ブックマーク / www.gizmodo.jp (27)

  • 噴水で溺死した警備ロボット「スティーブ」の勤務先に献花あつまる

    嫌になるほど暑かったんだね...。 ワシントンDCにある複合ビル「Washington Harbour」には警備ロボットが配備されていました。顔認識システムや高画質ビデオ撮影、赤外線、超音波センサーを搭載したこのパトロール用自律ロボットはスタートアップ「Knightscope」によるもの。このロボットが先日、突然噴水の中に飛び込み、Twitterで話題になりました。スティーブと名付けられていたこのロボットが水に沈んだ姿はなんとも無残でちょっとした可笑しさもあります。 Our D.C. office building got a security robot. It drowned itself.We were promised flying cars, instead we got suicidal robots. pic.twitter.com/rGLTAWZMjn — Bilal Fa

    噴水で溺死した警備ロボット「スティーブ」の勤務先に献花あつまる
  • チェルノブイリで発見された放射線を好む菌、国際宇宙ステーションへ

    チェルノブイリで発見された放射線を好む菌、国際宇宙ステーションへ2016.08.01 12:4316,495 塚 紺 大西宇宙飛行士のもとへ...!! 7月18日にフロリダのケープカナベラル空軍基地で打ち上げられたSpaceX Dragon、つい先日国際宇宙ステーションに到着し、新たな研究材料を届けました。この中には、チェルノブイリで発見された放射線を好む菌、8種類が含まれています。 チェルノブイリ事故から10年後の1996年に国際原子力機関(IAEA)が提出したレポートでは、放出された放射性物質の量は広島型原爆の400倍と推測されています。 事故により周囲の動植物は完全に破壊されてしまったのですが、それから30年後、放射能汚染されたチェルノブイリで繁殖している菌が発見されてニュースとなりました。事故現場で採集したこの菌を科学者たちが調べたところ、ただ繁殖しているどころか、放射線に向かっ

    チェルノブイリで発見された放射線を好む菌、国際宇宙ステーションへ
  • 現代人は読まない…。リンク先を見ずにリツイートしまくる人が大半であると判明

    現代人は読まない…。リンク先を見ずにリツイートしまくる人が大半であると判明2016.06.22 21:007,873 湯木進悟 きっと日人も同じなんでしょうね…。 TwitterやFacebookなどのSNSで情報を流せるリツイートやシェア。きっとこの記事もSNSで拡散されていくのでしょう。でも、シェアされている元記事へのリンクをクリックし、ちゃんと内容を読んでいる人なんてあまりいないという悲しい現実が明らかになりましたよ! 調査を行なったのは、米国のコロンビア大学、およびフランスのFrench National Instituteのコンピュータ・サイエンス共同研究チーム。彼らは、昨年夏にTwitterで拡散されていく、CNN、New York Times、Huffington Post、BBC、Fox Newsへのリンク(短縮URL)が含まれたツイートを分析。どのようにニュースがSNS

    現代人は読まない…。リンク先を見ずにリツイートしまくる人が大半であると判明
  • 野球の木製バットが割れる理由は意外と複雑かも

    木っ端みじんに砕け散るバットは見ものですが、野球選手にとっても野球を見に来たファンにとっても危険なものです。なぜバットは割れちゃうのでしょう、そしてなぜどのバットも割れ方が同じように見えるのでしょうか? 野球バットは自然の素材である木でできています。そして木には固有の構造欠陥が存在するのです。もっとも有名な野球バッド素材のアッシュには細かい穴が木目(木の年輪によって色の違う輪の部分が木目)に沿って空いています。これらの小さな穴が弱点となり、バットが割れる要因となります。木目は垂直に与えられる衝撃には1番強いので、バット製造会社はロゴを木目に垂直に配置し、ロゴ面を上にしてバットを振るよう指導することで割れづらいようにしていました。 しかし、有名な野球選手バリー・ボンズさんがメイプル製のバットの人気に火をつけます。そしてこれとほぼ同時期にバットが割れることが多くなりました。メイプルはアッシュと

