以前にもお奨めしていた「オープンソースソフトウェアの育て方」が書籍になったので購入して読んでみました。 内容は目から鱗です。オープンソースというものに対してとても詳細にかつ適度な厳密さをもって書いてあります。 大元の内容は著者の5年にわたるSubversionプロジェクトの開発・運営の経験が元のようです。 実際に、一人でオープンソースをやっている・やっていく人にはもしかしたらあまり関係がない本かもしれませんが、誰かとコラボレーションをしよう・誰かと議論をしたうえで何かを作っていこうとする人にはとてもとても大事なことが書いてあります。また、オープンソース開発者が見落としがちなこと・見てみぬふりをしがちなこと(例えば見た目が重要)などにも、きちんと言及しています。 またプロジェクトのリーダーや管理者が取るべきロールなどにも言及がされています。優しい独裁者・合議制などです。 一般にこのあたりは議