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ブックマーク / blog.magnolia.tech (30)

  • 『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』を読んで、レビューテクニックを身につけよう! - Magnolia Tech

    booth.pm mochikoさんが書かれた『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』というを読みました。 このはビジネスの現場で必要な「相手に伝えたいことを正しく伝える」ためのテクニックが詰まったです。 大事なことがコンパクトに詰まっていて、何度も読み返したり、他の人に紹介するのに適しています。この辺はどうしても商業出版だと一定のページ数が無いと出版が難しいので、同人誌として出版するのに向いている構成ですね。 いくつか「そうだよねー」と思ったトピックを拾っておくと... 読者層を決めてから書こう 自分も何らかの文書を書く時は、「誰が読むのか?」というのを常に一番考えて書いています。特に、特定の読み手が想定できる報告書などの文書は、まずはどこまで相手の理解度を前提条件として想定できるか?ということを考えます。不特定多数の人向けの文書では難しいですが、特定の人向け、特に直接

    『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』を読んで、レビューテクニックを身につけよう! - Magnolia Tech
  • 『ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法』が出版されます - Magnolia Tech

    ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法 作者:Vlad KhononovオライリージャパンAmazon 2021年にO'Reilly Media, Inc.から出版された「Learning Domain-Driven Design」の待望の日語訳『ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法』がついに出版されます。 www.oreilly.com 訳者は、増田 亨さん!! 2020年代に、ドメイン駆動設計を学ぶための最初の入り口としてどのを読めば良いかは、かなり悩ましい...というのはよく言われるのですが(元祖のエバンスはさすがにだいぶ古くなってきたし、回りくどい表現も多いし...)、そんな時におすすめできる1冊です。 2021年に原著が出版された時に買ってざっと読んでいたのですが、パート1で戦略的DDD(

    『ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法』が出版されます - Magnolia Tech
  • 状況報告、報告を受ける側が知りたいのは尽きるところ「ヤバいか、ヤバくないか」「それで次に行動するのはオレかお前か」というところです - Magnolia Tech

    自分が気をつけていることに「今この状況を説明して」って言われた時に2分くらいにポイントを絞って話せるように常時準備しておく、というのが有って、これができるとだいぶ印象が違います 仕事で報告を求める人が最優先で知りたいのは「ヤバいか、ヤバくないか、アクションするのは俺か、お前か」です— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2024年3月3日 繰り返し言ってるけど、状況報告、報告を受ける側が知りたいのは尽きるところ「ヤバいか、ヤバくないか」「それで次に行動するのはオレかお前か」というところです— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2024年4月11日 振り返ると定期的に同じことを書いているんですけど、「報告を受ける側」が期待することって、「ヤバいか、ヤバくないか」「それで次に行動するのはオレかお前か」を素早く判断して、行動に起こすための情報が欲しいわけです

    状況報告、報告を受ける側が知りたいのは尽きるところ「ヤバいか、ヤバくないか」「それで次に行動するのはオレかお前か」というところです - Magnolia Tech
  • 『プログラミング勉強中の人にオブジェクト指向とは何なのかなんとなく伝えたい本』は、教える人と、教えられる人に配慮した気遣いの1冊です! - Magnolia Tech

    技術書典15で「かまずにまるのみ」という素敵な名前のサークルの『プログラミング勉強中の人にオブジェクト指向とは何なのかなんとなく伝えたい』というを入手しました。 boothで買えます booth.pm オブジェクト指向について、初学者のために勉強のとっかかりとなるキーワードをサクっと教えてくれるです。 オブジェクトとは何か、クラスとインスタンスとは何か、なぜオブジェクト指向を使うのか、といったことが短いながらも、ポイントを絞って解説されていて、「このくらいの分量なら読む気になるかも」と思わせてくれるところが良いところ。 そして、なによりこのが素晴らしいのは、「教える立場の人へ」というページが用意されていて、初学者がどんなところでつまづくか、どんなことに気をつけて教えると良いのか、というところがフォローされている点です。このページが用意されていることでこののパワーはおそらく530倍

    『プログラミング勉強中の人にオブジェクト指向とは何なのかなんとなく伝えたい本』は、教える人と、教えられる人に配慮した気遣いの1冊です! - Magnolia Tech
  • 技術書の積読を避けるためにやっていること - Magnolia Tech

