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ブックマーク / takagi-hiromitsu.jp (93)

  • 高木浩光@自宅の日記 - 日本のインターネットが終了する日

    ■ 日のインターネットが終了する日 (注記:この日記は、6月8日に書き始めたのをようやく書き上げたものである。そのため、考察は基的に6月8日の時点でのものであり、その後明らかになったことについては脚注でいくつか補足した。) 終わりの始まり 今年3月31日、NTTドコモのiモードが、契約者固有ID(個体識別番号)を全てのWebサーバに確認なしに自動通知するようになった*1。このことは施行1か月前にNTTドコモから予告されていた。 重要なお知らせ:『iモードID』の提供開始について, NTTドコモ, 2008年2月28日 ドコモは、お客様の利便性・満足の向上と、「iモード(R)」対応サイトの機能拡充を図るため、iモード上で閲覧可能な全てのサイトへの提供を可能としたユーザID『iモードID』(以下、iモードID)機能を提供いたします。 (略) ■お客様ご利用上の注意 ・iモードID通知設定は

    NOV1975
    NOV1975 2008/07/12
    携帯自体にそれほど期待も依存もしていない僕ら世代はともかく、下の世代には深刻な話かとは思う。/一般Webに拡大されることだけは食い止めなければ。
  • 高木浩光@自宅の日記 - 日本のインターネットが終了する日(掲載延期), 白浜サイバー犯罪シンポジウムに行ってきた

    ■ 日のインターネットが終了する日(掲載延期) (執筆中) 朝になってしまった。昼までかかっても仕上がりそうにない。日を改めることにしよう。 この日記エントリが昼間から「(執筆中)」のままだったこともあってか、秋葉原通り魔事件テレビで知った実家の母が電話してきた。私も勤務先の同僚と打ち合わせる必要があってちょうどダイビルに行くところだった。つくばで馴染みの駅だった荒川沖の連続殺傷事件といい、今回の事件といい、見慣れた風景が凄惨な事件の現場となるとショックは大きい。「執筆中」と書いた直後にネットで事件の発生を知り、手がつかなくなった。家に帰ってくると、はてブが大変なことになっていた。

    NOV1975
    NOV1975 2008/06/08
    完成を首を長くして待ちきれない
  • 高木浩光@自宅の日記 - 単純所持刑罰化ならウイルス罪を同時施行しないとセキュリティバランスが悪化する, 追記(15日)

    ■ 単純所持刑罰化ならウイルス罪を同時施行しないとセキュリティバランスが悪化する 私は、著作権のあり方に関心がないのにWinnyの問題について意見を述べてきた。これは、著作権が情報セキュリティに影響を及ぼしていたからだった。著作権法による規制の強化が、制御不能な流通システムを誕生させ、人々に維持し続けさせ、その結果、漏洩情報の拡散も抑制不能になるという情報セキュリティ上の深刻な問題を引き起した。(関連記事1、関連記事2) このところ、児童ポルノの単純所持の刑罰化や、青少年に対するコンテンツ規制の法制化の機運が高まっているようだ。私は、それらの是非については専門外であり、とくに意見を持ち合わせていない。しかし、それらが情報セキュリティに及ぼす影響について関心を持っている。 児童ポルノ、所持だけで懲役1年以下・与党PT , 日経済新聞, 2008年5月2日 児童ポルノ:所持は1年以下の懲役ま

    NOV1975
    NOV1975 2008/05/06
    先手を打ってウイルス作成⇒誰か偉い人が引っかかる⇒あれ、児童ポルノ法っていつの間に廃案になったの、ってのを想像した。
  • 高木浩光@自宅の日記 - PayPalフィッシングにひっかかりそうになった

