タイムズとサンデー・タイムズのサイト閲読が有料化になって、今、購読者(ネットオンリー)はどれぐらいいるのか?憶測ばかりが出ていて、タイムズ側からの公式な数字が出ていないので正確なところは分からないが、とりあえず、8月中旬時点の状況をドイツとフランスの状況も入れて、「新聞協会報」(8月24日付)に書いた。以下はそれに若干補足したものである。 タイムズのサイト有料化のポイントは、「購読者数やアクセスが減っても、それ自体は織り込み済み」ということであろう。 **** 英高級紙タイムズとその日曜版サンデー・タイムズが今年6月、それまで無料だった電子版の閲読に有料制を導入した。最初の1か月は無料テスト期間で、実質的な課金制導入は7月上旬だった。米調査会社によればタイムズの電子版訪問者は導入以前と比較してほぼ半減した。欧州ではすでに複数の大手紙が電子版閲読を有料化している。 タイムズ、サンデー・タイム
![英タイムズ、サンデー・タイムズの有料化 その後 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/54eff32cbec67087a89d7c297b7df8ca5afe5c62/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.excite.co.jp%2Fjp%2FappleIcon%2Fapp%2Fblog%2Fapple-touch-icon.png)