    野球の木製バットが割れる理由は意外と複雑かも
  • エスカレーターは歩かずに立ってるほうが結局速い。ロンドン地下鉄が実証

    エスカレーターは歩かずに立ってるほうが結局速い。ロンドン地下鉄が実証2016.01.25 08:0011,799 satomi エスカレーターの「片側空け」を世界で最初に導入したのはロンドン地下鉄ですけど、そのロンドン地下鉄の主要駅で「歩くな」の新ルールが試験導入されました。「結局その方が速いから」というのがその理由です。 なんとも直感に反する話ですが、ガーディアンに詳しい解説が載ってました。全部読んでも納得し切れたわけではないけど、理屈の上では合ってます。 ロンドン交通局は今、記録的な乗客数に悩まされていて、昨年12月4日に1日利用客4,821,000人の新記録を更新したばかり。一部の駅(旧式の古い駅)ではラッシュ時アップアップな状況です。それじゃなくても狭くて混み合うエスカレーター。速く行く人は先に進ませた方が混雑も減るって、普通そう思いますよね? ところが違うんです。ここで重要なのは

    エスカレーターは歩かずに立ってるほうが結局速い。ロンドン地下鉄が実証
  • 「重力波が見つかったかも」って、それ何がすごいの?

    「重力波が見つかったかも」って、それ何がすごいの?2016.01.14 15:2015,436 福田ミホ 宇宙の秘密解明の新たな手がかりに。 今週はじめ、「重力波が直接検出されたらしい」という噂でネット上が騒然となりました。それを実現したと言われているLIGO(Laser Interferometer Gravitational Wave Observatory、直訳:レーザー干渉計重力波観測所)は2015年秋に感度を高めるアップグレードを遂げたばかりで、噂は単なる噂ではないと考えられます。 でも重力波を見つけると、何がすごいんでしょうか? そもそも重力波とは何で、どうしてそこまで躍起になって探しているんでしょうか? 簡単にいうと、重力波とは宇宙を構成する物質の振動です。たとえば超新星爆発とかブラックホールの合体といった巨大な事象によって起こる、時空の波です。空の上の星も、地球の上の人間を

    「重力波が見つかったかも」って、それ何がすごいの?
  • 2016年はコーヒー不足が世界で深刻化するかも?

    2016年はコーヒー不足が世界で深刻化するかも?2016.01.04 23:005,398 湯木進悟 コーヒー党には手痛い見通し……。 あなたは紅茶派ですか? それともコーヒー派? コーヒー好きの国民といえば、アメリカなんでしょうけど、日も負けてはいないかもしれません。ただし、どちらの国にも厳しいニュースが待っていますよ。 ご存じのように、世界のコーヒー生産の大半を担うのはブラジルです。五輪開催を控えて、ノリにノッテいるブラジルといきたいところなんでしょうけど、実は非常に深刻な干ばつに襲われています。そして、コーヒー農場も、前例にない被害に見舞われていることが明らかになっていますね。 このほど米国農務省(USDA)傘下の海外農業局(Foreign Agricultural Service)が発表したデータによれば、ブラジルで生産されているロブスタ種のコーヒーが、大幅な減産の見込み。60k

    2016年はコーヒー不足が世界で深刻化するかも?
  • かつて水銀は薬だった。19世紀、その毒性を暴いた海難事故

    かつて水銀は薬だった。19世紀、その毒性を暴いた海難事故2016.01.03 15:0019,426 福田ミホ 昔々、水銀はいろいろな病気に効く薬だと考えられていました。俗説というわけではなく、専門家である医師たちも、それが体に良いと信じていたのです。でも、ある海難事故とそれを分析した医師によって、水銀の捉え方が大きく変わりました。 1810年、スペインの船がアンダルシア地方カディスの近くで嵐にあい、動けなくなっていました。幸い近くにはイギリス海軍船トライアンフがいて、救助のためのボートを差し向けました。 イギリス海軍には船の貨物を横取りしようという下心もあったようですが、乗組員にとって不運だったのは、その貨物が大量の水銀だったことです。助けられた方の船は南アフリカに向かっていて、金鉱から金を取り出すために水銀を使う予定でした。ちなみに古い金鉱には今でも水銀が大量に残っていて、ハイキングや

