注意 この記事で紹介しているテクニックを用いて作成した文書を、配布したり販売したりしてよいかについては現在調査中であるので、この記事の内容はあくまでも「そういうこともできる」程度に考えて欲しい。また、もしTravis CIで作成した成果物のライセンスなどに関する情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、この記事のコメントなどで知らせて欲しいと思う。 2016/6/25 AppleのLegal Questionに問い合わせメールを送ったものの、返答がありません……。 はじめに 本や冊子などをLaTeXで作成する際には、フォントにこだわりたくなることがある。有名なフォントとしてヒラギノフォントがあるが、ヒラギノフォントは有償なので、フォントを購入するかあるいはMacを買う必要がある。この記事では、Travis CIを使ってお金を支払うことなくヒラギノフォントが埋め込まれたPDFをLaTeXで生成