『「ない仕事」の作り方』(文藝春秋)が、発売1カ月で三刷を突破したみうらじゅん。「マイブーム」や「ゆるキャラ」の名付け親で、いとうせいこうとともに手がけた連載「見仏記」がのちの仏像ブームを巻き起こすなど、手法にこだわらず次々と新しいものを生み出し続けている。デビュー35周年を迎えた彼はなぜ世の中にない仕事を作り出すのか。 Photo: Tohru Yuasa Text: Yukiko Umetsu 「本業が何なのか自分でもわからない」と語るみうらさんの肩書は、「イラストレーターなど」と名乗ることが多いという。漫画やイラストを描くほか、エッセイストやミュージシャン、タレントとしての顔も持つ。ひとつの肩書ではおさまらず、現在は、イラストを描く以外の「など」の比重のほうが多くなっているという。 ──「ゆるく楽しく、好きな仕事だけしている」という印象を持っている人も多いと思います。 1980年に『
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く