    かつて水銀は薬だった。19世紀、その毒性を暴いた海難事故
  • 絶滅したはずのウミヘビ、オーストラリアに現る

    謎の復活。一体なにが起こったんでしょうか。 もう15年以上誰も目にしたことがなかったこのウミヘビ。絶滅したものと思われていました。そのウミヘビが、しかも2匹もオーストラリアの海で泳いでいるのを見た時の研究者たちの驚きは、かなりのものだったんではないでしょうか。 このウミヘビ(Australian short nosed sea snake)は2010年、絶滅危惧種リストに正式に加わりました。でも実は1998年から2002年の間のある期間に、生息していたオーストラリア北西のティモール海に浮かぶアシュモア岩礁から消えてしまったんですって。それ以来完全に見られることがなくなってしまったため、自然保護主義者たちはこのウミヘビが完全に絶滅してしまったんだろうと考えていたそうですが、最近になっていきなり現れてきたんです。 Western Australia Parks and WildlifeのGra

    絶滅したはずのウミヘビ、オーストラリアに現る
  • 世界一自由で危険なエクストリームスポーツ

    ヒヤリシーンもあります。 上のGIF画像を見れば一目瞭然ですが、世の中にはこんなにも自由で無鉄砲なスポーツがあります。その名も「ウィングスーツ」。体にムササビ状のスーツを装着し飛行するこのスポーツ、毎年たくさんの死者が出ていて「最も危険なエクストリームスポーツ」という称号もあるんです。 さてさて今回ウィングスーツでの飛行に挑戦するのはRoberta Mancinoさん。パナマのパナマ市で飛行機を飛び降りた彼女は、2つの狭いビルの間をすり抜けるという危険なチャレンジを行ないました。若干ビルに近かったのか思わずよろけていますが、なんとか飛行は無事に成功しています。 これ、ビルにあたったら即死ですからね。個人的には絶対やりたくない。 Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文] (塚直樹)

    世界一自由で危険なエクストリームスポーツ
  • 米国の19歳少年、ツイッターアカウント57個でISISの勧誘活動して逮捕

    米国の19歳少年、ツイッターアカウント57個でISISの勧誘活動して逮捕2015.12.21 11:50 福田ミホ これからも続きそう。 米国ペンシルバニア州の19歳の少年が、ネット上でISISへの勧誘活動を行なっていたとして逮捕されました。Jalil Ibn Ameer Aziz容疑者は、両親とともに住む家に武器を貯めこみ、「女を買って奴隷に」とか「米兵を殺す」といったことを日々ネットに書き込んでいました。ツイッターでは「@MuslimBruh0」のようなアカウントを通算57個も使っていました。 米司法省が公開した告訴内容によると、AzizはツイッターでISISのプロパガンダを拡散したり、新たなメンバーを募集したりしていました。以下はその一部です。 AZIZはツイッターを使い、米国軍の兵士に対する暴力を支持するISILのプロパガンダを広めていた。2015年3月21日頃、AZIZはツイッタ

    米国の19歳少年、ツイッターアカウント57個でISISの勧誘活動して逮捕
  • 経済学者は語る「デス・スター2つも破壊されたら銀河帝国は経済破綻する」

    経済学者は語る「デス・スター2つも破壊されたら銀河帝国は経済破綻する」2015.12.14 20:306,897 そうこ 銀河帝国の予算管理はどうなってんの? デス・スター。それは、惑星を一撃で破壊することができる銀河帝国の最終兵器。「スター・ウォーズ」に触れた者ならば誰もが知っている常識です。が、知らなかったのは、そのデス・スターを2つも破壊されてしまっては銀河帝国は経済破綻してしまうということ…。帝国の誰も予算管理には疎かったようですね。 今回、デス・スターと銀河帝国のお金事情をはじき出したのは、ファイナンシャル・エンジニアリングのZachary Feinstein教授。その詳細は、彼の発表した論文「It's a Trap: Emperor Palpatine's Poison Pill」にて解説されています。 映画に登場するパワースーツや宇宙船などを実際に作ったらどのくらいの費用がか