    ■ PayPalフィッシングにひっかかりそうになった 木曜の夕方から風邪をひいて療養中。昼間寝すぎて寝付けないので日記でも書く。 フィッシングといえばPayPalが発祥の地。実際にどんな状況なのか知るために使ってみるべきだったが、実はこれまで一度もPayPalを使ったことがなかった。2月からWindowsマシンを捨ててMacに乗り換えて以来、シェアウェア料金を支払う場面に出くわすようになった。十年ぶりにKagi.comのシェアウェア支払いサービスを利用したとき、PayPalによる支払いの選択肢があったので、試しに使ってみることにした。 PatPalにアカウントを作成すると何通かのメールがやってくるのだが、これがHTMLメールになっている。このとき、「こんなことやってるからフィッシングにひっかかりやすくするんだよ」と思った。

    NOV1975
    NOV1975 2008/04/27
    「ログイン機構を自前で設計・実装しなくて済むようになり」はやくそうなってほしいよ。バカにバカっていうの難しいんだから。
  • 高木浩光@自宅の日記 - Amazonは注文履歴の消去を拒否、アカウント閉鎖後もデータは残る

    Amazonはやっぱり怖い そろそろ使うのをやめようと思う 今は朝6時。数時間前、寝ようとしたころに大騒ぎになっていた。 密かな趣味が全公開--Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?, CNET Japan Staff BLOG, 2008年3月12日 これはひどいことになった。HATENA Co., LTD. では暗号解読のをお求めのようだった。 幸い私は、ウィッシュリストを空にしていたので、何も見られることはなかったが、自分のAmazon登録メールアドレスを入れると、氏名と「茨城県」などの情報が表示された。(メールアドレスも非公開のものを使っているが、ワイルドカード指定もできたようなので、どうなっていたかわからない。もっとも、私は実名を隠していないが。) そもそも何年か前、この「ウィッシュリスト」なるサービスが始まったとき、やたらウイッシュリストへの登録が

    NOV1975
    NOV1975 2008/03/13
    (法律上残さなければならない)取引の履歴と閲覧に使用するデータがイコールである必要はないよね。もちろん、そこは余分なコストではあるのだけれども。
  • 高木浩光@自宅の日記 - 公開鍵暗号方式の誤り解説の氾濫をそろそろどげんかせんと

    ■ 公開鍵暗号方式の誤り解説の氾濫をそろそろどげんかせんと 「コンピュータセキュリティを基礎から」というと、暗号の解説、特に共通鍵暗号と公開鍵暗号の違いからなどといった解説をよく目にする。昔は専門の方によって注意深く書かれていたのに対し、ここ何年かはひどい状況になっている。先月、宮崎で開かれたSCIS 2008の席でも暗号研究者の方々との雑談でそういう話になった。私は暗号は専門でないのでその話題は迂闊に書けないできたが、このところの巷の誤り解説の氾濫ぶりは目に余るものがある。 最もひどく蔓延っていてしばらく消えそうにない間違い解説の典型例は次だ。 「公開鍵で暗号化したものを秘密鍵で復号するのと同様に、秘密鍵で暗号化したものを公開鍵で復号できるようになっている。」 事例1: 日ベリサイン株式会社による公開鍵暗号方式の解説 このような共通鍵暗号方式の問題点を解決する暗号方式が、公開鍵暗号方式

    NOV1975
    NOV1975 2008/03/02
    この辺の話はちょっとした(しかし重大な)言葉の問題が糾弾されたり、デファクトスタンダードが一般論化したりとなかなか難しいけど、間違いが常に話題になる方が何も話されないより大分いいと思う。
  • 高木浩光@自宅の日記 - Winny稼動ノード数が減少中

    ■ Winny稼動ノード数が減少中 先週、「ファイル交換ソフト利用者が急増」というニュースが流れた。 「ファイル交換ソフトユーザーが急増」──ACCS・レコ協など調査, ITmedia, 2007年12月21日 ファイル交換ソフト:利用者、3.5%から9.6%に急増--著作権侵害も激増, CNET Japan, 2007年12月21日 ファイル交換ソフト利用者は9.6% - 1年強で3倍弱の増加, Security NEXT, 2007年12月21日 ACCSなど、ファイル交換ソフト実態調査、利用者は1年半前と比べて2倍以上, BCN, 2007年12月24日 これには疑問の声が挙がっていたが、昨日、ネットエージェントからWinnyノード数は減少しているという発表があり、報道された。 クリスマスのWinnyノード数は2006年に比べ減少, INTERNET Watch, 2007年12月2

