KADOKAWAがランサムウェア攻撃にさらされた一件は、日本中にサイバーテロの脅威を改めて知らしめたと言える。被害に遭わないためにはどのような対策が有効なのか。かつてイギリス政府機関のサイバー部門で活躍し、現在はサイバーセキュリティ企業CyfirmaのCEOを務めるその道のプロが、対策法を分かりやすく解説する。 復旧費用だけで3億円以上 ランサムウェア攻撃が相変わらずセキュリティ業界では大きな話題になっている。 世界中でランサムウェア攻撃は猛威を振るっているが、日本では6月8日、大手メディア企業のKADOKAWAへのランサムウェア攻撃が明らかになり、いまもまだ完全復旧には至っていない。 企業がランサムウェア攻撃に直面すると、まず考えるべきことがいくつかある。 まずは、ランサム(身代金)を支払うかどうかの判断をしなければならない。身代金を支払えばファイルのロックが解除されるかもしれないが、専
![プロが解説、KADOKAWAを襲ったランサムウェアに「食いもの」にされないための7つのポイント | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e509fed67fe0547976d81e23f4758676f7e176e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F1%2F1200mw%2Fimg_81f5a19662369ee96da6dc18555f7e9f970809.jpg)