    経済学者は語る「デス・スター2つも破壊されたら銀河帝国は経済破綻する」
  • 「デザイナー・ベビー」がくる

    先日アメリカ歴史的な「ヒト遺伝子編集サミット」が開かれ、米国内のヒト遺伝子実験にGOサインが出ました、「妊娠に至らなければ」という条件付きで。 先進的でビックリ仰天ですが、現実問題、ヒトの特性選別がくるのはもう時間の問題です。遺伝子操作の「デザイナー・ベビー」は結局、未来の現実として受け入れなければならないところまでいくんではないかと思います。以下に、その理由を詳しく見ていきます。 きっかけは中国、CRISPRの衝撃 3日に渡ってワシントンDCで開かれた「ヒト遺伝子編集国際サミット」では、世界を代表する遺伝子学と生物倫理学の権威が集まり、ヒトゲノム編集の未来を語り合いました。 招集のきっかけは、今春中国がヒト胚のゲノム編集による実験成果を発表したことです。パワフルで驚くほど単純なDNAのカット&ペースト用ツール「CRISPR」を使って、致命的な血液異常の原因となる遺伝子を操作した例の実験

    「デザイナー・ベビー」がくる
  • ネズミの精子はなぜゾウのより大きい?

    ネズミの精子ってゾウの精子よりずっとずっと大きいって知ってました? そして小バエの精子は生物の中で一番長いと言われています。でもどうして小さい動物の精子が大きくて、大きい動物の精子が小さいんでしょうか。 動物の種類によって精子のサイズが違う理由については、いくつかの説があります。1つは小さい動物と大きい動物では代謝の制約が違うからというもの。代謝の高い小さい動物は新しい精子細胞を作り出すのが早く、代謝の低い大きな動物は遅いことに関係しているという説です。 もう1つはオスよりメスに関係している説。精子がゾウの子宮に向かうとき、ネズミの子宮に向かうよりも長い距離を泳ぐことになりますよね。精子のサイズが数ミリ長いだけではあまり違いがないので、もし大きなメスを妊娠させたいのなら数を増やすほうが賢明だということです。 もちろんオスがたくさんの数の大きな精子を作り出せるのならば、それは理想的です。でも

    ネズミの精子はなぜゾウのより大きい?
  • 「安全」と太鼓判の遺伝子組み換え「フランケン・フィッシュ」、ホントに大丈夫?

    「安全」と太鼓判の遺伝子組み換え「フランケン・フィッシュ」、ホントに大丈夫?2015.11.27 09:00 Rina Fukazu ちょっと、ぎょっとしちゃいますよね。 数十年にわたる検討期間を経て、ついにFDA(アメリカ品医薬品局)が、遺伝子組み換え(GE)のアトランティックサーモンはべても安全であると承認しました。 FDAは、AquAdvantageサーモンと呼ばれる遺伝子組み換えのアトランティックサーモンについて、「遺伝子組み換えでないアトランティックサーモンと安全性、栄養価ともに同等」だと表明。その理由については、自然のアトランティックサーモンと"物質的に同じ"だから。さらに、「販売時に遺伝子組み換えと表示する必要のある成分を含んでいない」との理由から、ラベル表示の義務も現時点で必須ではないのだとか。 そもそもAquAdvantageサーモンって、どんなもの? 1989年に開

    「安全」と太鼓判の遺伝子組み換え「フランケン・フィッシュ」、ホントに大丈夫?
  • 「レーザー=熱い」はもはや偏見に。史上初、液体を冷やせるレーザーが誕生

    「レーザー=熱い」はもはや偏見に。史上初、液体を冷やせるレーザーが誕生2015.11.24 16:307,189 福田ミホ いろいろな意味でクール。 レーザーを皮膚にあてられたら、熱で火傷しそうな気がしますよね。でもワシントン大学の研究チームが、レーザーで液体を冷やす方法を編み出し、水の温度を華氏36°F(摂氏20℃)も冷やすことに成功したんです。 とはいえ、市販のレーザーポインターをぬるいコーラの缶なんかにあてて一瞬で冷やせるかというと、もちろんそうはいきません。この冷却レーザーには、赤外線レーザーが使われていて、それが通常のレーザーといわば逆の働きをすることで液体の温度が下がるんです。 ワシントン大学のPeter Pauzauskie准教授らが開発した手法はこんな仕組みです。まず、レーザー結晶のナノ粒子をひとつ、物体を引き寄せる働きを持つ小さなトラクタービームを利用して水のに浮かべ、そ

