フランスの風刺週刊誌「シャルリー・エブド」が10月11日付の1面で、スペイン・カタルーニャの独立賛成派を風刺するイラストを掲載し、この問題に対する同誌の立場を明確にした(地中海のコルシカ島も、フランスからの独立運動を抱えている)。 スペイン情勢は混迷を極めている。1日の独立投票の結果を受けた10日、カタルーニャのカルレス・プチデモン州首相が事実上の独立宣言をしたものの、同じ演説内で宣言の発効を一時見送ると述べるなど、状況が二転三転している。 「シャルリー・エブド」の1面に向けられた数多くの反応が示すように、状況はスペインに深い亀裂を生んでいる。その風刺画は、カタルーニャの独立賛成派を目出し帽をかぶり、手に自動小銃をもち、「われわれは議論を要求する」と述べるテロリストになぞらえるものだった。