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  • ベストセラー『土偶を読む』の反論本著者が語る検証の杜撰さ、メディアの責任 あえて『土偶を読むを読む』を出版した望月昭秀氏が伝えたかったこと【前編】 | JBpress (ジェイビープレス)

    書は『土偶を読む』を丁寧に検証しながら、竹倉氏の自由な「発想」は批判されるものではないが、「検証」があまりに杜撰で、学問的には説として到底認められるようなものではないと結論づける。さらに、竹倉氏のが、世に受け入れられていった経緯についても検証を重ねていく。 専門知識はあれど一般社会と乖離しがちな学術の世界。専門知識はなくとも影響力を持つ「識者」という存在。わかりやすい物語を欲するメディアと読者……。これらの交わり方によって、事実はときに大きく歪む。〈『土偶を読む』ブーム〉を超えて、我々は「複雑な知」とどう向き合うべきなのか──。望月氏に話を聞いた。 発想は批判されるものではないが、検証が杜撰だった ──『土偶を読む』刊行直後から、望月さんは、竹倉さんの説に疑義を呈していらっしゃいました。従来、土偶は、人間、主に女性をかたどったものだとされてきました。しかし『土偶を読む』で竹倉さんは、土

    ベストセラー『土偶を読む』の反論本著者が語る検証の杜撰さ、メディアの責任 あえて『土偶を読むを読む』を出版した望月昭秀氏が伝えたかったこと【前編】 | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2023/08/16
  • 地方紙が見せた調査報道の矜持、記者が語る静岡新聞「サクラエビ異変」の裏側 【川から考える日本】東京に搾取された富士川とサクラエビの関係 | JBpress (ジェイビープレス)

    「何のことだろう?」と気になるタイトルで静岡新聞が始めた「サクラエビ異変」が4年半の連載を閉じた。駿河湾へ注ぐ富士川流域に暮らす人々を巻き込み、行動に駆り立て、記者はさらに調査を深めて、また一歩進む。「課題解決型報道」としてジャーナリズムの世界でも注目された。その連載を担当した坂昌信記者(現在、静岡新聞清水支局長)に話を聞いた。 暴かれた国策民営会社、日軽金属株式会社の悪事 ――2018年春の漁獲減少を契機に、富士川の上流から下流にかけて起きている問題を報じていきました。第1章は「母なる富士川」として上流で問題になっている堆砂問題から始まりましたね。 「静岡新聞では編集局全員でキャンペーン連載のテーマを話し合って決めるのですが、その年はサクラエビの不漁に決まりました。 サクラエビ漁は1894年に富士川河口で、アジの船引き網漁で偶然かかって始まったとされます。現在では静岡県民のソウルフー

    地方紙が見せた調査報道の矜持、記者が語る静岡新聞「サクラエビ異変」の裏側 【川から考える日本】東京に搾取された富士川とサクラエビの関係 | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2023/06/26
    “我々は民間企業であり、行政の縄張りは関係がない。互いに乗り入れしながらやるべきだと思います。川の流れも社会問題も県境はお構いなし” /雨畑ダムの航空写真見ると土砂の堆積が本当に酷い…
  • 「ヴィジュアル系」っぽい音楽とは?ロックの基準となった五大構成要素 シーンを賑わせたBUCK-TICK、LUNA SEAらの代表曲から探る音楽性 | JBpress (ジェイビープレス)

    (冬将軍:音楽ライター) 「ヴィジュアル系」とは音楽ジャンルを指す言葉ではない——しかしながら、日のロックシーンは「ヴィジュアル系」を軸に発展してきた、と言い切ってしまっても大袈裟ではない。90年代に誕生したヴィジュアル系がなぜ多くの人に受け入れられ、「ジャパンカルチャー」となったのか。その一端となる音楽構成要素を紹介する。(JBpress) ※稿は『知られざるビジュアル系バンドの世界』(冬将軍著、星海社新書)より一部抜粋・再編集したものです。 ヴィジュアル系っぽい音楽とは何か? ヴィジュアル系とは音楽ジャンルを指す言葉ではないが、それっぽい音楽、ダークな世界観であるとか、中二病的な言葉選びといった、パブリックイメージとしての〝ヴィジュアル系の音楽〟が存在していることは間違いない。 ヴィジュアル系っぽい音楽要素は、大きく以下の5つにあると考える。 ヴィジュアル系音楽五大構成要素 ⒈ 耽