    ついつい技術書を買いすぎて、なかなか読めないまま次を買ってしまったりして、結局読まないままになる、というパターンに時々ハマっている。なるべくそうしないように厳選しているつもりなのだけど、それでもいわゆる積読が発生してしまう。 技術書に関しては、二つのルールを守るようにしている 紙のを買う 電子書籍の方が圧倒的に便利なのは分かっているのだけど、やはり物理的な「圧」が有った方が読もうという気になるので、技術書は可能な限り紙ので買うことにしている 一度に読むを限定する 机の上に無印良品の仕切りスタンドを置いてあって、ここに収まる以外は同時に読まないようにしている 読み終わったら、棚のと入れ替え MUJI 無印良品 スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー 3仕切・大・約270×210×160mm 02856410 MUJIAmazon 無印良品 アクリル仕切りスタンド 3仕切り・約1

    技術書の積読を避けるためにやっていること - Magnolia Tech
  • 2023年買ったもの(技術書とか) - Magnolia Tech

    2023年のお買い物、技術書編です。 技術書以外はこちら blog.magnolia.tech とりあえずノータイムで買っちゃえ!損は無いよ!という3冊 他に、類似のがないか、有ってもこっち買っておけばよくね?という3冊 なっとく!関数型プログラミング なっとく!関数型プログラミング 作者:Michał Płachta翔泳社Amazon Scalaをベースとした関数型プログラミングの学習。オブジェクト指向言語であり、関数型プログラミング言語であるScalaの特性を生かして、命令型から宣言型のコードの書き方への変え方を学んでいくスタイル。 前半の凄まじい丁寧な学習のステップと、後半の「ここまで一気にやらなくても良くない?」の落差もすごいけど、ページ数の厚さに躊躇せず、前半1/3くらいを時間をかけて丁寧に学習するくらいが良いと思います。 周りに良い先生が居れば別ですが、そうでなければこの

    2023年買ったもの(技術書とか) - Magnolia Tech
  • 『なっとく!関数型プログラミング』は読者の理解度の進捗を先読みして作り込まれた”プログラミング入門”の良書 - Magnolia Tech

    なっとく!関数型プログラミング 作者:Michał Płachta翔泳社Amazon 良い、買おう、読もう、(コードを)書こう、以上! めっちゃ良いですよ、この 中盤のプリミティブじゃやりづらい→直積→直和→二つ合わせてADT→値を取り出すためのパターンマッチの解説の流れの疾走感がいいですね— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2023年8月6日 『なっとく!関数型プログラミング』は、2022年に出版された『Grokking Functional Programming』の邦訳版で、主にScalaを題材として関数型プログラミングを学んでいくための入門書("Grokking"は、完全に理解する、という意味)。あくまで関数型プログラミングの考え方、コードの書き方、良い設計の指針の解説が主眼に置かれているので、Scalaの言語機能の入門書ではない。Scalaの言語仕様を網羅

    『なっとく!関数型プログラミング』は読者の理解度の進捗を先読みして作り込まれた”プログラミング入門”の良書 - Magnolia Tech
  • 『ソフトウェア設計のトレードオフと誤り』を読んで、”日付や時刻”を扱うことの難しさについて考えた - Magnolia Tech

    ソフトウェア設計のトレードオフと誤り ―プログラミングの際により良い選択をするには 作者:Tomasz Lelek,Jon SkeetオライリージャパンAmazon ソフトウェア開発経験の最初の段階で「一つの機能には複数の選択肢が有って、メリット・デメリットがそれぞれ有り、それらはトレードオフの関係に有り、容易には決めることができない」という事実を教えてもらえる機会に遭遇できていれば、その人はとても幸運だと思う。 先輩や上司が一方的に、「一つの確かな方法」をただ伝える、みたいな場面(それが必ずしも一般的にはそうとは言えない方法であったとしても)も多いのではないでしょうか。 どんなに設計上の意思決定ができている人でも、その頭の中では「色々な選択肢の中で悩んで、ベストではないかもしれないけど、前の前の課題に対してよりベターな方法」を選んでいる。でもその思考の過程を見せてくれる人はとても少ない。

    『ソフトウェア設計のトレードオフと誤り』を読んで、”日付や時刻”を扱うことの難しさについて考えた - Magnolia Tech
  • 『Go言語プログラミングエッセンス』を読み始めた - Magnolia Tech

