春の伊予国漫遊記。松山・今治と愛媛の魅力を満喫してきました。 法事を兼ねて愛媛観光へ 2024年のGWは、毎年恒例の名古屋帰省ではなく自宅でゆっくり過ごしておりました。というのも、4月に法事のため愛媛・松山に親族大集合というイベントがありまして、そちらをGWの旅行代わりにしたという理由です。法事は日曜日の予定ということ…
春の伊予国漫遊記。松山・今治と愛媛の魅力を満喫してきました。 法事を兼ねて愛媛観光へ 2024年のGWは、毎年恒例の名古屋帰省ではなく自宅でゆっくり過ごしておりました。というのも、4月に法事のため愛媛・松山に親族大集合というイベントがありまして、そちらをGWの旅行代わりにしたという理由です。法事は日曜日の予定ということ…
アキハバラ発―〈00年代〉への問い 作者: 大澤真幸出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/09/26メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 136回この商品を含むブログ (52件) を見る 今年のことを振り返る時にどうしてお避けて通れないのは秋葉原で起きた連続殺傷事件だろう。 あの事件が起きた時、ネットでは多くの人が事件と犯人の加藤智大の経歴に衝撃を受け、何とか自分達の問題として、言葉にしようとし、おそらくそれと同じくらい、関わりたくない、できれば避けたいと思い沈黙、あるいは語ること自体を牽制し合った。僕はどちらかというと後者の側で、事件が起きた時、ショックを受けてる人に対し、どこか冷めた目で見ていた。 その理由は簡単に言うと、それが秋葉原で起きたオタクが殺された通り魔殺人だからで、例えば、その数日前に僕が以前住んでたアパートの近くで起きた福岡の某所での老婆が殺された通り魔事
私のユリイカ誌面での発言「超ライトオタク」についての言説がはてなダイアリー界隈で2・3話題になっていることを今日知りました。 ●超ライトオタクの誕生 - 海ノ藻屑 ●超ライトオタクは誕生していない。ぬるオタが歴史から抹消されている - 増田 ●DENPAが従来のコスプレダンパ文化とどう違うのか誰か教えて欲しい - ARTIFACT ●超ライトオタク - 休憩室@モーニング娘。学会 Ver.2.0 →●オタク音楽イベントがつくる、特殊なコミュニティ - たまごまごごはん DENPA!!!第七夜 DJ TECHNORCH Time あぁなるほど、雑誌に載るということはこういうことなんですね。自分の載った雑誌が一般書店で平積みされている光景を初めてみた時の感動はゲームセンターで自分の楽曲が入ったマシンを見た時の感動に近いものがありましたが、はてなダイアリーを中心としてこういう動きが起きる
オタクがつい一般人(ここでは広く非オタクをいう)にも受けると思ってしまう作品の傾向を考えていた。『あずまんが大王』はギリギリ、『よつばと!』は結構大丈夫だと思っている、と思う。というか受けてる場面を実際見たことがあるので成功例なのだが(引いてる場面も見たことがある)、今回は実際に受けるか受けないかの個別の作品話ではなく、どうして「一般人にも受ける」と思ってしまうのかの話である。 説明するために、まず異世界度というパラメータを導入したい。異世界度とは、現実では起こりえない現象の数/レベルだと思ってほしい。例えば登場人物が魔法を使えたら+1。地球が荒廃してたら+1。巨大な悪に立ち向かったら+1。耳が長かったら+1。肌の露出が多すぎたら+1。と、ポイントが増えれば増えるほど、異世界に近付いている。で、世の中は多分「+1」の状態がギリギリのバランスにあると思われる。フィクションだから1つくらいは作
