ズブの素人を、4日間の稽古だけで舞台に上げ、お客さんに見せられる芝居を作り上げる--。そんな“無謀な”挑戦が、日本が生んだ独り芝居の達人、イッセー尾形氏と、ずっとコンビを組んできた演出家の森田雄三氏によって行われています。ワークショップ、「イッセー尾形の作り方」です。 前回までの連載では、平成17年度に開催されたこのワークショップのエッセンスをお伝えしてきました。残す2回は「番外編」として、今年度開催された(そして現在も継続中の)ワークショップのひとコマを切り取ってご紹介します。 常に進化し続ける2人のワークショップは、ビジネスパーソンにとって、自分の限界と思っていた壁を破るためのヒントに満ちています。そのエッセンスを、彼らにずっと注目してきたルポライター、朝山実氏が分かりやすくお伝えします。初めての方は、ぜひ第1回からお読み下さい (日経ビジネスオンライン 山中 浩之) 「ごめんさい」