークによる性能測定を行い、結果を公表している。 今回のハイライトはサウジアラビアのアブドゥラ科学技術大学に設置されたIBM BlueGene/Pが14位に新たにランクインしたことや、、ランキング15位で中国の上海スーパーコンピュータセンターに設置されたDawning 5000AがWindows HPC 2008 operating systemで稼働することなど。1位はIBMのRoadrunner、2位はCrayのJaguarと変動なし。 改めて目を引くのは、インテルアーキテクチャとLinuxの躍進だ。半年前の前回調査で500システム中379システムをインテル製プロセッサ搭載システムが占め
NorTecの「Gecko EduBook」は8.9インチディスプレイを搭載した小型で安価なノートPC(Netbook)。過酷な環境でも長期間使えるように設計されている点が通常のNetbookとは異なるという。 EduBookは、クロックスピード1GHz、消費電力1.2ワットの省電力CPU「Xcore86」を採用し、冷却ファンを省いている。OSはUbuntu Remixがプリインストールされるが、ほかのLinuxディストリビューションやWindows XPにも対応する。ストレージは2.5インチHDDかフラッシュメモリを選択可能。バッテリーは単3電池8本(駆動時間4時間)あるいはリチウムイオンバッテリーを使用できる。 CPUやRAMが取り外し可能なモジュール方式になっているため、アップグレードが容易だという。内部にUSBポーチがあり、キャリアが通信モデムを組み込んだり、ユーザーがWi-Fiま
アナウンス後わずか2カ月でLinux Kernelにマージされたことで一躍注目を浴びることになった仮想化技術「KVM」。しかし、その具体的な仕組みや使用方法となると、意外と知られていないのではないでしょうか。この連載ではそんなKVMについて紹介します(編集部) KVMは、Linux Kernel自体をハイパーバイザとする仕組みで、正式名称を「Kernel-based Virtual Machine」といいます。KVMは現時点では、Intel VT-xやAMD-VといったCPUの仮想化支援機能を必要とし、完全仮想化によりOSの仮想化環境を提供します。 この記事では、「KVMの名前は聞いたことはあるが詳しくは知らない」という方、「興味はあるけど使い方がよく分からない」という方を想定し、全3回でKVMの概要と基本的な使い方、今後の課題について紹介したいと思います。 OS仮想化技術のおさらい サー
アナウンス後わずか2カ月でLinux Kernelにマージされたことで一躍注目を浴びることになった仮想化技術「KVM」。しかし、その具体的な仕組みや使用方法となると、意外と知られていないのではないでしょうか。この連載ではそんなKVMについて紹介します(編集部) 前回「Linux標準の仮想化技術『KVM』の仕組み」では、、KVM(Kernel-based Virtual Machine)の概要について説明しました。今回はそれを踏まえて、基本的な使い方を説明します。KVMはGUIツールで操作することもできますが、今回は基本を押さえるため、すべてコマンドラインで行ってみましょう。 実際にKVMを使う場合にはGUIツールを使うことが想定されますが、コマンドラインでの操作を押さえておけば、GUIツールの裏側で実際に何をやっているのかを理解できるかと思います。 今回の話の流れは以下のとおりです。
Ubuntu 8.10をThinkPad X60sとEeePC 4Gにインストールした。初期設定はこのブログに残した自分のメモを見ながら作業。インターネットに残しておくと便利ですな。 というわけで、次にそなえて差分をメモ。必要に応じて更新するかも。 共通 Evinceの日本語フォント対応 sudo apt-get install poppler-data 参考:https://wiki.ubuntulinux.jp/JapaneseLocalizedDerivative/LaTeXForJapanese OpenOffice.orgを3.0にする ppa.launchpad.net/openoffice-pkgsをaptラインに追加 deb http://ppa.launchpad.net/openoffice-pkgs/ubuntu intrepid main 参考:http://new
英Canonical社が支援するUbuntuコミュニティは2009年4月23日,人気のLinuxディストリビューションの新版「Ubuntu 9.04」をリリースした(写真1)。今回リリースしたのは,デスクトップPC向けの「Ubuntu 9.04 Desktop Edition」とサーバー向けの「同Server Edition」,Netbook向けの「同Netbook Remix」の3種類(カスタマイズしながらインストールできる「Alternate版」もあり)。サポート期間は2010年10月までとなる。 新版では,システム起動時プロセスが大幅に見直され,起動時間が短縮されている。また,インストール先のファイル・システムとして「ext4」を選択可能となっている。ext4を利用することで,最大容量1E(エクサ)バイト,ファイルの断片化防止などに対応する。 カーネルは2.6.28。X Window
