塩谷立文部科学相は25日の閣議後会見で、民主党の優勢を伝える各報道機関の衆院選世論調査結果について、「(国民が)目先のお金に釣られて、そういう雰囲気になっちゃうのかなという気がする」と発言した。 塩谷文科相は、民主党が掲げる子ども手当や高校無償化、高速道路の無料化、農業所得補償などの施策について「おかしいと思う」と批判。民主党は「どういう国を目指すのか全く見えない。教育についても具体的提案がなされていない」とした上で、「自民党への失望もあるだろうが、(現政権への)批判だけで(民主支持に)流れていくというのは問題がある。それは危険だ」などと述べた。【加藤隆寛】