    Go言語プログラミングエッセンス エンジニア選書 作者:mattn技術評論社AmazonGo言語プログラミングエッセンス』、C言語の勉強に役立つなぁ(?)— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2023年3月11日 普段、Go言語のコードを書くことは無いのだけど、ざっと読むくらいのスキルは身につけておきたいなーと思って、『Go言語プログラミングエッセンス』を読み始めた。 単に言語の仕様とか、ツールの使い方を知りたいだけならば公式ドキュメントを読んで、他の人のコードを読んで、実際に書いてみればいいのだけど、このではしつこいくらいに、「他の言語との比較」や、「仕様が決まった背景」が語られている。 変数や関数の定義の記述順に関しては、わざわざC言語の構文解析の難しさを図を使ってまで説明した上で、「一方、Go言語ではこうなっている」と説明されてとても分かりやすかった。 この

    『Go言語プログラミングエッセンス』を読み始めた - Magnolia Tech
  • 『学びの構造』を読んで、自分の学び方や、他人の学び方を見直そう - Magnolia Tech

    「学び」の構造 作者:佐伯 胖東洋館出版社Amazon TwitterのTLで見かけた、佐伯 胖さんの書かれた『学びの構造』というが気になって読んでみた。 昭和50年に発行されて、今年になっても増刷されている歴史ある1冊。 元々、学校教育の現場の人向けに書かれているみたいだけど、「学ぶことを指導する立場」の人であれば必ず刺さる内容ばかりだった。 特に第二章の”「おぼえる」ことと「わかる」こと”で語られている、「わかる」の定義は必読。 「わかる」とは「わからないところがわかる」ことだと定義し、そこから「わからない部分」に行き当たると「疑問がわき」、それが全体を統合する働きをする、という流れは非常に納得感が有った。 そう、確かに分かっていないと疑問にも思わないし、質問も出てこない。そして「分かった気になって」、やろうとしても実は理解していないから「手順通りのこと」はできても、その先ができな

    『学びの構造』を読んで、自分の学び方や、他人の学び方を見直そう - Magnolia Tech
  • 一家に一冊『詳解UNIXプログラミング 第3版』 - Magnolia Tech

    詳解UNIXプログラミング 第3版 作者:W. Richard Stevens,Stephen A. Rago翔泳社Amazon 先日、sambaのソースコードを読んだ話をブログに書いた。 blog.magnolia.tech その時に、傍に置いて参照したのが『Advanced Programming in the UNIX Environment』、邦題『詳解UNIXプログラミング 第3版』。 手元には10年前に買った原著しかなく、和訳の紙版を買おうとしたら、いつの間にかどこにも売られていなくなってしまっていた......電子書籍版は今でも入手できるけど、この手の定番書籍は紙で持っておきたいんだよなぁ。 内容は、Linuxmacos、FreeBSD、Solarisなどのシステムコールや、POSIX仕様と照らし合わせながら各OSの差異などがB5・896ページに渡って解説された凄まじい1冊

    一家に一冊『詳解UNIXプログラミング 第3版』 - Magnolia Tech
  • 『マスタリングLinuxシェルスクリプト 第2版』、こういう1冊手元に有るとずっと使える本はちゃんと買っておきたいですね - Magnolia Tech

    マスタリングLinuxシェルスクリプト 第2版 ―Linuxコマンド、bashスクリプト、シェルプログラミング実践入門 作者:Mokhtar Ebrahim,Andrew MallettオライリージャパンAmazon 令和最新版のシェルスクリプトの入門書とリファレンスがセットになった1冊。手元に置いておくと安心感ありますよね。 令和最新版なので、冒頭からデバッグしたいならVisual Studio Code がオススメ、と出てきます。 コンテナ使おうと思ったらシェルスクリプトの読み書きの出番がどんどん増えていって、コンテナに一番必要なスキルはシェルスクリプトのスキルでは?と思っている今日この頃です(違います)が、そのくらいの用途に必要な要素は全部盛り込んであり、シェルスクリプトの文法と実践的な使い方に加えて、一緒に利用されることの多いgrep、awk、sedといったコマンドの解説も併せて載

