国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.24(2016.11.22)を発表した。 注目記事 【FTC】FTCはOTCホメオパシー医薬品の宣伝に関する執行政策方針を発表 米国連邦取引委員会(FTC)は、「OTCホメオパシー医薬品の宣伝に関する執行政策方針(Enforcement Policy Statement on Marketing Claims for Over-the-Counter(OTC)Homeopathic Drugs)」を発表した。その中でFTCは、OTCホメオパシー医薬品の有効性と安全性の宣伝について他の市販薬と同等の基準を設けるとしている。従って、販売業者は、製品が主張している内容の裏付けとなる十分な信頼できる科学的根拠を持たなければならない。 ※ポイント:興味深いのは、FTCがOTCホメオパシー医薬品について、販売業者は症状の治療に効果があると宣伝し
2014年9月に長野で行われた一般社団法人・日本線維筋痛症学会の“子宮頸がんワクチン”セッションの会場に、医師の姿はまばらだった。大半を占めるのはメディアと被害者連絡会の関係者たち。西岡久寿樹理事長(東京医科大学医学総合研究所)による“HANS(ハンス)”についての説明に頷く記者や涙ぐむ被害者連合会の関係者らしき人たちもいる。しかし、ここから医学的なディスカッションが生じる気配はない。 2006年に誕生した子宮頸がんワクチン。原因ウイルスのHPVを発見したツアハウゼン博士はノーベル賞を受賞している(画像:JOE RAEDLE / GETTY IMAGES) 仮説に仮説を重ねて 「病気」をつくる医師たち HANSとは、14年に入ってから西岡氏らが提唱している「子宮頸がんワクチン関連神経免疫異常症候群」の略称で、子宮頸がんワクチンを接種した人に起きたと“考えられる”免疫異常を指す。痛みや疲労感
鍼(はり)の知恵を語る「蓮風の玉手箱」をお届けします。東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授の川嶋朗(かわしま・あきら)さんと、鍼灸学術団体「北辰会」代表の藤本蓮風さんとの対談の15回目です。前回のサプリメントに続いて、今回は「アロマテラピー」と「ホメオパシー」について川嶋さんが語ってくださっています。ホメオパシーについては様々な意見があるようで、川嶋さんも単に西洋医学を否定しているだけの民間人が医療として行うことには疑問を呈しています。(「産経関西」編集担当) 蓮風 サプリメントの話のついでに聞きたいのですが、「アロマテラピー」とはどういうものですか。 川嶋 漢方生薬は水で抽出しますよね。アロマテラピーというのは、湯気の方にあがってくる成分を引き出して、それを利用するものです。だから、ベースはほとんど一緒です。 蓮風 蒸留みたいなものですね。 川嶋 蒸留です。漢方薬は一部動物や鉱物が含
2015年7月8日 ホメオパシーとプラセボと悪魔と魔術師 (後編) 悪魔は自らの名前を知られると、魔術師に服従しなければならない。 世の中には人を不安にさせる正体不明のものがある。これに名前をつけることで人は少しだけ安心する。さらに仕組みや正体を知ることで、そういう不安は人に「服従」する。例えば原因不明の熱や痛みは苦しい上に不安だが、病院で診察を受けて病名がつくと、たとえ熱や痛みがそのまま変わらなくても少しだけ安心できる。これは一般の人にとって、「病名がつく」=「原因が分かる」=「対処法がある」と思えるからだろう。(※) 精神科の診察室でも、病気ではないと判断して「病名はありません」と告げるとガッカリした表情をする人がいる。「この悩み、この辛さ、この苦しみが病気でないのなら、いったい何なんだ!?」という不安や憤りや失望があるのだろうし、「性格傾向や生活習慣の問題」とは考えたくないという
2015年7月7日 ホメオパシーとプラセボと悪魔と魔術師 (前編) ホメオパシーでうつ病を治した、という論文が『精神科治療学』の2015年5月号に載っていた。その中でも、「おい、これはないだろ!」とツッコミを入れたくなった部分を紹介する。 患者は36歳の男性で、意欲低下と集中力低下を訴えている。うつ病の診断で多剤による治療を行なわれていたが良くならない。そこでホメオパシーに期待をかけて、論文筆者のもとへ来院した。 男性はこの時点で休職中なのだが、療養態度がひどい。 ビールが非常に好きで1日1000ml以上、ワイン1本、昼から飲酒している。 おいおい……、休職中だろ……。俺ならこの時点で、うつ病の診断は一旦保留にし、何よりもまずアルコール依存症だと告げて断酒を勧める。仕事を休んで好きな酒を昼から飲むなんて、仮に本当にうつ病だとしてもこんな生活で病気が治って復職できるはずがない。 この
