ペーパーレスで日記も簡単。Macの白い機体で我が逝くはネットの大海。この事件ではマスコミとくにテレビの影響もあり、事実関係を確認しようとすればできるのに、それをしないで勝手なことを無責任に言う人が多い。 匿名ブログでもそうだが、とくに目立つのは「犯人の獄中からの手紙」を根拠に、無反省だから死刑にというもの。 しかし、獄中では大きな制約があり、手紙にも厳しい検閲をされ、自由に書けないことは常識だ。しかも、そんな中で書かれたとされる手紙がなぜか裁判に検察側証拠として提出された。検察がどうやって独自に入手したかは、はっきりしていない。こんなこと普通はありえないと言われている。 そして、裁判に出てきたことで判決にも反映しているが、挑発されて書いたものだから当人の本心とは言えないという認定であった。 それに対して反論するならともかく、判決内容も知らずに宣っている人たちには、苦笑するしかない。
ペーパーレスで日記も簡単。Macの白い機体で我が逝くはネットの大海。山口県光市母子殺害事件の差し戻し審が始まった。 これについては、当ブログの「司法」項でくどいくらい解説してきた。この事件は、これまでに裁判の判決でも否定された検察のデタラメを、週刊誌とワイドショーが中心となってばらまくことで事実を歪め、それに騙された軽率な人たちが、ちょっと調べればわかるのにそれもせず、大騒ぎをしているのだ。 実際に、騒いでいるひとたちのほとんどは、事実を指摘されると、それまでの威勢の良さはなんだったのかというように沈黙してしまう。具体的には、当ブログの「司法」項を読んで欲しい。 しかし、テレビや週刊誌など一部は、ここまで流布されたデマが明らかになっても、まだ執拗に空々しいほど、デタラメ宣伝をしている。今日の「とくダネ」という長寿番組も、「犯人の手紙」など、裁判でやりとりされた事実や判決理由についてデ
犯罪被害者の遺族団体で活動する人から聞いたのだが、あの光市事件の被害者遺族・本村洋氏は、事件当初、犯人かもしれないとの前提で警察の取り調べを受け、厳しく追及されていたという。 このことは本人もよく語っていたことなのだが、マスコミは、本村氏が犯人を憎いと言う部分だけを強調して報じているから、あまり知られていない。 まさかそんなバカなと言いたいところだが、前例はいくつもある。有名なものとしては、松本サリン事件やロス疑惑事件など。警察が被害者側の人を犯人に仕立て上げ、無検証・無批判のマスコミが大騒ぎを加えて、さらに週刊誌やワイドショーが尾ひれをつける。これに軽薄な人たちが乗せらて煽られる。他に真犯人がいることが明らかにならなかったら、そのまま河野さんも三浦さんも有罪で無期懲役か死刑となっていた可能性が高かった。 同様に光市事件でも、犯人が捕まったから良かったが、もしも判らないままだったら、本村洋
光市事件について、今枝弁護士が解任された。スタンドプレーが多すぎて、弁護団の中で浮いてしまったからのようだ。 苦労人として知られる今枝弁護士には、それなりの考えがあるだろうが、弁護としては余計なことをしてしまっただけで邪魔にされたわけだ。 この裁判は政治的なショーであり、そのことは最初から判っていた。だから。結論も、もうその時点で決まったようなもので茶番劇だ。 この裁判の一ニ審は、よく見ると問題はある。でも、そもそも何も問題がない裁判を探す方がもともと難しいし、それまでの裁判の傾向からは特に変わったところがない。 なのに、なぜか遺族が出てきて攻撃的になるという異例なこととなったところで、すでにこれは何か裏にあるなと思った人は多かった。 だから、興味本位で騒いでいる輩や便乗して儲けている奴らは無視して、聞く耳持つ人たちだけを相手にし、冷静に対応するべきだというのが、多くの弁護士や心ある支援者
光市事件について、被告は改めて殺意とともに乱暴の意図も否認した。 しかし一・二審では、意図があったという認定だった。なぜなら、検察の主張を、初めに付いた弁護士がそのまま同意してしまったからだった。 そして、未成年だったことや、子供の頃に母親が自殺したり父親から暴力を受けるなどして人間形成がちゃんとしてなかったということで、死刑の求刑だったが無期懲役の判決になった。これで初めについた弁護士は満足だったのだろう。 しかし、被告に無断で検察の主張に同意してしまうなんて、とんでもない弁護士だということに本来はなるはずだが、しかし現実は違う。刑事でも民事でも、弁護士の裏切りはしょっちゅうだ。 そして検察は、最初に被告の弁護士から反論されなかったのをいいことにしていたが、後から困ったことになった。犯人はもともと乱暴目的だったとか、抵抗されて両手で首を絞めたとか、赤ん坊が泣き止まないため激高して頭上に持