    『マスタリングLinuxシェルスクリプト 第2版』、こういう1冊手元に有るとずっと使える本はちゃんと買っておきたいですね - Magnolia Tech
  • 『ちょうぜつソフトウェア設計入門――PHPで理解するオブジェクト指向の活用』は、現代ソフトウェア開発の”知の高速道路” - Magnolia Tech

    ちょうぜつソフトウェア設計入門――PHPで理解するオブジェクト指向の活用 作者:田中 ひさてる技術評論社Amazon 予約してまで買ったものの、なかなか時間が取れず、読めていなかった『ちょうぜつソフトウェア設計入門――PHPで理解するオブジェクト指向の活用』をようやく読み終わりました。 筆者である田中ひさてるさん自身で描かれた表紙の可愛らしさからは想像もできないハードな内容なので、一気に読もうとすると「分かった気」になるだけで全然理解していなかった、ということになりがちなので、3回くらいぐるぐる読むといいと思います(そうです、この文もイラストも丸っと同じ人が書いているのです!!)。 目次 第1章 クリーンアーキテクチャ 第2章 パッケージ原則 第3章 オブジェクト指向 第4章 UML(統一モデリング言語) 第5章 オブジェクト指向原則 SOLID 第6章 テスト駆動開発 第7章 依存

    『ちょうぜつソフトウェア設計入門――PHPで理解するオブジェクト指向の活用』は、現代ソフトウェア開発の”知の高速道路” - Magnolia Tech
  • 『Linuxのしくみ』は、アプリケーションの向こう側を知るために読むべき - Magnolia Tech

    [試して理解]Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶOS、仮想マシン、コンテナの基礎知識【増補改訂版】 作者:武内 覚技術評論社Amazon 2022年も良い技術書がたくさん出版されましたが、その中でも『Linuxのしくみ』はぜひ手元に置いておきたい1冊ですね。 特に、主にアプリケーションレイヤーを主戦場としている人たちにとって、OSは各種ミドルウェアと比較すると「よく分からないもの」という存在になりがちです。しかし、OSがなければアプリケーションも動かないわけで、基的な知識としてこのに書かれているようなレベルのことを押さえておくと性能が出ない時に無闇に資源を増やす前に考えるべきことの気づきが得られます(無闇に資源を増やす、という選択肢が取れる時代になったのは、それはそれで良いことですが) 特に、前半のプロセス周りは、「sar」「taskset」など自分も今までちゃんと使ったことがない

    『Linuxのしくみ』は、アプリケーションの向こう側を知るために読むべき - Magnolia Tech
  • 設計の「why」を言語化する - Magnolia Tech

    設計の「why」を言語化できる人は強いんですよ— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2022年10月29日 っていうか、驚くくらい「why」が上手く表現できないんですよ、普通は 手順は言えても、なぜ?が言えない— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2022年10月29日 設計において、すべての決定について仔細に「なぜ、そうしたか?」を言えるべきなのだけど、これを上手く言語化できない人は多い。「このプロジェクトでは以前からそうしているから」「そうするのが当たり前だと思っていた」などなど、当に理解してないまま「設計という作業」を進めている人もいれば、上手く自分の行為を言語化できないだけの人もいる。 また、必ずしも自分が設計したことについて説明する場面ばかりとも限らない。既に存在する設計から「なぜ」を類推するしかない場面もある。他人のコードを読み取るとき

    設計の「why」を言語化する - Magnolia Tech
  • 「ベタープログラマ」を読んだ - Magnolia Tech

    原著が出てたときから割と気になっていた「ベタープログラマ」を読んだ。 全体的な感想 第Ⅰ部はコードスタイルや、不要なコードの存在、テストコードを書く話など、非常に実践的な内容が多かった。 第Ⅱ部は割と考え方というか、思想的な話になっていって、第Ⅰ部をきちんと読んで危機感を持って行動を変えられる人であれば自然とそこに到達するのでは?と思った。 まずは第Ⅰ部をしっかり読んで、自分の置かれた環境との差異や、これから行動することを書き出す、みたいな読み方をすると良い。 第Ⅲ部以降は、もう完全に生き方というか、エンジニアとしての振るまいや、哲学の話になってくるので、一気に通読する、というより少し間を置いて拾い読みしながら読み進めて行くと良いかも。 流し読みしても全然役に立たないタイプの内容なので、読書メモは必ず書いた方がいいと思うし、書かれていることが万人にとって正解、といった類いのものでもないので

