私の好きな書籍のなかにジェフリーディーバー著のリンカーンライムシリーズというものがある。アメリカのニューヨークを舞台にした推理小説なのだが、そのなかで最も興奮した対決が3冊目に発行された『魔術師(イリュージョニスト)』の犯人との推理対決である。犯人は手品師として磨いた持ち前のテクニックでライム達を翻弄し、次々とライム達を翻弄していく。 手品の世界といえば実に華やかな世界だと思う。ディズニーランドのなかで見た小さな手品道具売り場で見たマジックも、東急ハンズでよく見る手品も、中学3年生のときに友人達とグアムで見たショーも実に印象に残っている。やっきになって種を明かそうとしてもなかなか見破る事は難しい。解けたと思ったトリックも全く違っていたり、不器用な自分は手品師の人の器用さに関心させられるばかりだ。 手品の表現の方法には面白い所があるようで、手品の表現は他動詞で表すことがあるという。例えば、あ