    「ヴィジュアル系」っぽい音楽とは?ロックの基準となった五大構成要素 シーンを賑わせたBUCK-TICK、LUNA SEAらの代表曲から探る音楽性 | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2022/10/25
    音楽的にはニューウェーブからパンク、メタルまで多様、ファッションもグラムやヘアメタル、NOVELA(邦プログレ)や少女漫画的なものまで様々な源流がごった煮されたジャンルのイメージ
  • 大炎上した釜ヶ崎PRブログに見るまちづくりの本質 大阪市と電通による「新今宮エリアブランディング」の失敗の研究 | JBpress (ジェイビープレス)

    (片桐新之介:地方創生コンサルタント、第6次産業コンサルタント) まちづくり、という言葉は結局何を意味するのだろう。最近はそんなことばかりを考えている。「まちの人のつながりをつくる」「産業を再生する」「賑わいをつくる」どれも正解のように見えて、正解ではないように見える。 私は現在兵庫県尼崎市の都市計画審議員を務め、かつこの6年間ほど、兵庫県の「人間サイズのまちづくり賞」という、兵庫県が市民のまちづくり活動を表彰するという取り組みの審査員を務めている。2019年度まで審査委員長を務めていた兵庫県立大学大学院(人と防災未来センター上級研究員)の小林郁雄特任教授は、兵庫県立大学大学院の教員コラムで、まちづくりの定義を以下のように定めている。 『私は、まちづくりとは「地域における、市民による、自律的・継続的な、環境改善運動」と定義している。すなわち、まちづくりとは運動である。重要なのは、「地域にお

    大炎上した釜ヶ崎PRブログに見るまちづくりの本質 大阪市と電通による「新今宮エリアブランディング」の失敗の研究 | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2021/04/23
  • 藤原ヒロシが「文春砲」を逆取材! 藤原ヒロシvs『週刊文春』新谷学・白熱対談(前編) | JBpress autograph

    それは偶然? それとも必然? ファッションとジャーナリズム。それぞれの分野に革命をもたらし、今もなお圧倒的な熱量と輝きを放ち続けるふたりのキーパーソンが、ついに出会った。ウェブマガジン『Ring of Colour』とのコラボレートでお届けする対談企画、まずはふたりが語るメディア論から。「文春砲」の是非から三島由紀夫まで、〝忖度なし〟で語り尽くす。 写真=KO TSUCHIYA  構成・文/高村美緒(Ring of Colour)、山下英介 ふたりは同学年 ──片や30年以上にわたってファッションシーンの中心に君臨し続ける、藤原ヒロシさん。片や日のジャーナリズムを牽引する、「文春砲」の新谷学さん。世間的には真逆のイメージを持たれているかもしれないふたりですが、実は1964年生まれの同学年! まさに同じ時代の空気を吸ってきたんですよね。 藤原 新谷さんは大学生時代、〝ブルックス ブラザーズ

    藤原ヒロシが「文春砲」を逆取材! 藤原ヒロシvs『週刊文春』新谷学・白熱対談(前編) | JBpress autograph
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    OKP 2021/01/13
  • 西浦博教授が語る新型コロナと政治と科学 【対談】西浦博・京都大学大学院教授×森田朗・NFI代表理事(後編) | JBpress (ジェイビープレス)

    少子高齢化と人口減少が進むわが国の社会の質を維持し、さらに発展させるためには、データの活用による効率的な社会運営が不可欠だ。一方で、データ活用のリスクにも対応した制度基盤の構築も早急に求められている。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、これまでの経済、社会のあり方は大きく変わろうとしている。 その中で、日が抱える課題をどのように解決していくべきか。データを活用した政策形成の手法を研究するNFI(Next Generation Fundamental Policy Research Institute、次世代基盤政策研究所)の専門家がこの国のあるべき未来図を論じる。 今回は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバーを務めた西浦博・京都大学大学院医学研究科教授とNFI代表理事の森田朗氏によるスペシャル対談の後編。緊急事態宣言解除の裏側や政治と科学の関わり、現在の専門家による

    西浦博教授が語る新型コロナと政治と科学 【対談】西浦博・京都大学大学院教授×森田朗・NFI代表理事(後編) | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2020/08/28
    全文ブコメ引用したくなる対談
  • 3密ではない登山を今なぜ自粛しなければならないか あなたの油断が登山インフラを破壊してしまう可能性も | JBpress (ジェイビープレス)