矢野経済研究所が11月10日発表した2007年度の「オタク市場」についての調査結果によると、電子コミックや同人誌、フィギュアなどの市場規模が成長していることが分かった。一方、社会現象にもなったメイド喫茶はブームが過ぎて縮小、アイドル関連グッズ、アダルトゲームなども縮小傾向にあった。 「一定数のコアユーザーを有するとみられ、オタクの聖地である秋葉原などで扱われることが比較的多いコンテンツとその関連コンテンツ」についてオタク市場と定義して調査。12ジャンルについて市場規模と前年度比を調べた。 成長率のトップは電子コミックで、前年度から約2.5倍の250億円に。携帯電話の画面の大型化やコンテンツ表示の高速化などでストレスなく読める環境が整い、配信作品が増えていることが寄与した。 次いで同人誌が13.5%増の553億円となり、市場規模は調査ジャンル中で2位に。紙媒体の漫画市場は縮小傾向にある中、コ
史上初?オタクコミュニティ研究アイドル 現役大学院生グラビアアイドルの白河理子(23)が、世界初?の研究テーマを披露した。東京・秋葉原で行われたDVD「サンゴの妖精」(グラッソ、3990円)の発売記念イベントで明かしたもの。 白河は慶大の大学院でコミュニティ論を専攻。特にアイドルを中心として集まる“オタクコミュニティ”を研究中で「そういう集団の、内部の人間が研究するのは初めてだと思うんです」と胸を張った。 DVDは3年ぶりとなる映像作品だが、「前回より幼い感じです」。特に砂浜で走るシーンは「素で楽しんじゃってます」と無邪気に笑った。 ◆白河 理子(しらかわ・りこ)1984年12月17日生まれ。身長1メートル60、スリーサイズはB84W54H84。趣味は重い主題の小説を読むこと。特技はクラシックバレエ、乗馬。
昨日、ミクシイのメッセージでDさんという方から、「アニメマニアについて扱った、古いテレビ番組をネットで見つけました。これについて伺いたいことがあります」と、ニコニコ動画のURLを送ってきました。そのURLが以下のものです。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1541995 ↑ニコニコ動画「元祖腐女子・高画質版」 これは1983年3月12日(おそらく)の「ズームイン朝」からのもので、前半が劇場アニメ『クラッシャージョウ』初日に前日から徹夜した若者たちにマイクを向けたもの、後半が前年開店したばかりの大阪のSFマニア・ショップ「ゼネラルプロダクツ」に訪問取材しているものです。 店内には1981年制作の「DAICONⅢ」のキャラクターグッズが映っています。これを制作した団体が今のGAINAXの前身であるDAICON FILM。これとゼネプロの代表はどちらも岡田斗司夫氏
少し前まで商業BLオンリーだった私が、ニコ動で二次創作を観るようになってもう半年近く経ったのかな。思えばそれは獄ツナや和準から始まり、今年になってニコ動を含む二次創作同人に本格的にはまったのだけど、そんな中で私は、じょじょに著作権などの複雑なレイヤーをわずかながらも意識せざるを得なくなり、当事者として腐の抱える問題を感じるようになった、、、ような気がする。それに続いて、またいくつかの問題が見えてきた。それは、腐(と外部社会と)のコミュニケーション空間が抱える問題だ。 以前私はこれは興味深い「注BLです」。 - 腐男子じゃないけど、ゲイじゃないで「棲み分け」問題に触れ、腐当事者がコンテンツや腐コメを、「マナー」として自制・抑制することで(たとえ当人が意図しなくても)ヘテロノーマティブな要請に従うことになり、腐が名づけたホモエロチシズムがクローズドされてしまう問題を指摘した。(まあ、長いから本
以前の「場のルールはどのように形成されるのか(3)」(http://d.hatena.ne.jp/onoya/20080807/1218128487)は、いろいろ思惑があって書いたものだが、内容としてはやはり不備があった。 神宮花火大会におけるベリキューヲタのはっちゃけぶりに関して、僕はヲタの立場から徹底してヲタの立場を擁護した。が、http://kyoto-edu.bne.jp/~althusser/nacci/ の8/13〜14で極めて正当に批判されているように、場のルールを運営者に委ねることによって理論的に責任転嫁を図ることであったり、ヲタ対一般という構図における非対称性を考えた時、実質上ヲタの居直りでしかありえないような言説を著してしまったことには問題があったと思う。とは言え、それであってもなおやはり、ヲタという立場から言葉を紡ぐ時、前回のエントリに意義はあったのだととりあえず言い