偽医療・ニセ医学の典型「ホメオパシー」とはどのような治療方法か?その3 英国王室御用達、どっからそんな話が? ホメオパシーは全く非科学的なニセ医学であることをブログに書いてきました。引き続きホメオパシーを取り上げます。 「ホメオパシーは英国では王室も取り入れている、つまり英国王室御用達なんだ」とホメオパシーを広めているグループやホメオパシー信者さんは主張します。これは本当のことなんでしょうか?手に入る情報によれば確かにチャールズ皇太子はホメオパシーをバックアップしています⋯というか後押ししていました。 ホメオパシーは英国王室御用達って本当かよ??まずは英国御用達の定義をはっきりしましょう。英国王室の御用達は「Royal Warrent」と表現されます。御用達という言葉を使用できるのは女王陛下とご主人のエディンバラ公、そしてチャールズ皇太子です。故ダイアナさんであれ、ケイト妃であれ御用達とい
2012年10月5日第4回「統合医療」のあり方に関する検討会・議事録抜粋 ・(役職は当時) 大島座長 :独立行政法人国立長寿医療研究センター総長 大島伸一 門田構成員 :公益財団法人がん研究会有明病院病院長 門田守人 金澤構成員 :元日本学術会議会長 金澤一郎 伊藤構成員 :大阪大学大学院医学系研究科教授 伊藤壽記 ○門田構成員 羽生田先生の意見に近いのですが、今回、最初にあった表がなくなったことはよかったなと思っておったのですが、新しい資料でも統合医療がどういうものかをはっきりさせないままで表にあがっております。内容的には、前も申し上げましたけれども、日本医学会はホメオパシーに反対の意思表明をしております。ホームページ上で、そこまで言っているものが、今度も資料4として出てきたものの中に、やはりホメオパシーなど、さらに、何とか等々とでております。「など」ということで、何でもありそうなことを
JPHMA日本ホメオパシー医学協会認定ホメオパス*1の方が子宮頸がんを治したと主張されている記事のご紹介です。 『3度の離婚と8人の子を産んだ!ゴッドマザー−私が、子宮頚がんを治した方法 その2』 子宮頸がん診断の顛末はこちら 主治医は、体内記憶で有名な「池川クリニック」の池川先生 見つかった時、先生は・・・。 「子宮頚がんだねぇ〜」 「何か、意地になってることない?」 「頑張りすぎてないかい?」 「他人に対して、バリア張りすぎだね」 っと・・・。 「まずはリラックスね、リラックス」っといった感じ(笑) 「原田さんホメオパスだから、分かるよねぇ〜」←当時はまだ、原田です。 と。 先生はこんな感じ 「で、どうする?どうしたい?」 「まっ今、妊婦だからね。どうこう出来るもんじゃないし、消えるかもだから」 「経過見ようか」 「自分でレメディ飲んでみてね」 と。 笑 池川医師は子宮頸がんが
このところ小保方問題も含めて偽科学、偽医学の話がいくつも検証されるようになり、まあ要するに小保方晴子女史はインチキなのは仕方ないとして、それに近い微妙なのもたくさんあるよね、と専門家の間でしがらみなく話し合われることが増えた、というのは怪我の功名でしょうか。 で、アメーバブログで「アトピーの赤ちゃんが産まれる意味・・・」というタイトルで快調に飛ばしている東海大学卒の田中佳さんという医師の話題がFACEBOOKで盛り上がっておりましたので、興味を持ちました。 アメーバブログを直踏みすると皆様の閲覧履歴が汚れますので、不肖、この私が洋物の魚拓を用意しておきました。 アトピーの赤ちゃんが産まれる意味・・・ 田中佳先生のブログ http://www.peeep.us/1369dd5f 冒頭から突っ込みどころが満載な感じです。個人的には楽しく読めたんですけれども、いきなりお産はデトックスとか言い出し
東京都と埼玉県の男性と女性が海外渡航歴がないのにデング熱にかかった件で、いずれも東京・代々木公園でデングウイルスを保有している蚊に刺されて感染した可能性が高いとみられており、昨日(28日)に代々木公園で殺虫剤を撒いて蚊の駆除が実施されました。これを受けて巷では蚊を悪者のように見て過剰に恐れる風潮が出ています。 確かにデング熱の原因は、蚊が媒介するデングウイルスです。しかしこのデングウイルスに感染しても8割は無症状であり、それ以外も軽度の症状、例えば合併症を伴わない発熱症状が現れるだけがほとんどです。5%の感染者では重症にまで発展し、さらにごく一部では生命を脅かすこともありますが、症状が出る人と出ない人の違いは、免疫力の違いとサセプタビリティ(罹りやすさ)によるものです。 つまり、恐ろしいウイルスがいるというのではなく、恐ろしいほどの免疫低下状態があるということであり、感染する原因も自分の中
朝日新聞のホメオパシー捏造記事 検証① 朝日新聞は2014年8月5日に掲載した記事で、自らが過去に報道した従軍慰安婦の記事を詳細に検証し、ほとんど嘘だった事を認め取り下げました。また、間違った報道を繰り返し行った原因として、慰安婦を強制連行したとする吉田氏の証言を虚偽だと見抜けなかったと意図的でないとの認識を示しました。 1990年代に朝日新聞が大々的なキャンペーンでつくりだした嘘の従軍慰安婦記事による日本国民の経済的損失は莫大な金額になります。それ以上に日本人としての尊厳を深く傷つけ、国際社会から失った信頼は、はかりしれません。現在もなお国際社会では朝日新聞の捏造した嘘の歴史は独り歩きし、リアリティーを高める為に何体もの記念像が韓国政府主導で立てられ、賠償金を要求されている他、あたかも事実であるように世界各国で報道が繰り返されております。そのため海外の子どもたちは日本人であるということだ