    4月20日、山岳4団体(日山岳・スポーツクライミング協会、日勤労者山岳連盟、日山岳会、日山岳ガイド協会)は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、「山岳スポーツ愛好者の皆様へ」として、登山やクライミング行為などの山岳スポーツを自粛するよう、共同声明で呼びかけた。 登山業界を盛り上げていく立ち位置にあり、特に登山愛好者の3協会と立ち位置の違う職業プロフェッショナルの集まりであるガイド協会が共同で声明を出したことは、新型コロナに対する業界の危機感を如実に表している。ゴールデンウィーク前に出したこのタイミングも含めて、登山者の自粛を呼びかける方法として、最適であった。 山小屋も次々と休業を決定 危機感を持っているのは、業界団体だけではない。八ヶ岳では、11月まで山小屋の休業を決めた小屋もあり、富士山も吉田口、富士宮口では全山小屋一斉に今夏の休業を決めた。皆、身を削って、決断している。山

    3密ではない登山を今なぜ自粛しなければならないか あなたの油断が登山インフラを破壊してしまう可能性も | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2020/05/01
    その通りなのだけど、そのような状況からの(医療に負担を掛けない)収束って年単位で見えてこない……
  • 台風19号での氾濫対策に「地下神殿」も貢献 東京ドーム約14杯の雨水を2日弱で排水 | JBpress (ジェイビープレス)

    2019年10月12日に伊豆半島に上陸した台風19号は、東日を中心に各地に大きな被害をもたらした。だが一方で、水害を少しでも軽減するために各地でとられている治水対策が効果を発揮した例も見受けられる。 埼玉県春日部市にある「首都圏外郭放水路」、別名「地下神殿」もその一つだ。「首都圏外郭放水路」の詳細については、以前の記事を参照してほしい。 “土木萌え”なら外せない絶景スポットがこの真下に https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56242 この足下の恐怖にあなたは耐えられるか? https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56243 首都圏外郭放水路は、付近を流れる中小5つの河川の水の一部を貯め、大型河川である江戸川に流すことによって洪水を起こりにくくし、被害を軽減するためのものだ。簡単な仕組みを図1に示す。

    台風19号での氾濫対策に「地下神殿」も貢献 東京ドーム約14杯の雨水を2日弱で排水 | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2019/10/15
  • 京極夏彦氏が一挙公開、ルビと禁則処理の法則 文字詰め、改行、記号などを整理して今のスタイルに行き着いた | JBpress (ジェイビープレス)

    2018年6月2日に東京・下北沢の書店「屋B&B」で「[京極夏彦×装丁夜話]京極夏彦の版面」というイベントが開催された。このイベントを企画したのは、装丁家の折原カズヒロさんと坂野公一さん。今回は、坂野さんがこれまでに何冊もの装丁を手掛けた作家京極夏彦さんを呼んで、版面(はんめん、はんづら)づくりの詳細を語ってもらった。 今回はその後編である。 前編はこちら http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53511 ルビを振る基準のマニュアルを作成 版面をパッと見たときに、ルビの存在はかなり大きなウェイトを占めていることがわかります。傍点よりも存在感があるわけで。難読漢字には比較的画数の多い漢字が多いです。画数の多い漢字の横にルビがあるかないかは、大きな問題になります。 さらに、ルビには位置の問題があります。肩付き、中付き、3字ルビ(1文字の漢字に3文字のルビが

    京極夏彦氏が一挙公開、ルビと禁則処理の法則 文字詰め、改行、記号などを整理して今のスタイルに行き着いた | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2018/07/13
    “追い出し、追い込み、ぶら下がりはみなさん普通に使っています。どの本にもあります。でも僕は廃止するようにしています。句読点が行頭に来ないように書けばいいだけ” すごい…
  • 野菜炒めがズブズブになってしまう人へのアドバイス こうすれば失敗しない初心者の料理(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    毎日のように料理を繰り返せば、上達の度合いは高まるだろう。だが、「たまに」となると、なかなかどうして、レシピに従ったはずなのにうまくいかない場合も多い。 料理の成功と失敗の分かれ目はどこにあるのか。 このような疑問を、前後篇で女子栄養大学短期大学部准教授の豊満美峰子氏に投げかけている。豊満氏は、栄養士や管理栄養士など、料理に関する数々の資格の持ち主。また実習教育では、大学で調理学実習の授業を受けもつほか、同大学を運営する香川栄養学園が実施する「家庭料理技能検定対策講座(料検)」対策の技術指導にもあたっている。 前篇では、料理の初心者を想定して、基的な料理への取り組み方を聞いた。「外を多くしている人は料理の上達が早い」「あまり難しく考えないことが大切」といった、初心者には希望をもてる話もあった。