今、あらゆるエンターテインメント業界において制作者の前に大きく立ち塞がっているのが、「オタクの壁」である。「オタクの壁」とは、コンテンツをオタク向けに作ることによって、ある一定の売上げは確保できるものの、それ以上には広がっていかないジレンマのことである。「オタクの壁」には、大きく分けると四つの壁がある。その四つの壁について、一つずつ見ていく。 第一の壁第一の壁は、「切り捨ての壁」である。例えば「萌え」というのがある。萌えは、オタクには訴求力があるけれども、それ以外の一般層には逆に嫌悪の対象でもある。それでも、売上げを確保するためには萌えコンテンツを作らざるを得ない。萌えを含んだコンテンツを作れば、ある一定数の売上げが見込めるからだ。もし、萌えを含まないコンテンツを作れば、一般層にも広がっていく可能性は生まれるが、失敗すれば、全く売れない可能性も出てくる。それが怖いから、例え一般層を切り捨て
桃井はるこが「萌えはろっくだ!」として提示したことはひとつの音楽的革命だったが、彼女は今、さらなる革命を成し遂げようとしている。この社会を覆う閉塞感や抑圧、そうした敵に向かって彼女は一人、時にはファンという同志と共に日々闘っている。彼女の武器はショルダーキーボードとパワーグローブ。桃井はるこの「萌え革命」がヲタ達のパワーを解放し続ける限り、世界とアキハバラの平和は守られるのだ。(取材・文/加藤梅造 撮影/北村ヂン) *誌面に掲載しきれなかったインタビュー完全版を公開! ★やっぱり現場が一番好き!★ ──ロフトプラスワンで初のトークライブ「はるこの秘密」をやったのが1996年ですから、もう12年前なんですね。 ロフトプラスワンは今でも原点としてありますね。ロフトプラスワンができる前って、音楽のライブハウスはあったけど、喋ったり議論したりするためのライブハウスってなかったじゃないですか。私はそ
special issue for the summer vacation 2008 2008夏休み特別企画! web sniper's book review 時代を切り拓くサブ・カルチャー批評 『ゼロ年代の想像力(早川書房)』 著者=宇野 常寛 【後編】 文=さやわか 『DEATH NOTE』、宮藤官九郎、よしながふみ……格差・郊外・ナショナリズム、激震するゼロ年代に生まれた物語たちの想像力は何を描いてきたのか。時代を更新するサブ・カルチャー批評の決定版。 << 前回の記事を読む 宇野がポスト決断主義として考えた作品への読解に、現実との齟齬が感じられた点は他にもある。木皿泉によるドラマ版『野ブタ。をプロデュース』(二〇〇五、日本テレビ)についても同様で、こちらは作品側のレベルで宇野の期待するポスト決断主義の構想に追いついていないように見受けられる。宇野はこの作品について、主人公
『ジブリの森とポニョの海』を立ち読みしていたら、ロバート・ホワイティングとの対談で「ポニョは笑えるような映画じゃありませんから」と断言していた。*1「ええっ!? そうなの?」と驚いてしまった。少なくとも、劇場で観ていると何度か観客がドッと笑う場面がある。とりあえず日テレの戦略と鈴木Pの演出により、観客がポニョに期待するものは「家族揃って観賞できる、微笑ましくも感動の物語」といったところだろう。しかし、そもそもその前提が間違っているということだ。作った本人はそんなことを考えていない。 さらに、ポニョ評で散見される意見として「宮崎駿は、あんなのを理想の家族と思っているのか? 時代錯誤もはなはだしい左翼野郎め!」みたいなのがある。そもそも「ジブリは人畜無害なファミリー・エンターテイメント」という偏見に縛られているのは、こういう自称アナーキーな映画評論家たちだったりする。 思わず購入してしまった『