光市事件のやりなおし裁判で、赤ん坊の殺害について証言があった。 被告は「赤ちゃんを落として死なせていたと思っていたが、取り調べの際、検事に『たたきつけない限りできない(頭の)あざがある』と言われ、そうなのかもしれないと思い認めた」と述べた。 さて、これを検証してみよう。 もともと検察は論告求刑などで「被告は赤ん坊が泣き止まないため激昂し、自分の頭上に持ち上げた姿勢から床に思いっきり叩き付けたが、まだ泣き止まなかったので首を絞めて殺した」と主張していた。 これに対して被告は、「泣く赤ん坊をあやそうとしたが慌てていたため落としてしまった。叩き付けてはいない。首に紐を巻き付けたのはあやそうとしての飾り付けで、蝶結びにしたのであり絞めてはいない」と主張した。 被告は身長が175センチで、それが頭上から床までとなると2メートルくらいになる。その高さからただ落ちただけでも、骨も固まっていない0歳児は死
例の光市事件について、マスコミや世間で言われていることとは異なる反応を示しているのが、事件があった隣近所だと最近知った。 あの事件は同じ団地内で起きた。被害者と加害者は同じ団地の別の棟に住んでいて、面識は無かったが、歩いてすぐのまさに「目と鼻の先」という位置だった。 近所の人たちに取材した地元の記者(この結果は小さくローカル報道しかされていないから、地元の人でも少ししか、他の地域の人はほとんど、知らないらしいが)によると、加害者の家庭はムチャクチャもいいところで、よそのうちのことではあるが、あまりにひどいので隣近所でなんとかしてやらないと子供つまりこの事件の加害者がかわいそうだし、「そのうち何かまずいことに発展するのではないか」という何となくの不安は持っていたら、とうとうこんなことになってしまい「大変に悔やまれる」というのが、その家庭を知る近所の人たちの正直な心情だった。 加害者の父親は(
光市事件について、検察側から証人が出たが、それは、首の圧迫に関して痕跡と一致する逆手では力が入らないから被害者に払いのけられる、などと弁護側の鑑定に対して一部漠然と反論したにすぎず、既に指摘されたとおり検察側の主張が正しいというには至っていない。 だいたい、「逆手では力が入りにくいはずだ」なんて医学者でなくても言える。 ただし、裁判ではこのようなお粗末な意見が権力の側だと採用されてしまい、時には裁判官が専門家でもないのに屁理屈をこねてみせるから批判されるので、それを防ぐため形式的に御用学者ないし無気力な専門科もどきをダミーとして登場させるのが、裁判の定石である。 そして、報道がそれまでほとんど弁護側鑑定について無視して報道しなかったのに、それに対する反論になったら急に報道するというのだから、実に見え透いた情報操作である。 Excite %u30A8%u30AD%u30B5%u30A4%u3
患者さんは1歳半の男児。生後まもなく拡張型心筋症と診断され内科治療を受けていたが、心不全が悪化し移植も検討されるほどになりました。東京の方なので私どもが出張する形で心臓手術となりました。発作を頻繁に起こし危険な状態となっていました。心室中隔がほぼ全域にわたって薄くなり収縮力を落としていました。 1.左室前壁に病変がないため、 右室心尖部を開け、 心室中隔に達しました。 心室中隔は薄くペラペラで拡張していため、 これを切除しています。 . 2.右室越しに心室中隔(矢印)を 切除し終えたところです。 . . . . 3.心室中隔と左室自由壁に セーブ手術( SAVE手術)のパッチの糸をかけています。 小さいこどもの患者さんのため完全房室ブロックにならない範囲でできるだけ心基部まで形成して左室機能の回復を図りました。 (完全ブロックになりますと永久ペースメーカーが必要になるためです) 4.パッチ
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