    「ベタープログラマ」を読んだ - Magnolia Tech
  • 紙の技術書を開いたままコードを書く時は、クラスプクリップがおすすめです - Magnolia Tech

    紙の技術書を開いたままの状態にして、参考にしながらコードを書きたい時ってありますね。ただ、を開いた状態にしておくのが結構大変です。ブックスタンドなどもありますが、けっこう大きいし、持ち運びには向いていないです。 そんな時には、ステンレス製のクラスプ クリップがおすすめです。ペンケースにも入るサイズなので持ち運びもできます。 (写真のは、最近読んでいる『Learning Go』です) 紙の質にもよりますが、150ページくらいまでは止めておけるし、それ以上のページになれば自重で全体は開いたままの状態になるので、めくれないように手前のページを数ページ軽く挟んで押さえておけばいいだけです。 一番大きなサイズでも275円なので、試しに買えるレベルなのもオススメの理由の一つです。 ステンレスクラスプ クリップ シンプル 書類 整理 オフィス 備品 Lサイズ ステンレス製 DAS-2501 スリッ

    紙の技術書を開いたままコードを書く時は、クラスプクリップがおすすめです - Magnolia Tech
  • 『ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ』を読めばアーキテクトになれるのだろうか - Magnolia Tech

    ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ 作者:Mark Richards,Neal FordオライリージャパンAmazon とても良いだ!アーキテクチャのパターンは体系的に整理されているし、アーキテクチャを議論する上で、共通の語彙となり得る用語を解説している(コンウェイの法則や、凝集度など)。 後半は、リスクや、チームビルディング、交渉術まで多岐に渡るトピックを網羅している。 必要なことは全部書いてある...けれど、なんとなく初めてPMBOKを読んだときに抱いた感想...読み始めてからすぐに「果たしてこのに書かれている通りの考え方に沿って振る舞えばアーキテクトになれるのか?」という気持ちになりはじめたところで1章の最後の方に出てくる「ソフトウェアアーキテクチャの法則」が出てきて、「そうだよなー」という気持ちに。 ソフトウェアアーキテクチャはトレード

    『ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ』を読めばアーキテクトになれるのだろうか - Magnolia Tech
  • ドメイン知識を隠すコード、隠さないコード - Magnolia Tech

    2021/12/20追記 指摘されて気づいてしまいましたが、間違ってますね... 以前スライドを書いた時に全然気づいていませんでした 反省のために消さずに、取り消して残しておきます 「年齢計算ニ関スル法律」という法律がある。 明治三十五年法律第五十号(年齢計算ニ関スル法律) | e-Gov法令検索 とても短い法律で条文は3つしかない。 ① 年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス ② 民法第百四十三条ノ規定ハ年齢ノ計算ニ之ヲ準用ス ③ 明治六年第三十六号布告ハ之ヲ廃止ス ポイントは①で、生まれた日から起算するので法律上は1年が経過した時に1つ歳を取ることになる。つまり、誕生日の前の日の24時に年齢が加算されるので、日単位でみると誕生日の前の日にもう年齢は進んでいる、ということになる。 同じ年の4月2日生まれの人と、4月1日生まれの人とでは小学校に入学する年度が違う、というのはよく聞く話だと思う。 この

    ドメイン知識を隠すコード、隠さないコード - Magnolia Tech
  • 問題が起きた時は、問題が起きた構造に注目する - Magnolia Tech

    大きな問題が起きて、その事象だけを深掘りしていくとすごく些細なミスだったりして「なんでこんな簡単なことができない!○○すればいいだけじゃないか!」って言い出す人が出てくるんだけど、その「○○するだけ」ができなかった環境はなぜ生まれたのかって所に注目しないと結局精神論になっちゃう— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2021年9月10日 「○○すればいいだけのことをできる環境になっていましたか?」っていう問いかけが大事で、そうしないと仕組みや仕掛けに繋がっていかない— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2021年9月10日 howの話をする前に、whyの話をする前に、まず問題の構造に対する認識が合ってるか、合ってない時はまずその共通認識を作り出すことが大事だって、裏の神社で中禅寺秋彦が言ってた— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2

    問題が起きた時は、問題が起きた構造に注目する - Magnolia Tech