CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに データアクセスを簡単にするO/Rマッピングライブラリやテーブルアダプタを採用しているにも関わらず、「設定ファイルを書くことが大変だ」「自動生成されたソースが複雑だ」などと感じたことはことはありませんか? 本稿では、コードがシンプルで、マッピングを定義するXMLファイルも書かなくてよい「S2Dao.NET」という新しいO/Rマッピングライブラリについて紹介します。 対象読者 .NET開発者。データベースプログラミングやO/Rマッピングに興味をある方を対象としています。 必要な環境 このサンプルはVisual Studio 2005で作成し、.NET Framework 2.0で動作確認をしています。データベースはMicrosoft Access(MDB)を使用しています。本稿ではC#にて解説をしていますが、VisualBasicのソースコードもダウンロードできます。 S2Dao.N
はじめに Silverlightに限らない話ですが、ページからのイベントに対する処理をすべてイベントハンドラに記述してしまったために、再利用性が著しく低かったり、単体テストがひどくやりにくいシステムを見たことはありませんか? これは、プログラムの機能をすべて同じ層に記述していることが原因の1つです。 この問題に対するSilverlightでの解決策の1つが、MVVMパターンです。今回はMVVMパターンと、MVVMパターンの要となるデータバインディング、コマンドバインディングについて2回にわたって解説します。 MVVMパターンとは MVVMはModel-View-ViewModelの頭文字をとった、アプリケーションの階層化パターンの1つです。階層化パターンを適用することで各層の依存関係が薄くなり、アプリケーションの修正、複数人数での分散開発、単体テストなどが実施しやすくなります。 Expre
本連載では、JavaScriptライブラリの中でも人気が高まりつつあるjQuery UIとプラグインを取り上げます。今回は、Input Hint Overlay、Text input field filter、jQuery Validation、Password Strength、Simplest Twitter-like dynamic character countについて説明します。 はじめに 第2回「jQuery UIのウィジェットを使ってみよう」では、jQueryのユーザーインターフェースを拡張するjQuery UIのインストールから、jQuery UIのDialog、Datepicker、AutoComplete、ProgressBarの使い方を取り上げました。第3回では、第1回「jQuery UIのインタラクションを使ってみよう」でも簡単に触れたjQuery Pluginのフ
はじめに Silverlight 4では、n階層に分割されたアプリケーションを作成するためのアプリケーションフレームワークとして、WCF RIA Servicesが提供されています。 これから2回に渡って、WCF RIA Servicesの概要と仕組みについて解説を行います。前編の今回は、GUIを利用した開発でWCF RIA Servicesの簡単なアプリケーションの作成を通じてWCF RIA Servicesの概要を解説します。 WCF RIA Servicesとは WCF RIA Servicesは、Silverlight 4で追加された、Silverlightでn階層アプリケーションを簡単に作成するためのアプリケーションフレームワークです。 n階層型のアプリケーション Silverlightでの業務アプリケーション構築を考えた場合、いくつかの課題が頭の中に浮かびます。最も頭を悩ませる
ASP.NET MVC 2とjQuery Template Visual Studio 2010では、Web Form/MVC 2/Dynamic Data各プロジェクトテンプレートにjQueryが含まれています。マイクロソフト自身も、ASP.NETのクライアントサイドのAJAX実装はjQueryを推奨しています。これによりクライアントサイドの開発にjQueryを使用する機会も多くなるでしょう。 また、『クライアントサイドの開発強化に注目!~VS2010+ASP.NET 4.0新機能(前編)~ 』で紹介したASP.NET AJAX Libraryですが、現在はASP.NET AJAX Control Toolkitに内包されています。しかし、Beta時代のものを残しているだけです。マイクロソフトもjQueryコミュニティと同じプロセスで技術提供を行う予定です。そのため、今後はjQuery
Microsoft Web Farm Frameworkの紹介 先月、Microsoft Web Farm Frameworkのベータ版をリリースしました。Microsoft Web Farm Frameworkは無償の製品で、Webサーバーファーム(負荷分散と冗長かを行うためのWebサーバー群)のプロビジョニングや管理が簡単にできます。この製品で、Webサーバーファーム内のプラットフォーム・コンポーネントのインストールおよび構成を自動化でき、ASP.NETアプリケーションを自動的に同期およびデプロイできます。またロードバランサーとの統合もサポートしており、サーバー間の更新が自動化できるため、サイト/アプリケーションがダウンしたり利用不可になることがまったくありません(ロードバランサーのローテーションからサーバーを自動的にまとめてプルし、それらを更新し、そしてローテーションに戻します)。
