今年の国連総会は、オバマ大統領や鳩山首相の初登場などもあり、日本では通年以上の注目を集めたようです。 お国柄を反映して、各国様々の演説でしたが、国連の実態を痛烈に非難したリビアのカダフィ大佐とフランスのサルコジ大統領や、金融危機から学べと訴えた豪州のラッド首相などの演説に注目したいと思います。 崇高な目標を掲げた国連が、世界平和と公正の為に多くの役割を果して来た事は否定出来ませんが、激しい主導権争い,腐敗、非効率など多くの負の部分を抱えた国際組織である事も否定出来ません。 15分の時間制限を無視して1時間40分も続いたカダフィ大佐の演説は「時差が酷すぎて眠れないのは、世界の中心から離れたニューヨークに本部があるからで、ニューデリーか北京に本部を移せば良い」「欧米は植民地搾取をした償いとして、アフリカに7兆7千億ドルの賠償を払う義務がある」「各国代表の演説は、ハイドパークのスピーカーズコーナ
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