    NOV1975
    NOV1975 2008/01/03
    ダウンロード違法化法案成立→利用者激減じゃないと都合が悪かろう。当分増加傾向が見られるような解釈が続くであろう。
  • 高木浩光@自宅の日記 - オレオレ警告の無視が危険なこれだけの理由

    警告を無視して先に進むと、その瞬間、HTTPのリクエストが cookie付きで送信される。 もし通信路上に盗聴者がいた場合*2、そのcookieは盗聴される。セッションIDが格納されているcookieが盗聴されれば、攻撃者によってそのセッションがハイジャックされてしまう。 「重要な情報さえ入れなければいいのだから」という認識で、オレオレ警告を無視して先を見に行ってしまうと、ログイン中のセッションをハイジャックされることになる。 今見ているのとは別のサイトへアクセスしようとしているのかもしれない さすがに、銀行を利用している最中でオレオレ警告が出たときに、興味位で先に進む人はいないかもしれないが、銀行を利用した後、ログアウトしないで、別のサイトへ行ってしまった場合はどうだろうか。通常、銀行は数十分程度で強制ログアウトさせる作りになっているはずだが、その数十分の間に、通信路上の盗聴者により、

    NOV1975
    NOV1975 2007/11/27
    イマイチ原理がピンと来ないな…
  • 高木浩光@自宅の日記 - 対策にならないフィッシング対策がまたもや無批判に宣伝されている, 追記(26日)

    ■ 対策にならないフィッシング対策がまたもや無批判に宣伝されている 「PCからオンライン取引、ケータイで認証」−ソフトバンクBBの新発想・認証サービス, Enterprise Watch, 2007年9月20日 「同サービスはまったく新しい認証の手段だ。暗号化技術にも依存しないので、クラッカーとのいたちごっこにもならず、これまでの認証の問題を一挙に解決することが可能。当の意味でIT革命が起こせると期待できるサービスだ」と意気込みをあらわにしながら説明を行った。(略) 「PCを標的にしたハッキングやDoS攻撃を受ける可能性がゼロになる」(中島氏)。また、偽サイトとはシンクロしないため、フィッシング詐欺を100%防止することも可能だ。 ソフトバンクBB、携帯活用認証システムでWebサイトログイン対応に, ケータイWatch, 2007年9月20日 今回の新機能は、安全・簡便・低コストで、そう

    NOV1975
    NOV1975 2007/09/24
    やっぱりそうだよねw100%って時点で「それはねぇ」って思ってたけど。
  • 高木浩光@自宅の日記 - ユビキタス社会の歩き方(2) ストーカーから逃れて転居したら無線LANを買い換える

    ■ ユビキタス社会の歩き方(2) ストーカーから逃れて転居したら無線LANを買い換える 5月27日の日記「PlaceEngineのプライバシー懸念を考える」では、「無線LANアクセスポイントのMACアドレスを知られると、住所を知られることになる」という状況が生じ始めていることついて書いたが、そのリンク元に、それがもたらす被害の具体例としてストーカー被害を挙げている方がいらした。同じことについて私なりに書いてみる。 ストーカーに自宅を特定されて付き纏いなどの被害に遭っている被害者が、ストーカーから逃れるために転居することがしばしばあるようだ。勤務先を特定されていない場合や、転居先がそこそこ遠方であれば、その対処が有効なのだろう。 しかし、無線LANが普及した現在、平均的な家庭には無線LANアクセスポイントの1台や2台は設置されているであろう。自宅を特定したストーカーは、自宅前で無線LANパケ

