アルツハイマー病の原因物質が作られるのを防ぐタンパク質「ILEI」を滋賀医科大と東京都健康長寿医療センターのチームが特定し、4日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。副作用がない予防法の開発が期待できるという。アルツハイマー病は、脳内に「アミロイドベータ」(Aβ)という物質が蓄積して発症するとされる。これまでAβ生成に関わる酵素を阻害する治療薬も開発されてきた。しかし酵素
名古屋大学(名大)は9月24日、大脳皮質の神経幹細胞が渋滞なく動くことが、大脳の形成にとって重要であることを明らかにしたと発表した。 成果は、名大大学院 医学系研究科 細胞生物学 宮田卓樹 教授、同・岡本麻友美 特任助教らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、9月22日付けで英科学誌「Nature Neuroscience」に掲載された。 胎生期に脳が形成される過程では、まず神経幹細胞の分裂によって多くの種類のニューロンが必要な数だけ作られること、そして作られたニューロンがきちんと並び、組織構造・神経回路を築くこと、という2つのステップが重要だ。神経幹細胞は脳の壁の内の方(「脳室」に面する付近)で分裂をし、ニューロンは壁の外側に配置されることが知られている(画像1)。 もしニューロンが壁の外側に適切に並ぶことが果たせない場合、神経回路の構造が乱れ、てんかんなどの症状につながってしまう
【ボストン(米マサチューセッツ州)=中島達雄】米紙ニューヨーク・タイムズは18日、オバマ政権が人間の脳機能の全容解明を目指し、今後10年かけて政府と民間による新たな共同研究に取り組むことを計画中だと報じた。 早ければ3月に正式発表されるという。 脳神経ごとの役割を解明し、「脳の活動地図」を作るというプロジェクトで、アルツハイマー病やパーキンソン病の原因究明、うつ病など精神疾患の治療法の開発、人工知能(AI)の発展につながることが期待されるという。人間の全遺伝情報(ヒトゲノム)解読プロジェクトに次ぐ、大規模研究になるとみられる。 オバマ米大統領は12日の一般教書演説で、ヒトゲノム研究の経済効果について、「1ドルごとの投資に140ドルのリターンがあった」と紹介。その上で「現在は脳活動地図の作成が重要。1960年代の宇宙開発競争に匹敵する、高度な研究開発のために投資すべきだ」と訴えていた。
HP研、第4の回路素子『memristor』を初めて実際に作成 2008年5月 1日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (2) Bryan Gardiner 17基のmemristorが一列に並んだ単純な電子回路の原子間力顕微鏡画像。それぞれのmemristorは幅50nm(原子150個分)のワイアーで接続されている。 Image courtesy of J. J. Yang, HP Labs. HP研究所の研究チームが、重要な新しい電子部品の、初めての実際に稼働する試作品を作った。この部品が実用化されれば、瞬時に起動する「インスタント・オン」PCや、人間の脳のように情報を処理するアナログ・コンピューターの開発につながる可能性がある。 新しい部品は、『memristor』(memory resistor、記憶抵抗)と呼ばれている。memristorはこれまで、[カリフォ
脳をネットワーク構造的に分析 2007年8月21日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 2007年08月21日 脳の中の機能の違いといえば、これまで、右脳左脳という「範囲」があげられてきたが、新しく、脳内の「ネットワーク」に注目する研究が登場した。子供が衝動をコントロールできず長期的な判断ができない原因は、ネットワークの発達段階の違いにあるという。 ワシントン大学の神経科学者Steven Petersen教授は、電力網やインターネット・システムへの需要を分析するときなどに使われるグラフ理論[訳注:ノード(節点)の集合とエッジ(枝・辺)の集合で構成されるグラフの性質について研究する数学の一分野]を使って、脳の機能のダイアグラムを作成する研究手法を採用した。 大学生たちが音や言葉を使ったゲームをしているときに活発に活動していた脳の39領域を特
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く