自民党の安倍晋三元首相は15日、参院選で落選した千葉景子法相が閣僚を続けていることを「国民がノーを突き付けたのに閣僚として残るのは問題だ」と批判し、参院に問責決議案を提出すべきだとの考えを表明した。自民党を中心とする保守系議員の勉強会「創生日本」(会長・安倍氏)の会合で述べた。 安倍氏は、千葉氏が選択的夫婦別姓制度導入などを推進していたことも批判し、「選挙区である神奈川県民の良識が示された」と主張した。
参院選で落選した千葉景子法相の閣僚続投をめぐり、自民党など野党の間から参院への問責決議案提出構想が浮上している。大敗した菅直人内閣への追い打ちを狙う動きだが、選択的夫婦別姓の導入や捜査(取り調べ)可視化など、千葉氏が意欲を見せてきた課題の実現へ歯止めをかけようという思惑ものぞく。 苦労の末、再選を果たした民主党参院議員からは「千葉氏を留任させたのは菅首相なのだから、問責は首相に対して行うのが筋だ」との“逆提案”も。「菅首相への問責なら、(民主)党内から賛成者が出るかもしれない」との不気味な予言も聞かれる。 問責を提案しているのは自民党の安倍晋三元首相が主宰する保守系議員グループ「創生日本」。千葉氏が推進してきた選択的夫婦別姓などを批判している。 民主党関係者によると、こうした動きとは別に、捜査可視化推進に慎重な超党派の議員たちが千葉氏の法相続投に反対し、内閣などに対して水面下で早期解
生活に直結した新鮮で興味ある情報を発信します。 皆様からも面白く参考になる情報(正しい情報)をお寄せ下さい。 シリーズ平成の「変」 -参院での問責決議の仇を衆院で討つの「変」― 6月11日、参議院で後期高齢者医療制度、年金記録問題、広範な予算の浪費と不適正使用などを背景として、福田総理への問責決議が、民主、社民、国民新党の多数で可決された。これに対し、政府・与党は、翌12日、衆議院において信任決議を採択した。要するに、参院での問責決議の仇を衆院で討ったということ。 参議院の役割については、最近与党内で「無用論」や、一部保守新聞で「有害論」まで出ているが、見方によると、現在ほど参議院が国民に代わり明確に意志を表明し、チェック機能を果たしていることはなかったような気もする。従来与党が参院の多数を占めていた時期は、衆院で可決されればほとんどそのまま参院で採択され、参院がラバースタンプ化し、衆院の
参議院は6月11日午後、本会議を開き福田首相に対する問責決議案を民主、共産、社民、国民新党の野党4党の賛成多数により可決した。首相に対する問責決議が可決されたのは憲政史上初めてである。問責決議に日本国憲法上の法的拘束力はないが、日本国憲法第41条が「国権の最高機関」と規定している国会の一翼を担う参議院が、「首相として失格である」との意思を決議によって示した意味は重大である。 首相に対する問責決議ではないが、1998年10月に額賀福志郎防衛庁長官(当時)に対する問責決議案が参議院で野党の賛成多数により戦後初めて可決された。額賀長官は当初、問責決議に法的拘束力がないことを理由に辞任を拒んだが、野党による審議拒否が長引き、約1ヵ月後に辞任した。 参議院の議員構成は直近の国政選挙である昨年7月29日の参議院選挙の結果を反映している。その参議院が、「福田首相が首相として失格である」との意思を示したの
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