special issue for the summer vacation 2008 2008夏休み特別企画! web sniper's book review 時代を切り拓くサブ・カルチャー批評 『ゼロ年代の想像力(早川書房)』 著者=宇野 常寛 【前編】 文=さやわか 『DEATH NOTE』、宮藤官九郎、よしながふみ……格差・郊外・ナショナリズム、激震するゼロ年代に生まれた物語たちの想像力は何を描いてきたのか。時代を更新するサブ・カルチャー批評の決定版。 昨年、『SFマガジン』誌上で連載が開始され、ネットを中心に大きな話題となった宇野常寛『ゼロ年代の想像力』がついに単行本化された。つまり、これは話題の本である。 連載開始当初から宇野が注目された理由とは、まずはやはり彼が「決断主義」という言葉によってゼロ年代のフィクションの特徴を抉り出すことに成功したからだろう。その達成は単行
アイドルの中川翔子さん(しょこたん)は、子どものころにすきだったアニメ関連のおもちゃを、今になって買い直しているという。魔法少女のアニメがすきだった彼女は、今では入手困難となった、当時のおもちゃをこつこつと集めているのである。こんな感じに。 おそらく、劇中でこれらのステッキを振ると魔法が使える、といった設定の道具なのだろう。自分がまだ小さかったころに遊んでいた、こうしたおもちゃをコレクションすることで、なにか癒されるような気持ちになるのだという。こんなかわいい趣味があるのか、しょこたんには。キュートではないか、とおもった。なんかノスタルジックだしね。おそらく、こうしたアイテムに託された、子ども時代のおもいでがあるのだろう。 しかし、すこし考えてみて、なんというかよくわからなかったのは、なぜ、まだ二十三歳の若くてキュートな女の子が、ことほどさように子ども時代を懐古しているのかということである
「友達居ないことを非モテで正当化するやつ(21 世紀型ベタ)」と「友達居ないことをオサレで正当化するやつ(20 世紀型メタ)」はどっちがマシかと考えたが、どっちもダメだ…。 自アンは名目上アンケートサイトだけど、項目を自由に追加できる時点でまともなアンケートなど成立しないことが自明であった。そういう環境で培われる自アン民としての素養を考えれば、自アン民にまともなアドバイスを期待するなど笑止。 凡庸な人間が 100 人集まっても凡庸なレスがうず高く積まれるだけ、という絶望的な光景。奇人を輩出しない匿名コミュニティってほんとダメだなー。 毒にも薬にもならないことしかいえないやつほど「はっきり言って、」とか頭につけたがる、みたいな話かなあ。 というのは匿名コミュニティが個人にとって何であるか、という部分の話なので、今度こそ書き出してみないことにはなー。最初にまとめようと思った頃から問題設定もずい
ふぬけ共和国・マンガ 新田五郎のHP。主に一般的評価の対象外となった、ぶっとんだマンガ中心の感想サイト。 SFおしかけ女房 ふぬけ別館 鶴岡法斎の『放浪都市』 ライター・鶴岡法斎さんのブログ。 島国大和のド畜生 漫画に関するWebページ「OHP」 もうこれ以上。 石川梨華中心ハロプロ日記 宗教学サークル・埼京震学舎 V林田日記・闘食の荒野へ うろおぼえ選手権! コミック発売一覧 面白漫画倶楽部ブログ おもしろ仲間がおもしろマンガをあざやかに批評!! マンガ感想サイト界隈に投じる巨大なる軽石。 ふぬけ共和国ボイス 新田五郎のボイスブログ。 片瀬捨朗チャンネル8 いろいろとお世話になっている片瀬捨朗さんのブログ。 アンドナウの会 トンデモとは違った面白いイベントをやろうと作られた会 COMIC ZIN 通信販売/TOPページ 同人誌を通信販売させてもらっている本屋さん [amazon] 雑誌「
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