    野菜炒めがズブズブになってしまう人へのアドバイス こうすれば失敗しない初心者の料理(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2015/05/22
    いい記事だ!
  • 健常者に勝った義足の陸上選手が巻き起こした議論 最先端技術による身体能力向上はどこまで行くのか | JBpress (ジェイビープレス)

    7月26日、南ドイツのウルムという町でドイツ陸上選手権が行われた。そこで、走り幅跳びの1位に躍り出たのが、マルクス・レーム(Markus Rehm)、25歳。右足が義足の身体障害者だった。つまり、身障者の選手が通常の試合に参加し、健常者である他の選手を尻目にドイツ選手権1位を物にしたのである。 ところが、その直後、いろいろな問題が勃発した。このドイツ選手権は、8月12日からチューリヒで開かれるヨーロッパ選手権の選考会でもあった。普通なら、ドイツ大会の上位入賞者がヨーロッパ大会に送り込まれる。ところが、1位を取ったレーム選手は、ヨーロッパ選手権には進めないことになった。 何故か? 彼の義足が跳躍力を大幅に上げているという疑念が持ち上がり、ドイツ陸上競技連盟が、レーム選手の派遣を認めなかったのである。 自己最高記録を次々と塗り替えた義足の選手

    健常者に勝った義足の陸上選手が巻き起こした議論 最先端技術による身体能力向上はどこまで行くのか | JBpress (ジェイビープレス)
    OKP
    OKP 2014/08/13
  • 偽ベートーベン事件、罪深い大メディアと業界の悪習慣 あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏(3) | JBpress (ジェイビープレス)

    2月11日のこと、「偽ベートーベン事件」が発生して以降、初めて朗報と言えるものを目にしました。桐朋学園大学で新垣隆君に指導を受けた学生が主体となってネットで署名が集められ、それに動かされて、新垣君自身が願い出ていた非常勤講師の辞職願いを大学側が白紙撤回したというものです。 2月11日の時点で7700人あまり、そのあとすぐに署名は8000人を超え、原稿の執筆時(2月17日)には1万7726人に及ぶ人々が新垣隆君の地位保全を求めて大学に働きかけています。 こうした事例は日音楽史上、かつてありませんでした。インターネットの普及があってこそ、とも思います。が、そこに表れる、新垣君の音楽家としての確固たる実力と、素晴らしい人格を、広く社会に誤解なく受け取ってほしいのです。 この署名は私のところにも送られてきました。このリンクです。 いま現在でも署名することはできます。 私も1票分ですが、名を連

    偽ベートーベン事件、罪深い大メディアと業界の悪習慣 あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏(3) | JBpress (ジェイビープレス)
    OKP
    OKP 2014/02/18
    このシリーズは最初から(3)だけならああも余計な反感は買わなかったのでは、とか思ってしまう。事象の解説だけならこれだけで十分だよなぁ。
  • パソコンメーカーがテレビ市場へ殴りこみ スマート化で、気がつけば日本のテレビメーカー総崩れ? | JBpress (ジェイビープレス)

    40インチでリモコンが2つ(テレビ用とゲーム用)、音声検索機能が付いている。地上波のテレビ以外に、映画ゲーム音楽をオンデマンドで楽しめる。 レノボテレビは、OSが「Android 4.0」でチップはクアルコムの「SnapDragon」を利用する。つまり、中身はスマートフォンと何ら変わらない。テレビチューナー付き大型画面のスマートフォンだ。 「スマートテレビテレビが見られるパソコンはどこが違うのか?」「いや同じです」という議論を飛び越え、テレビがスマホ化してしまった。詳しくは『明日のメディア:デジタル』で解説しているので参考にしてほしい。 「テレビ」の外側に拡大する「スマートテレビ」 マイクロソフト、インテルからグーグルに至るまで、今までのIT企業によるテレビ受信機市場への参入戦略は、テレビの外付けBOXを開発するか、家電メーカーにチップやOSを利用した完成品を販売して貰うものだった。