    NOV1975
    NOV1975 2007/08/19
    やっぱりネット社会怖い。
  • 高木浩光@自宅の日記 - Refererを誤送信するブラウザが最近も存在する, 栃木県警の無断リンク禁止規定の復活はシステム不具合による事故

    ■ Refererを誤送信するブラウザが最近も存在する この日記の「リンク元」を見ていると、明らかにここへのリンクなどあるはずのないサイトからのRefererが送られてくることがしばしばあるのに気づく。こうしたリンク先でないところへのReferer送出は、古くは、Internet Explorer 4.0, 4.01, 5.0, 5.01のバグとして知られる。Internet Explorer 5.5以降でこのバグは解消された。さすがにもう、IE 5.01以前を使っている人はいないだろう。 その後、auの携帯電話に搭載のブラウザにこのバグが見つかって修正されたことが何度かある。(JVNでは、「脆弱性」に該当しないが「ユーザへの周知を目的としてこの問題を掲載」という扱い*1のようだ。) JVN#15243167 携帯電話の Web ブラウザにおける referer ヘッダの扱いに関する問題,

    NOV1975
    NOV1975 2007/07/08
    うちにもたまに変なリファラーを送ってくるところがあるなあ。
  • 高木浩光@自宅の日記 - EZwebサイトでSession Fixation被害発生か?, サブスクライバーIDをパスワード代わりに使うべきでない理由

    ■ EZwebサイトでSession Fixation被害発生か? au booksでの事故 意図的な攻撃でなく偶発的な事故なのかもしれないが、auの公式サービス「au books」のEZwebサイトで、Webアプリケーションの脆弱性が原因の情報漏洩事故が起きたようだ。 顧客情報漏えい:書籍販売サイト「au Books」で, 毎日新聞, 2007年6月26日 ゲーム攻略(1冊1890円)の紹介サイトからアクセスし、その攻略を買おうとすると、他の顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、会員パスワードが表示された。そのまま購入手続きをとると、他の顧客が購入したことになってしまうという。 au携帯電話におけるオンライン書籍販売サイト「au Books」におけるお客様情報の誤表示について, KDDI, 2007年6月26日 1. 発生事象 年6月22日20時37分から23日18時45分までの間

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    NOV1975 2007/06/30
    docomoがcookieをサポートしないのはWebサイトの仕掛けが縛られる面でも不利益が多いんだよなあ。端末IDは便利なんだけどなあ。そういう問題はあるよなあ。コンテンツ業者が倒産し出したら事件が増えるかもなあ。
  • 高木浩光@自宅の日記 - 銀行2.0はまだ来ない

    ■ 銀行2.0はまだ来ない 4月に、「IE7ユーザーにいまさらSSL2.0を使わせようとする銀行」というブログエントリを見かけた。それによると、Internet Explorer がバージョン7に移行し始めたことを契機に、「SSL 2.0を使用する」に設定変更するよう指示している銀行があるのだという。Internet Explorer 7がセキュリティ上の理由でSSL 2.0をオフに変更したにもかかわらずだ。 例えば武蔵野銀行は、4月の時点で図1の解説を掲示していた。 Internet Explorer7の場合は「SSL2.0を使用する」がチェックされていない場合が多いのでご注意ください。 他にも山形銀行が同様の解説を掲示していた。いったいどうしてこんなことになるのかと、問題点の指摘がてら、なぜ書いているのか聞いてみた(4月に電話で)。すると、だいたいこういうやりとりになった。 ある銀行:

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    NOV1975 2007/06/25
    顧客のクレームと言うのは理不尽なもので、気持ちはわかるけど、ここはちゃんとしなきゃいかんよね。しかし地銀ソリューションのポップアップの設計は酷いな。諸事情により色々なものが目に浮かぶわけですが。
  • 高木浩光@自宅の日記 - キンタマウイルス頒布にマスコミ関係者が関与している可能性

