今月24日に退任するNHKの籾井会長が19日、最後の会見を開いた。3年間の任期を「とてもハッピーだった」などと振り返った。 籾井会長は冒頭、視聴者への感謝を示した上で「放送という縁のなかった世界でも『決断と実行』を実践し、真っすぐな生き方を貫けた。NHK会長ならではの経験もたくさんさせていただきとてもハッピーだった」と述べた。 その一方、籾井会長による受信料値下げ案をNHK経営委員会が先月、却下したことについては「理解しがたい」などと強く批判した。 籾井会長は、就任直後からその言動が国会などで問題視されると同時に、子会社職員による巨額着服など不祥事も相次いだ。 しかし、19日の会見では「一度も辞めたいと思ったことはない」「私は悪いことはしていません」などと述べ、反省の言葉は聞かれなかった。 なお、この記者会見のカメラでの撮影は認められなかった。
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