    パソコンメーカーがテレビ市場へ殴りこみ スマート化で、気がつけば日本のテレビメーカー総崩れ? | JBpress (ジェイビープレス)
    OKP
    OKP 2012/03/21
    昨日ようやくApple TVのアップデートをして新しいUI操作したりしたけど、改めて電源入れたらすぐ番組が見られるTVと、ネットTV系の手間の差を感じたりとか。
  • 日本の企業統治:オリンパスの闇

    (英エコノミスト誌 2011年10月22日号) オリンパスのニュースは、日のコーポレートガバナンス(企業統治)について何を物語っているのか。 「これは現代の日株式会社に関する国民投票だ」。日のカメラメーカー、オリンパスの経営トップの座から降ろされた英国人、マイケル・ウッドフォード氏は、こう憤る。 10月14日、同氏は社長就任後わずか半年で解任された。71歳になる会長の菊川剛氏は、ウッドフォード氏が日文化的慣習に従わなかったと激しく非難した。社長解任は、人が発言を許されなかった10分間の取締役会で全会一致で採決され、ウッドフォード氏は、空港行きのバスに乗れと言われた。 ウッドフォード氏は自身の解任はむしろ、菊川氏や他の役員に説明を迫った非常に高額で法外な取引に関係しているのではないかと述べている。誌(英エコノミスト)が目にした内部文書によると、菊川氏らはウッドフォード氏をはぐら

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    OKP 2011/10/26
  • あのオリンパスに「日経ビジネス」元関係者が社外取締役 日本の大手メディアはこの事件を正しく伝えたか | JBpress (ジェイビープレス)

    今週は、オリンパスの外国人社長解任をめぐる疑惑を扱ったフィナンシャル・タイムズ紙(FT紙)の記事が、断トツの1位となった。 先週末の14日、日の新聞各紙にオリンパスのマイケル・ウッドフォード社長の解任を報じる記事が並んだ。 日経済新聞: オリンパス菊川会長「文化の壁越えられない」ウッドフォード社長解職 オリンパス菊川会長「ウッドフォード氏は独断専横的」 朝日新聞: オリンパス、英国人社長を解任=在任半年で。経営手法い違い 読売新聞: 「日人と違った」…オリンパスが社長を解職 どれも、ウッドフォード社長が日の企業文化を理解できず、自分のやり方を押し通そうとしたことが原因という筋書きで、菊川剛会長の会見をそのまま報道している。 対して、FT紙ウェブ版の第1報は、ウッドフォード氏がオリンパスの企業買収に関する疑惑を示唆したというもの。 週明けの17日にJBpressが掲載したFT紙の解

    あのオリンパスに「日経ビジネス」元関係者が社外取締役 日本の大手メディアはこの事件を正しく伝えたか | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2011/10/23
  • オリンパスが露にした日本の悪い面

    (2011年10月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 今にして思うと、マイケル・ウッドフォード氏は、オリンパスの今年のアニュアルリポートで自らの失脚を予言していた。「『変化』というのはシンプルな言葉だが、その変化の実現に成功しようと思ったら、会長と極めて緊密な関係を持っていなければならない」 そのため、オリンパスの前CEO(最高経営責任者)が先週、会長の菊川剛氏に、買収に伴う評価損計上や得体の知れないアドバイザーへの手数料に13億ドルを注ぎ込んだ「恥ずべき物語」を理由に辞任を求めた時、ウッドフォード氏はどんな結果になるか予測できたはずだ。同氏は解任され、空港へ行けと言われることになった。 オリンパスは今回の出来事を、「他の経営陣との乖離が生じた」ずけずけと物を言う西洋人と、合意に基づく慎重な企業との文化的な衝突として説明しようとした。だがこれは、ほかの日企業の品位を侮辱する、つじつ

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    OKP 2011/10/21
  • オリンパス、解任のウッドフォード氏が真相を語る 実態が分からないケイマン諸島の企業に消えた6億ドル

