2010年1月11日のブックマーク (4件)

  • 温暖化対策と負のコスト - himaginary’s diary

    マンキューが昨年12/30のエントリで紹介しているが、昨年末、ブルッキングス研究所のテッド・ガイヤー(Ted Gayer)がクルーグマンを軽く批判した論説に対し、Free Exchange*1、デロング、エズラ・クライン、そして当のクルーグマンが相次いで噛み付くという騒ぎがあった。 問題となったガイヤーの文章の一節は以下の通り。 Arguing in favor of cap-and-trade, Paul Krugman recently wrote that “cutting greenhouse gas emissions is affordable.” He reasons, correctly, that there will be cost savings stemming from the financial incentives for emission reduction

    温暖化対策と負のコスト - himaginary’s diary
  • 日銀は日本経済を救えるか?

    慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授/小幡績 不況に陥っている日経済に対して、日銀が無策であると、ことあるごとに批判される。ほとんどの経済学者、エコノミストは、日銀に対して批判的で、デフレを解消するために、穏やかなインフレを起こせと主張している。米国経済学者のポール・クルグマンが、日は、リフレ政策、すなわち穏やかなインフレを意図的に起こす政策を採るべきだと90年代末に主張したのは有名であるし、これと同じような主張を日の多くの学者が行っている。私は、これらの意見に反対である。なぜなら、インフレになっても、いいことは一つもないと考えるからである。 リフレ政策を主張する学者達の議論を整理しよう。インフレになると景気が良くなる理由は、まず、所得移転である。すなわち、お金を貸している人から、借金をしている人へ所得が移転する効果である。10億円を銀行から借りている企業は、インフレになり、価格水

    日銀は日本経済を救えるか?
    JD-1976
    JD-1976 2010/01/11
    「リフレ派」の議論を微妙に歪曲して批判してる時点で「ダメな議論」。いちばん肝心な「期待」の経路も無視。わざとなのか天然なのか。
  • 「デフレ地獄・脱出への処方箋」(宮崎哲弥・菊池英博・安達誠司・飯田泰之) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    今月の『Voice』は個人的に読むところが多くて嬉しかった。上記の座談会以外にも。長谷川幸洋、若田部昌澄、山形浩生、そしてジョセフ・スティグリッツ諸氏の寄稿があり、それぞれ参考になる意見が多い。特に山形、スティグリッツ論説はあまり他では読むことのできない貴重な意見を述べているのでぜひ読んだ方がいいだろう。 さて座談会だが、これもまたかなり楽しめた。特に変なことをいうワル筋な人がいないので論点がすべてかみ合っているので知識の多角的整理としても使えるだろう。それに対立している点ー財政政策の効果ーをめぐる菊池、飯田、安達三方の意見は議論がかみ合っているので、この財政政策の問題を考える上でも非常に参考になる。 菊池氏ー財政政策は効果あり。これを否定する若手には危機感表明。実証は一部の知識の集約にすぎないという「世間知」的立場をとっている 飯田ー菊池氏の懸念する若手の代表だと思うが、財政政策は効果き

    「デフレ地獄・脱出への処方箋」(宮崎哲弥・菊池英博・安達誠司・飯田泰之) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
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