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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/Mukke (5)

  • 歴史叙述から歴史が見える――ニーデルハウゼル・エミル『総覧東欧ロシア史学史』 - Danas je lep dan.

    一昨年出たもんのすごい大著を読み終えたのでレヴューします。総覧 東欧ロシア史学史作者: エミル・ニーデルハウゼル,渡邊昭子,家田修,飯尾唯紀,平田武,三苫民雄,鈴木広和,秋山晋吾,戸谷浩,山明代,姉川雄大,吉橋弘行出版社/メーカー: 北海道大学出版会発売日: 2013/09/04メディア: 単行この商品を含むブログを見る 原著は,Niederhauser Emil, A történetirás története Kelet-Európában (Budapest: História – MTA Történettudományi Intézete, 1995)。どこが大著かといえばまず物理的に大著で,600ページを超える二段組の重量感はものすごく,母語で読んでいるはずなのに読んでて疲れるだとかなかなか終わらないだとかそういう感慨を久々に抱かされた。そしてもちろん,内容もすごい。 

    歴史叙述から歴史が見える――ニーデルハウゼル・エミル『総覧東欧ロシア史学史』 - Danas je lep dan.
  • 艦これ関連で気になったもの・文月版 - Danas je lep dan.

    世に文月のあらんことを。 待望の最上くん時報とか梅雨ヴォイスとか梅雨グラフィックとか梅雨グラフィックとか梅雨グラフィックとか新展開がたくさんで,いい雨だね,と言わざるを得ない6月ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。最上くん時報可愛すぎて萌え死ぬかと思いました。これは幼馴染ですわ。 前:艦これ関連で気になったもの・皐月版 - Danas je lep dan.師匠は自重しろw 梅雨ヴォイス,情感が漂っていて素晴らしい。雨は,僕も好きさ。都会の人混みの中で浴びる雨は嫌いだけど,田舎道を歩いている最中の雨とか,室内でのんびりしながら雨が窓を叩く音を聞くのは好きですね。ええ。白露型がはしゃいでるのが可愛すぎて生きていくのがつらい。あめのこ可愛すぎるでしょ……! 時雨ヴォイスのしっとりとした情感がもうたまらんというか。村雨嬢とお話したい……。夕立は外飼い大型犬臭すごい。涼風にいっぱい元気をもらえまし

  • 艦これアニメ最終話を終えての阿鼻叫喚まとめ - Danas je lep dan.

    いやぁ,最終話までやってくれたようで,あちこちで悲鳴が漏れてますが,うん,ほんと,どうしてこうなっちゃったんだろうね……去年の期待感を返してほしいですよほんと……すごいソードマスターヤマト感ある— ALL WE NEED IS 種田梨沙 (@FTTH) 2015, 3月 25何やったんやこの最終回は! そら世界のすべてが海色に溶けるわ!!!— マスクザJ (@joniele13) 2015, 3月 25艦これ最終回、最後くらいはと信じて深夜のテレビに向かってた提督達が中指立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙なしには観られなかった— ユリア・クソリプニツカヤ (@teracy) 2015, 3月 25友人からリクエストがあったので pic.twitter.com/aLyMYssXwu— 怪しい隣人/Nachbar (@BlackHandMaiden) 2015, 3月 25よかった探し艦こ

    艦これアニメ最終話を終えての阿鼻叫喚まとめ - Danas je lep dan.
  • 隣の芝は青い - Danas je lep dan.

    と違って隣の韓国では科学部門のノーベル賞を輩出していない。山中伸弥教授の受賞時と,そして今回の受賞。韓国メディアはそれを大きく報じた。わたしは韓国語が読めないので日語版に頼っているが,たとえば『中央日報』のように原文へのリンクを貼ってある新聞社の記事を読み,原文をgoogle翻訳にかけると,だいたい同じことが書いてあるようだ(日語版だから日人受賞者の記事が増量されたとかそういうわけではない)。ではそこで日のノーベル賞から韓国が学ぶべきこととしてどんなことが書かれているのだろうか。山中教授受賞時の『中央日報』の社説からみてみよう。 日はノーベル科学賞で15人の受賞者を輩出することになった。また、歴代受賞者の半分を超える11人が2000年以後に集中的に選ばれるほど加速度がついている。受賞者の出身大学も京都大学や東京大学中心から名古屋大学、東北大学、長崎医科大学、北海道大学などに広

  • 「ハプスブルク」を歴史の中に位置づけて理解するために――『ハプスブルク史研究入門』を読む - Danas je lep dan.

    「ハプスブルク」という言葉で,なにを思い浮かべるだろうか。多くの人が思い浮かべるのは,おそらく帝都ヴィーンの豪奢な宮廷文化であろう。「オーストリア=ハンガリー」と聞けば,あるいは第1次世界大戦に至るまでのヨーロッパ政治史における黄昏の大国がイメージされるかもしれない。けれどもそれらのイメージだけでは語り尽くすことができない複雑さを併せ持つのが「ハプスブルク」という対象であり,先日出版された『ハプスブルク史研究入門』は,その対象にアプローチするための最良の入門書である。ハプスブルク史研究入門―歴史のラビリンスへの招待作者: 大津留厚,河野淳,岩崎周一,水野博子出版社/メーカー: 昭和堂発売日: 2013/05メディア: 単行この商品を含むブログを見る 書は時代別で4部構成になっている。第I部「近世前期」(1-58頁),第II部「近世後期」(59-116頁),第III部「近代」(117-1

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