    ■ キンタマウイルス頒布にマスコミ関係者が関与している可能性 Winnyを媒介して悲惨なプライバシー流出事故が続いているのは、言うまでもなく、自然現象なのではなく、ウイルスを作成し頒布している者が企図するところによるものである。いったいどういう人が何の目的で作成し頒布しているかということは、憶測にしかなりようがないので、あまり多く語られることはないが、よく耳にする陰謀論的な説としては、(1)著作権侵害行為をやめさせたいと考えている者が、Winnyの利用を危険なものにするためにやっているという説、(2)ウイルス対策や流出対策の事業者の関係者が、事業の需要を創出するためにやっているという説(これは、Winny媒介ウイルスに限らず昔のウイルスのころから語られていたもの)などがある。 私の憶測では、少なくとも初期のキンタマウイルスは、単純に愉快犯だったのだろうと思う。論座2006年5月号では私は次

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    NOV1975 2007/06/02
    極端な話だけど、ああいう言説があるとなあ。
  • 高木浩光@自宅の日記 - 住民票コードを市町村が流出させても全取替えしない先例が誕生する?, 追記

    ■ 住民票コードを市町村が流出させても全取替えしない先例が誕生する? 愛媛県愛南町の住基情報がWinnyネットワークに流出させられた事故では、住所、氏名、生年月日、性別と共に住民票コードも流出しているとのことだが、報道によると、愛南町は、「住民票コードの変更を求める住民については変更に応じる」とされていた。愛南町の発表文を確認してみると次のように書かれている。 愛南町では今後、5月21日(予定)から職員全員で関係する全世帯を訪問し、情報が流出したことについての説明とお詫びに伺う所存でございます。また、住民票コードの変更を希望される方には、変更申請を行っていただくようお願いいたします。 愛南町の住民の個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ, 愛媛県愛南町, 2007年5月18日 「変更に応じる」と言っても、今回の事故の対応措置というわけではなく、元々、住民票コードの変更は平常時から用意されて

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    NOV1975 2007/05/22
    久々にこれはひどい。市町村レベルでまともに運用できるはずの無いことなんてわかりきっていたのに総務省に規定が無いとかありえないな。
  • 高木浩光@自宅の日記 - IE 7の普及でサーバ証明書失効によるトラブルが表面化する

    ■ IE 7の普及でサーバ証明書失効によるトラブルが表面化する Internet Explorer 6まででは、「サーバー証明書の取り消しを確認する」の設定(「インターネットオプション」の「詳細設定」タブのところにある)が、デフォルトでオフになっていたが、IE 7で、これがデフォルトでオンになった。 Internet Explorer 7 における HTTPS セキュリティの強化点, Microsoft Windows Vista にパフォーマンス強化および OCSP プロトコルのサポートが追加されたことで、Windows Vista 上で実行される IE7 では既定で失効状態のチェックが有効になり、セキュリティが強化されます。 この影響が出始めているようだ。 QNo.2856522 証明書エラーがでてしまいます・・, 2007年3月22日 ビスタに変えてから、XPの時に普通に入れていたサ

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    NOV1975 2007/04/17
    世が押しなべてIE7対応をしだすと幸せな日々がやってくる?
  • 高木浩光@自宅の日記 - JPCERTも糞、ベリサインも糞、マイクロソフトは糞、トレンドマイクロも糞、フィッシング対策解説は糞ばかり

    ■ JPCERTも糞、ベリサインも糞、マイクロソフトは糞、トレンドマイクロも糞、フィッシング対策解説は糞ばかり 一昨年7月のWASフォーラムのイベントで話した以下の件。 セキュアなWebアプリ実現のために来やるべきことは? - 高木浩光氏, MYCOM PCWEB, 2005年7月12日 誤った解説や必要以上に危機感を煽る報道に不満 (略)アドレスバーがきちんと表示されていてURLが確認できる状態になった上で、SSLの鍵マークが表示され、ブラウザがSSL証明書に関する警告画面を出さなければ、いちいち証明書を開かなくても安全性は確認できるのに、未だに「安全性を確認するには証明書を開く必要がある」といった誤った解説が(それもセキュリティに詳しいとされている記者の記事の中で)なされている」と指摘。その上で「キーワードジャーナリズムは、よりユーザにとって手間のかからない対策手法を紹介すべきだし、

