スマートフォンを中心に、オムニチャネルやIoTなどの次世代テクノロジを通じて生み出されるデジタルマーケティング戦略。そこにはアイデアやクリエイティビティが不可欠だが、それだけでは「これまでになかった体験」を提供することはできない。ユーザーに新たなエクスペリエンスを届けるために、欠かせない普遍性や本質とは何か。 この連載では、デジタルを活用したコミュニケーション施策を発信する「コードアワード」に寄せられた作品から、デジタルマーケティングの「未来」を拓く“ヒント”をお届けする。 「コードアワード2016」において「グッド・ユース・オブ・メディア」に輝いた、久原本家グループ本社による「くばら あごだしチャレンジ」。施策のタイトルにある「あごだし」とは、「トビウオから採れるダシ」のことだ。 そのトビウオが400mの跳躍をすることにかけ、スマートフォンのみで閲覧できる「400m分のスクロール画面」を
![400m画面スクロールの“苦行”が生む体験--「くばら あごだしチャレンジ」誕生秘話](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6c18952af874b4dd578f60c4709694cbfc2590c7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2016%2F08%2F22%2Fd506f445129a751a9ee40a338173254d%2F160823_image_001.jpg)