    (2011年10月15/16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 10月14日に日のカメラ・医療画像診断機器メーカー、オリンパスのCEO(最高経営責任者)を解任された英国人のマイケル・ウッドフォード氏は、概して臆病な日の企業文化を知らないわけではなかった。 何しろ、51歳のウッドフォード氏は30年間オリンパスに勤め、欧州にある同社傘下の手術器具会社のジュニアセールスマンからトップに上り詰めた人物だ。 企業文化の刷新を目指した英国人トップ だが、今年4月にオリンパス初の外国人社長に就任してから、同氏はずっと問題にぶつかるリスクを犯していた。 ウッドフォード氏は5月に行った紙(英フィナンシャル・タイムズ)とのインタビューで、自身を「(議論のためにあえて反対意見を述べる)悪魔の代弁者」と評し、従業員が上司の意見に疑いを差し挟んだり、数十年続く商慣行に異論を唱えたりすることを恐れる組織を刷新

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    OKP 2011/10/17
  • 略奪されたコンビニの暴力的な現実 突入!この目で見てきた原発20キロ圏内(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    広い駐車場にワンボックスカーを入れた。今度も手短にお願いします。国道はパトカーが多いですから。ジローくんはそう言って、また「見張り役」を引き受けてくれた。 セブン-イレブンに歩み寄る。向かって左側の側面のガラス壁が割られていた。人がくぐれるくらいの穴があいている。 破壊されたATM、中身がぶちまけられた商品 頭を中に入れたとたん、何か邪悪な空気が気道に流れ込んできて、胃からすっぱい塊が上がってきた。それは肉や野菜が腐った匂いだった。 私は中で何が起きているか、察知した。コンビニが1軒まるごと腐っているのだ。 こういう匂いは殺人事件の取材で経験があった。私はマスクの上から頭にかぶっていた手ぬぐいを巻き、後ろで縛った。そして深呼吸して、鼻から息を吸わないようにして、中に入った。 真っ先に目に飛び込んできたのは、破壊されたATMだった。パネル画面の下の引き出しのような部分(こんな部分が隠れている

    略奪されたコンビニの暴力的な現実 突入!この目で見てきた原発20キロ圏内(後篇) | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2011/09/29
  • 大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる 履歴書23通目で入社、そこで見た仰天の企業活動とは | JBpress (ジェイビープレス)

    恥ずかしながら、私には2回、失業した経験がある。2回ともハローワークに通い、失業保険のお世話になった。 稿は、最初の失業時の体験に基づく特許の話である。私は2002年10月に日立製作所を早期退職した(その顛末は連載の最初に詳述した)。その後、半導体エネルギー研究所という会社に転職した。 失業中に、私は22の会社に履歴書を送ったが、すべて空振り。半導体エネルギー研究所は、23通目の履歴書を送った会社であり、初めて面接に到達し、そして採用された会社だ。 半導体エネルギー研究所は、半導体や液晶などの研究開発を行い、その結果を基に特許を取得し、基的にその特許の権利行使だけで利益を上げ続けている極めて珍しい形態の会社である。 仕事は刺激的で面白かったのだが、社長の山﨑舜平氏とウマが合わず、「明日から来ないでくれ」と言われ、転職してからたった半年で退職することになってしまった。その結果、2003

    大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる 履歴書23通目で入社、そこで見た仰天の企業活動とは | JBpress (ジェイビープレス)
    OKP
    OKP 2011/08/25
    下町ロケット。ちょっと前にこの記事読んで思う所があったのでより感情移入してしまうとかw
  • 大メディアも1日にして敗者となる時代が来た 優勝劣敗は情報の量ではなく「目利き力」で決まる | JBpress (ジェイビープレス)

    ボーゲン夫は、40年間、現代アートを収集してきており、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリーに寄贈されたコレクションを見れば、現代アートの足跡をたどれると言われるくらい、アート史において重要な作品を収集してきた。 この映画の中で、コンセプチュアルアートのアーティスト、リチャード・タトルが、「ハーブは、キュレーターのような嗅覚を持っている」と語っている。 キュレーターは、アートの目利きだ。作品をアートの歴史に置いてみて、どんな価値があるか見極める。 ハーブ・ボーゲン氏は「現代のアートシーンの流れで、重要だと思ったものを買ってきた」そうだ。彼にとっては、完成前の下書きも、現代アートシーンの断片として価値を持つ。 ボーゲン・コレクションは、夫のアートの知識、そして足で稼ぐ情報収集力の結晶である。 サーチでなくてセレクトの重要性 この映画を見てふと思い出したのが、エムズカンパニー(m's

    大メディアも1日にして敗者となる時代が来た 優勝劣敗は情報の量ではなく「目利き力」で決まる | JBpress (ジェイビープレス)
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    OKP 2010/12/18