    「レーザー=熱い」はもはや偏見に。史上初、液体を冷やせるレーザーが誕生
    Innovator00
    Innovator00 2015/11/24
    冷凍光線実現へ
  • ロボットで雇用半減って悲観的すぎ。大事なのは人間が楽になること

    ロボットで雇用半減って悲観的すぎ。大事なのは人間が楽になること2015.11.18 20:30 福田ミホ ロボットが人間を、人間がロボットを補完するのだと。 ロボットが人間の仕事を奪うとか、っていうか奪ってるよとか、そんな話題が最近よく見られます。でもロボットって人間を破滅に追い込むために存在するんでしょうか? 米GizmodoのBryan Lufkin記者は、違う考え方みたいです。以下はLufkin記者による論考です。 イングランド銀行が、今後10年から20年で、ロボットのおかげで雇用が激減するという予測を明らかにしました。その数は米国で8000万人分、イギリスでも1500万人分に及び、両国の労働者数の半分以上に相当するんです。 その見解は、イングランド銀行のエコノミスト、Andy Haldane氏がイギリス労働組合評議会で発表したものです。彼は、ロボットが中流階級を「中抜き」し、人間だ

    ロボットで雇用半減って悲観的すぎ。大事なのは人間が楽になること
  • フェイスブックのニュースアプリ、そろそろくるかも!

    いったいどんなニュースが届くんだろう? 以前も報じられた、フェイスブックのニュースアプリが登場するという噂。どうやらその計画、順調に進んでいるみたいです。フィナンシャル・タイムズの報道によると、フェイスブックはニュースアプリ「Notify」を来週にもリリースするそうなんです。 このアプリにはリアルタイムでニュースが届き、さらにVogue、Mashable、ワシントン・ポスト、CNNなど主要メディアもニュースの配信を予定しているとのこと。だいぶ賑やかなニュースアプリになりそうですね! また、以前にも報じられていたように特定のニュース配信局を購読したり、ユーザーに通知を出したりできるそうです。 フェイスブックはすでに「Instant Articles」という仕組みで、ニュースの配信を開始しています。さらに検索機能を強化して議論への参加を促したりと、同社は明らかにニュース配信へ向けて力を入れてい

    フェイスブックのニュースアプリ、そろそろくるかも!
  • テレビで野球を見ることが「未来」だった時代

    テレビで野球を見るなんて今や当たり前。女性をターゲットにあれこれ盛り上がる野球界といえど、家でテレビで野球見るなんてオヤジ臭いと言われてしまうほど、古くさいイメージすらある当たり前なテレビ野球中継。 しかし、物事にはなんでも始まりがあるわけで。現代の当たり前が、何十年も前にはまるで魔法のように、SFのように取り扱われる時代があったのです。 1939年、メジャーリーグの試合が初めてテレビ放送されました。シンシナティ・レッズ対ブルックリン・ドジャース(現在のロサンゼルス・ドジャース)の1戦でした。それは、アメリカテレビというものが、まだまだ一般的に普及する前の、実験的だった時代のことでした。人々はずっと昔から、テレビで野球を見ることを、夢のような話だと待ちわびていたのです。 トップ画像のイラストは、1922年に発行された雑誌「Science and Invention」に掲載されたもの。何千

    テレビで野球を見ることが「未来」だった時代
  • タイムカプセルに入れると…未来には再生できないものって?

    USBメモリーでもダメになるんじゃ? 音楽や映像そのものが消えることはなくとも、その再生手段がなくなってしまうことって多いみたいですね。レコード盤なんて出てきても、眺めるだけで、そこに収められている音楽を聴くことができない。あるいは、ビデオテープを発見しても、もうそれを再生するビデオデッキなんてありませんという人だって多いのではないでしょうか。 このほどイースタンコネチカット州立大学の学生寮に入った若者たちは、しばらく使用されていなかった箱の中から、カセットテープに収められたタイムカプセルメッセージを発見。エリザベス、ミッシェル、レベッカ、カレンという4人の女子学生が、2001年12月18日に残したメッセージが含まれているらしいのですが……。 なんとケースに入っていたカセットテープそのものの保存状態は問題ないものの、発見者たちはいずれも再生方法がなく、どうやっても残されたメッセージを聞け

    タイムカプセルに入れると…未来には再生できないものって?