LinuxベンダーのXandrosは16日 (カナダ時間)、軽量Linuxディストリビューション「Presto」の発売を開始した。インストールには、Windows XP / Vistaの動作するPCが必要。オンラインストアでの価格は19.95米ドル、7日間利用できる試用版も用意されている。 Prestoは、DebianベースのLinux OS「Xandros」をカスタマイズ、ネットブックなどリソースがタイトなマシンでも快適動作するよう軽量化したLinuxディストリビューション。Windows経由でインストールを行うと、次回ブート時からWindowsとLinuxを選択できるようになる。起動が速く、旧型のマシンでも軽快に動作するという。 CD-ROM1枚分にまとめられたパッケージには、FirefoxやSkype、OpenOffice.orgなどのアプリケーションを多数収録。各種オーディオ /
RHEL/CentOS、Xenを中心にメモを残していきます。内容は無保証。適用する場合は、十分確認の上、自己責任で。 指摘、質問、要望をコメントしてもらえると喜びます。 ローカルミラーレポジトリシリーズ第四回。前回は、更新されないBaseレポジトリを構築したが、今回はUpdatesやExtrasなど、随時更新されるレポジトリを構築・運用する。 第一回目で書いた通り、公式レポジトリの内、Baseを除くUpdates、Addons、Extras、PlusおよびContribは、随時更新されるレポジトリなので、定期的に内容を同期(ミラーリング)しなければならない。同期する手段は、lftpコマンドのmirrorコマンドを利用する rsyncを利用する reposyncコマンドを利用する 等の方法があるが、今回は最後のreposyncコマンドを利用する方法を紹介する。 このreposyncコマンドは
ストーリー by hylom 2009年04月07日 18時57分 「電撃ネットワーク」「電撃UNIX」じゃなくてよかった 部門より IT 雑誌関連の情報サイト「f/x ITメディア・タンク」の記事によると、アスキー・メディアワークスは2006年3月に季刊誌となったUNIX magazineと、ネットワーク系雑誌であるネットワークマガジンを統合し、「月刊 ASCII.technologies」として新創刊、とのこと。 UNIX magazine は6月18日売分、ネットワークマガジンは4月24日売分が最終号となり、季刊誌に形を変えても名前を残していた日本最古参のUNIX情報誌であるUNIX magazineは、1986年11月の創刊から22年と約半年の歴史に幕を閉じることとなる。 UNIX magazineは季刊誌になってから確かに毛色は変わったけれどもコアな情報誌であったと思う。f/xの
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2009年4月中旬にも,同機構が配布しているIPAフォントを,改変と再配布が自由な新ライセンスで新たに配布する。現在は改変を認めていないライセンスのもとで配布しており,IPAフォントを改良したフォントの配布が困難,Linuxディストリビューションによっては同梱が困難という問題があった。 以前,Linuxには高品位でフリーなフォントがないという問題があった。IPAはこの問題に対し,Linuxのデスクトップでの利用を促進するため,商用フォントを買い取り,2003年末にIPAフォントとして無償公開した。当初,IPAが支援したソフトウエアと同梱する形でのみ再配布を認めていたが,2007年に現行ライセンスとなり,IPAフォント単体での再配布ができるようにした。 IPAフォントの新ライセンスは,Open Source Initiative(OSI)により,20
あの日なのでネタっぽいですが、2009年4月1日、CentOS 5.3がリリースされました(リリースノート、SourceForge.JP Magazineの記事、マイコミジャーナルの記事)。 RedHatから遅れること2ヶ月以上、新規の案件で5.3にしたかったタレコミ人はアップデートするか否か思案中です。 CentOS 5.3ではRed Hat Enterprise Linux 5.3をベースに、サーバー/クライアント向けパッケージが提供されている。また、前バージョンで削除されていたcontribリポジトリが復活したそうだ。contribリポジトリはユーザーから寄せられたパッケージを集めたもので、CentOSコアとは重複しないものが集められる予定とのこと。
米Novellは2009年3月24日、エンタープライズ向けLinuxディストリビューションの最新版「SUSE Linux Enterprise 11」を発表した。 同製品は「SUSE Linux Enterprise Server」と「SUSE Linux Enterprise Desktop」で構成されており、新たに2つの機能拡張「SUSE Linux Enterprise Mono Extension」と「SUSE Linux Enterprise High Availability Extension」が追加された。Mono ExtensionはSUSE Linux上でMicrosoftの.NET向けアプリケーションを稼働させるための機能で、High Availability Extensionはコストを削減しつつアプリケーションのアップタイムを確保するためのクラスタリング製品。 S
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