【北京時事】華僑向け通信社、中国新聞社は1日、故毛沢東主席の孫で軍人の毛新宇氏(40)がこのほど、最年少で大佐から少将に昇格したと報じた。1970年以降に生まれた将軍第1号になるとしている。 毛氏は毛主席の次男、毛岸青氏の息子で、現在は人民解放軍軍事科学院の戦争理論・戦略研究部副部長。7月29日に四川省を視察している様子を紹介する写真が1日夜、地元政府の公式ウェブサイトに掲載され、写真に写っている毛氏の軍服の肩章から昇格が分かったという。 昨年も少将への昇格が伝えられた毛氏は、今年3月の全国人民代表大会(国会)開会中、「今はまだそうでないが、上層部は7月に正式にその階級を与えるだろう」と語っていたとされる。 異例の昇格の背景に、軍の最高指導者でもあった毛主席を祖父に持つ「血統」があるのは間違いない。 【関連ニュース】 ・ 【特集】世界の航空母艦〜米ニミッツ級から中国の空母建造計