たばこやお酒をガマンして飲まない人よりも、くよくよしないマイペースで少しくらい不まじめなほうが長寿をもたらす――。こんな内容の「『まじめ』は寿命を縮める『不良』長寿のすすめ」(宝島社新書)が話題だ。 「日本人は勤勉でまじめ」といわれてきたが、うつ病やガン、認知症にかかったり、年間3万人もの自殺者を生んでいたりする。それも「まじめさ」ゆえと指摘、長寿のヒケツは「免疫力」にあるという。 NK細胞を活性化して健康になる 著者で、順天堂大学医学部の奥村康教授(免疫学)は「不良」長寿の意味を、「NK(ナチュラル・キラー)細胞を活性化させることが健康と長寿のカギになる」と説明する。 NK細胞は免疫細胞の中でも、ウイルス感染細胞やガン細胞などをいち早く発見して殺す働きをする。インフルエンザなどの感染予防やガン予防の「決め手」ともいわれ、最近ではさまざまな研究の成果が報告されるようになった。 そこで俄然注
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