今日から「環境科学概論I」の担当開始。そこで,今年の陸水学会企画シンポの検討材料にするべく,1回生にアンケートを試みた。そのうちの1つの質問は「川の水をきれいにするためには,どのような方法が効果的だと思いますか。下の選択肢の中から,もっとも効果があると思うこと3つまでに○をしてください」というもの。190人から回答を得たので、学科別にまとめてみた。平均値よりも値が高めのセルは赤,低めのセルは青に着色(統計は未実施)。 人数が多いため、学部の平均値に近くなっている生物資源管理学科を除けば、学科ごとにかなりばらつく結果となった。生態は「下水道を造る」がやや多く,「ゴミを捨てない」「無りん洗剤の使用」が低い。環境問題の予防というよりは,人為的に解決を目指すことを重視する感じである。政策計画は「ヘドロ除去」「下水道」が他学科よりかなり低く,「無りん洗剤使用」「土砂の流入ストップ」「川に人手を加えな
朝日新聞の「吉田調書」捏造記事事件が大きな反響を呼びましたが、こうしたマスコミによる事実の捻じ曲げ報道は何も朝日新聞に限った事ではありません。 震災後、特に原発事故に関しては、一人の記者の思い込みによる偏見記事や煽り報道などをいやというほど目にしてきました。 そして人々の不安を増幅させ誤った認識を抱かせるこの様な手法は、実は我々の身近な話題の中でも昔からずっと行われていました。 今回、以前からmixi内で情報を発信し続けているベレッタさんが、食に関してかなり問題と思われる事案を報告されており、私自身これはもっと広く読まれるべきと判断しましたので、ご本人承諾の上、私のブログに記事を転載させていただきました(尚、体裁やリンクなどはこちらで調整させていただきました)。 (以下引用開始 ↓) 「ベレッタの斜め45度視点!」より 『著者の意図を無視して「フードファディズム」そのものの記事を書く「リテ
東日本大震災原発事故から3年半が過ぎましたが、いまだに福島県民の13万人以上が故郷を離れ、避難生活を送っています。 また、農地の復旧は進まず、作付け制限・自粛の水田が19,500ha、果樹栽培226ha、耕作放棄地は福島県の農地の約20%以上に拡大しています。 なかでも、自然の循環と生態系を守り、健康な作物と家畜を育ててきた有機農業への打撃は深刻で、食の安心安全を求める消費者や流通団体の3割が取引を中断し、有機農家の経営を追い込んでいます。この状況は、福島県だけではなく、栃木、茨城、群馬など関東地方の有機農家にも及び、福島と同様に厳しい状況に立たされています。 さらに低線量被ばく、内部被ばくなどの科学的検証が進まず、健康不安に対して何の長期的対策はとられていません。そのこともあって、「果たして福島で農業をしてよいのか」との強い懸念が、有機農家を二重にも三重にも苦しめています。 こうした中で
農業関係者(リーダー的立場)とEMについておしゃべりしました。 彼は「かつて農業でEMが話題になったが、やってみた人らがうまくいかなくて話題に出なくなり、今では農業者でEMを知る人も減った。」といいます。 これはよくわかる話でした。 北朝鮮は国家的に大々的にEMを農業に取り入れました(比嘉氏も強く指導した)が、結局失敗し、比嘉氏が言っていた「21世紀、北朝鮮はEM農業によって食糧の輸出国になる」は夢の又夢になりました。 今はそのことをサイトから削除して知らん顔をしています。 参考→ EM比嘉照夫氏の「21世紀は北朝鮮の時代」をアップしておこう http://d.hatena.ne.jp/samakita/20140220/p1 わが国でも農業用資材としてはほぼ無視されていますが、川や湖沼にEM団子を投げ込んだり、高額なEMXゴールドという清涼飲料水を何にでも効くとして売り込んでいます。 E
今朝Twitterのリストで見掛けた呟きはこちら。 どれどれと記事を見に行くと キューバ、社会主義者のための香水を開発 ホメオパシーと超純粋食品・有用細菌のラビオファム社のイザベル・ゴンザレス副社長によれば、「香水は魅力的な香りを放つ。その名称も意味が深い」。 香水の名前は「エルネスト」。もちろん革命家チェ・ゲバラの名。木とシトラスの芳香を放つ。優しい香りが好きな人には「ウゴ」も用意される。こちらはベネズエラの前大統領チャベス氏より命名。マンゴーとパパイヤの香り。 ラビオファーム社長、生物化学者のマリオ・ヴァルデス氏(フィデルおよびラウル・カストロの甥にあたる)によれば、開発にはゲバラおよびチャベスの家族の意見も取り入れたという。 「プロパガンダの意図はない。偉大な先人への報恩が目的だ」とヴァルデス氏。 直接開発を担ったのはフランス企業。しかし製造はキューバで行われる。販売はキューバだけで
いきなりだが、みなさんはポテトチップスやフライドポテトに発ガンリスクがあることをご存知だろうか。断っておくが、これはたんにジャンクフードや揚げ物が体に良くない、というようなざっくりした話ではない。 ポテトチップスやフライドポテトには有害物質が含まれているのだ。その有毒物質の名前はアクリルアミド。アクリルアミドは接着剤や塗料、紙・繊維などの仕上げ剤として工業的に使われており、人体に有害で、中枢神経麻痺を起こすことが分かっている。動物実験では発ガン性があることも確認されている。 農林水産省のホームページによれば「アクリルアミドは遺伝子を傷付ける作用を持っていることから、例えごく微量であったとしても健康に影響を及ぼす可能性を否定できないため、この量までなら食品を通して食べても大丈夫という許容量を決めることができません」という。 しかし、ポテトチップスやフライドポテトというのはたんにジャガイモを油
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