昨日、日本人2名を含む3名の有機合成科学者がノーベル賞を受賞しました。 報道の嵐が続いており、改めてノーベル賞の影響力の大きさを感じます。 昨日は人づてで、某テレビ局がニュースでクロスカップリング反応を分かりやすく解説してくれる人を探している、という連絡を受けました。 放送までわずかで、どうしたものか、と思い、知り合いの化学関係者に連絡を取りました。 なかなか適任の人が見つからず、最後はtwitterに投げかけたのですが、見つかりませんでした。 他局でも同様の人探しがあったようで、佐藤健太郎さんのところに依頼殺到したみたいです。 ここで、こういう突発事態が起きたときに、適切な解説者、専門家、科学コミュニケーターを紹介できるような何らかのネットワークは必要だなあと痛感した次第です。 あと、科学界は古館伊知郎をバカにしている場合じゃなくって、こういうときに資料や人を提供できないのも反省すべきな