ストレージ最大手である米EMCが先週開催したイベントEMC Worldで、同社のプレジデント兼COO パット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger)氏は、同社の本業であるストレージ機器を仮想化してソフトウェアにしてしまおうという大胆なビジョンを語りました。 今後、x86サーバやハードディスクやフラッシュドライブのようなストレージデバイスの価格がさらに低下していけば、安価な汎用サーバがストレージ機器の脅威になっていくことは間違いありません。 ストレージ機器を仮想化してしまうという同社のビジョンは、そうした世の中の流れにストレージ専業ベンダーとして先手を打ったように見えます。 ゲルシンガー氏の発言のハイライトをまとめました。 VPLEXを仮想アプライアンスの最初の製品として提供する 昨年、このステージでストレージアレイの中で仮想マシンを実行するデモを見せた。これは強力なアイデアで、というの
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