明治大学はマンガやアニメなどサブカルチャー関係の保存施設としては世界最大規模となる「東京国際マンガ図書館(仮称)」を14年度をめどに設立する。収集対象はマンガや雑誌、同人誌、原画のほか、業務用ゲーム機やアニメキャラクター商品など広範囲にわたり、開館時点で200万点を超える見込みという。 明大出身のマンガ評論家で、毎年8月と12月に都内で行われる世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」を育てた故米沢嘉博氏(06年死去)の14万冊以上の蔵書の提供を受けることになったのを機に、図書館構想が持ち上がった。2年前からは競売などを通じ、大学としても資料の収集を始めた。 明大の構想では、千代田区のJR御茶ノ水駅周辺に点在する駿河台キャンパス内の既存施設を改修するか、建物を新設するかして、書庫や閲覧室のほか展示室、イベントホールなども備えた図書館にする。今月31日には「米沢嘉博記念図書館」を先行して開
インターネットをめぐる館長と職員の対立 川崎 良孝 アメリカ図書館協会は公式にはともかくとして,「検閲」という語を「苦情の申し入れ」と同じくらい広い意味で使用している。 公立図書館への検閲の源は公権力,住民や地域のグループ,それに図書館自体の自己規制に大別できる。このなかで図書館による自己規制は,選択の段階であったり,提供にさまざまな制限をつけるといった措置であったりする。前者は資料選択として扱われ,後者は閉架に入れるとか禁帯出といった対処で,いずれにしても広くコミュニティを巻き込む事件になりがたい。そして3つの検閲源から生じる事件は,いずれも一過性のものであった。 自己規制は表面化しにくいものの,図書館員の専門職倫理や図書館の存在意義との関連で重視されてきた。一方,公権力や住民からの異議申し立ては表面化することも多く,知的自由にまつわる事件として蓄積されてきている。そして住民グループと
日本に駐留する米兵の犯罪に関する日米間の密約を裏付ける法務省資料が、これまで国立国会図書館で閲覧可能でしたが、政府の圧力で六月下旬から閲覧禁止になったことが十日までに明らかになりました。 利用禁止になったのは、一九七二年三月に法務省刑事局が作成した「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料」です。 今年五月下旬、国会図書館に政府から、「(同資料を)非公開とする旨の発行者の公的な決定」が通知されました。同図書館は六月五日に関係部局長で構成される委員会で対応を協議し、「現時点では発行者の公的な決定と異なる判断を下す理由を見いだせなかった」として、同月二十三日に閲覧禁止を決定。同図書館のインターネット資料検索システム(NDL―OPAC)からも削除しました。 国会図書館は、「真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与すること」(国会図書館法前文
国立国会図書館が、1990年から閲覧可能だった「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料」なる資料を、法務省からの依頼を受け今年6月に閲覧禁止にした上でNDL-OPAC*1からもデータを削除したと報道され、波紋を起こしています。 関連ニュース・他の方によるエントリ てえへんだ、てえへんだ…国会図書館が裁判権放棄を裏付ける文書を急きょ閲覧禁止に! - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄 国会図書館の法務省資料/政府圧力で閲覧禁止/米兵犯罪への特権収録 米兵裁判権放棄に関する法務省文書の閲覧禁止について : 世界の片隅でニュースを読む http://blogs.yahoo.co.jp/siminkjp/14570426.html http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081101000935.html http://ryukyu
アニメ『図書館戦争』、ようやく関西でも観れるようになりました。 主人公・笠原郁はじめキャラクターたちがアニメという舞台で生き生きと動きまわっており、雰囲気が非常に良く出ていると思います。第一話を見る限り、ラブにコメする方向性なのかなぁ、と感じたり。 しかしながら物語背景である「メディア良化法がある現代」についての説明がやや端折られぎみであり、アニメで初めて「図書館戦争」を知る方は「なんでこの人たち戦ってるの?」と戸惑う方々もしばしば。*1 というわけで、『図書館戦争』をより楽しんでいただけるよう、「図書館戦争」が描く「世界」について5W1Hでつらつらと語っていこうかな、と思います。 When(いつの時代か?) 昭和の次にくる架空の年号、「正化」31年が物語の舞台です。 昭和最終年度に「メディア良化法」が成立、施行されそれから31年が経過しています。 「メディア良化法」とは公序良俗を乱し人権
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く