西普天間住宅地区跡地には琉球大学病院が移転を予定し建設が進められているが、湧水のある区域は都市公園が計画されている部分である。 そもそもこれまで普天間基地周りで高濃度のPFASが検出されていたチュンナーガーは西普天間住宅地区に位置しているため、既に宜野湾市議会でもこの件でIPPは議員に質問を依頼していた(2018年6月定例会)。 市の答弁は「西普天間住宅地区では、都市公園の整備計画において、国指定文化財のチュンナーガーを初めとして複数の湧水群を利用して園路整備等を検討している段階でございますが、これら湧水群からのPFOS、PFOAについての検出については、考慮しながら関係部署と調整をしてまいりたいと考えております」という具体性に欠けるものであった。 「考慮」や「調整」はその後どうなったのであろうか。 宜野湾市が湧水の影響のある学校のビオトープや公園でのPFAS汚染を調査・対処したのは202