これは、VS 2010および.NET 4リリースに向けたブログ投稿シリーズの第26弾です。 本日のブログ投稿ではVisual Studioで使用できるデバッグの便利なチップスをカバーします。私の友達Scott Cate氏(素晴らしいVSのチップスやトリックをここに数多くブログ投稿している)が、(ほとんどが前から製品中にもあるにもかかわらず)Visual Studioを使用しているほとんどの開発者が恐らく知らない素晴らしいチップスを最近見せてくれました。もしまだそれらを活用していないとしたら、この投稿がきっかけになれば幸いです。すべて簡単に習得でき、多くの時間を省いてくれます。 カーソル行の前まで実行(Ctrl+F10) よく見かけるのが、アプリケーションの最初の方でブレークポイントをヒットさせてデバッグし、繰り返しF10/F11を使って本当に調査したい実際の場所にたどり着くまでコードをステ
はじめに MSDNライブラリには、マイクロソフトの技術情報が大量に掲載されていますが、英語版に比べ、日本語版の内容は中途半端なのが実状です。 たとえば、スレッドの優先順位を設定する「SetThreadPriority」関数の説明を見ると、英語版には「Windows Server 2008およびWindows Vistaでは、スタートアップやレジストリのRUNから自動実行されたプログラムに対するスレッドの優先順位指定が、システム開始から60秒程度効かない」との注意書きがありますが、日本語版にはありません。 また、仮想ディスクの情報を設定する「SetVirtualDiskInformation」関数を検索すると、英語版には説明がありますが、日本語版には項目自体がありません。 そこで本記事では、MSDNライブラリの英語版がスラスラ読めるように、とはいきませんが、英単語で引っかかることが少なくなる
ラムダ式の動的な構築 ラムダ式を記述するには、Functionキーワードを使用し、入力パラメータを指定し(各パラメータのデータ型も指定できます)、値を返すメソッド本体を記述します。ラムダ式の構成要素を求めるには、式をExpression(Of Delegate)型のインスタンスに割り当てます。ラムダ式を動的に構築したい(さまざまな要素をばらばらに求めたい)場合は、関数型構築を使用して、式の各要素を表すExpressionオブジェクトを定義します。動的なラムダ式を実行するには、Expression.Compileメソッドを呼び出します。コンパイルによって式ツリーのインスタンスがデリゲートとして返され、そのデリゲートを呼び出すことができます。 System.Linq.Expressions.Expressionクラスは、すべての式要素の基本クラスです。さまざまな式要素(例えば定数など)を構築す
はじめに 本稿では、開発から運用まで一貫して利用できるロギングライブラリの「log4net」を紹介します。 読者の皆さんは、アプリケーションの挙動を確かめるために、メッセージボックスを表示(MessageBox.Show)させたり、デバッグウィンドウにメッセージを出力(Console.WriteLine)していませんでしょうか。これらの方法は手軽な反面、リリース前にMessageBox.Showをコメントアウトしなければいけない、Console.WriteLineの出力メッセージを実行形式のモジュールから見ることができないなど、本番運用には適しているとはいえません。しかし、log4netを使用すると簡単に効果的なログ出力が可能になります。対象読者 .NETにて開発を行っている方を対象としています。必要な環境 サンプルはVisual Studio .NET 2003で作成され、.NET Fr
はじめに システム開発において例外処理は重要なポイントですが、あまりに軽視されているのが現状ではないでしょうか。本稿では、これまでの著者の開発経験の中から培った汎用的な手法を説明します。 この記事は「美しい設計」ではなく「現実的な設計」、現場に適用できる「できるだけ手間の少なく、汎用的な設計」を目指しています。 対象読者 J2EE開発者・アーキテクト。特に業務システムの開発現場の方が対象です。 必要な環境 概念の説明が中心ですので、開発環境は必要ありません。 エラーの分類 実装時に考慮すべきエラーは2つに大別できます。 想定内でトランザクションの実行開始前にチェックするエラー。主に入力エラー。 異常な状態としてトランザクションの続行が不可能なエラー(例外)。 前者については、例外を使うべきではありません。入力チェックエラーを表現するには、ステータスコードを使うべきです。理由は次のとおりです
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