音楽で心が癒されたり、テンションが上がったりしますが、みなさんはどんな音楽がお好きですか? 私は以前からパソコン仕事をする際、YouTubeにアップされている「Amayzing Meditation」という曲を聞きながら作業をしています。 http://www.youtube.com/watch?v=2EQR0hMFbsk 他にも、川の流れや高原で小鳥たちが語らう声とピアノの旋律が美しいだけでなく、自律神経を整えてくれるCDなども、ホメオパシー健康相談の際に利用しています。 最近お気に入りなのは、「聴くだけで心と体が安らぐ周波数528Hz」に付いているオリジナルCD。 528Hzという周波数は、キリスト教の礼拝音楽であるグレゴリオ聖歌にも使われており、副交感神経に作用するといわれています。 この周波数は、古代より伝わる「ソルフェジオ音階」に含まれる音のひとつであると考えられているそうです。
このところ小保方問題も含めて偽科学、偽医学の話がいくつも検証されるようになり、まあ要するに小保方晴子女史はインチキなのは仕方ないとして、それに近い微妙なのもたくさんあるよね、と専門家の間でしがらみなく話し合われることが増えた、というのは怪我の功名でしょうか。 で、アメーバブログで「アトピーの赤ちゃんが産まれる意味・・・」というタイトルで快調に飛ばしている東海大学卒の田中佳さんという医師の話題がFACEBOOKで盛り上がっておりましたので、興味を持ちました。 アメーバブログを直踏みすると皆様の閲覧履歴が汚れますので、不肖、この私が洋物の魚拓を用意しておきました。 アトピーの赤ちゃんが産まれる意味・・・ 田中佳先生のブログ http://www.peeep.us/1369dd5f 冒頭から突っ込みどころが満載な感じです。個人的には楽しく読めたんですけれども、いきなりお産はデトックスとか言い出し
風疹大流行 MRワクチンキャンペーン この広告 何か 言葉が足らない気がしませんか? 妊婦の風疹予防接種が先天性風疹症候群の原因という驚くべき事実なども海外では報告されています。 ほめおくん「MRワクチン いつ接種するか?」 レメちゃん「それは「今でしょ!」というわけにはいかないですよね。」 ほめおくん「え、なんでですの?」 レメちゃん「子宮頸がん予防ワクチンの過ちを繰り返さないためにも、家族の健康の安全を考えたら、MRワクチンを打つ前に、ワクチンの「添付文書」を読むことこそが「今でしょ!」ですよね。」 ▼MRワクチンで公開されている添付文書 http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/630144_636940CD1029_1_12.pdf ほめおくん「ええと・・・ 重篤な副反応・・・ ショック、アナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等
開業助産師やその支援者から「ホメオパシー」って言われる方は今でもいるとおもいます。「ホメオパシー」は助産院や自宅出産、妊娠出産の際には過去の悲しい話から学んで、「ホメオパシーを持ち込まない」という宣言のために言われるのなら別ですが。忘れないで欲しいし、知らないのなら知って欲しい「山口県でのホメオパシーによる悲劇」 まだまだ知られていないこともありますが、もしも勧める方がいた場合、きっとそこでは「英国では...」なんて言ってくることもあると思います。英国では医療と同じような位置付けだとか、英国王室も御用達みたいな話も。 お子さんに使うとか、妊娠出産時の些細なトラブルであっても、家で簡単にできるならと手を出される前に、その自分の判断が後に子どもの人生を暮らしにくくしないかとか、生命に関わらないようにしたいとか、母親が苦悩なく育児に関われるために体をどうコントロールするべきか、民間療法だから体に
11月9日、福岡で、「帯津良一『場』の養生塾」塾頭として、がんと共に生きる人々たちへ希望と生きるエネルギーを伝え続ける帯津良一氏の「博多養生塾」が、NPO法人日本ホリスティック医学協会福岡事務局の主催で開催された。講演「いのちのエネルギーを高める養生とは」と「呼吸法の実践」の2部構成で行なわれたなかで、「今後、年に1度は、貝原益軒の『養生訓』発祥の地である博多で養生塾を行なっていく」と語った帯津氏が、統合医療をどのように考え、人々に何を伝えようとしているのか紹介する。 <駿台予備校での医者を志す若者たちとの出会い> 養生塾のほかに帯津氏が大事にしていることの1つに、駿台予備校市谷校舎で19年講演を続けてきたことがある。駿台予備校は東大、京大、医学部志望者が多く集まるところで、なかでも市谷校舎は医学部志望者が集まるところだ。 そもそものきっかけは、駿台からの特別講演依頼だった。「医学部志願の
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