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    NOV1975 2007/04/10
    安全であることを確認できない~は酷すぎるな。何を伝えるべきなのかがおざなり。
  • 高木浩光@自宅の日記 - ファーストサーバ社は危険性をちゃんと顧客に伝えているのか

    ■ ファーストサーバ社は危険性をちゃんと顧客に伝えているのか 2年前の日記で、NHKエンタープライズ21の「RoBoCoN公式サイト」で「問い合わせ」という部分をクリックするとジャンプする https:// のページがオレオレ証明書で運用されていることについて書いた。証明書の発行者は「KSI First Server」と書かれていた。しかしこれがファーストサーバ社により発行されたものかは不明だった。 オレオレ証明書で運用されているこの状況は現在も変わっていない。そこで先月、ファーストサーバ社に以下の問い合わせをした。 Webサイトのデジタル証明書についてお尋ねします。 NHKのロボコン公式サイト http://www.official-robocon.com/top.html にある「問い合わせ」のページ https://www.official-robocon.com/FS-APL/FS

    NOV1975
    NOV1975 2007/02/14
    事件がおきないと改善する気がないところはいっぱいあるし、コスト意識としては必ずしも間違ってない、という高を括っていると事件がおきたら会社潰れますけどねw
  • 高木浩光@自宅の日記 - WASF Times版「サニタイズ言うな!」

    ■ WASF Times版「サニタイズ言うな!」 技術評論社の「Web Site Expert 」誌に、Webアプリケーション・セキュリティ・フォーラム関係者の持ち回り企画「WASF Times」が連載されている。私の番も回ってきたので昨年9月発売号に寄稿させていただいた。近頃はサニタイズ言うなキャンペーンもだいぶ浸透してきたようだし、もういまさら不要という気もするが、以下、その原稿を編集部の承諾のもと掲載しておく。 「サニタイズしろ」だあ? Webアプリを作ったらセキュリティ屋に脆弱性を指摘された――そんなとき、「入力をサニタイズしていない」なんて言われたことはありませんか? 「入力」というのは、ブラウザから送信された情報をCGIパラメータとして受信した値のこと。これを「サニタイズしろ」というのです。なんでそんなことしないといけないの?プログラムの内容からして必要のないことなのに? そう

    NOV1975
    NOV1975 2007/02/04
    以前の説明より更に分かりやすくなった。うちのところも出力で全部やっつけているな。最初からそういうポリシーがなかったらと思うとぞっとする。
  • 高木浩光@自宅の日記 - 日常化するNHKの捏造棒グラフ

    ■ 日常化するNHKの捏造棒グラフ こういう話は「なにをいまさら」という感じだが、 「テレビ全体の信頼にも関わる」、NHK放送総局長, 産経新聞, 2007年1月24日 という話も出ていることだし、先週の日記の脚注1にも書いたので、この機会に書いてみる。 先週の件は、NHK総合テレビ1月20日22時放送の「@ヒューマン」という番組だったことまでは思い出したが、残念ながら証拠画像を入手することはできなかった。しかし、画像検索で nhk.or.jpドメインを軽く探したところ、すぐさま典型的な捏造例が2つ見つかった。 図1は、図2のグラフの一部にモザイク処理を施したものだ。 このグラフを提示して何を解説しているかというと、 繊維製品製造業のグラフです。 先進国から発展途上国に大量の生産拠点が移ったため、日の繊維工場は減少しています。 という。繊維工場が減少していると解説されながら、図1のグラフ

    NOV1975
    NOV1975 2007/01/29
    チェックされることも無く、ってところが根本的だな。実はしているかもしれない現実に対しては痛烈な皮肉だが。